管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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ネット上に小説を発表する方法にもいろいろある、ということは以前の記事にも書きましたが、今回はその中でも自作小説サイトと投稿小説サイトについて比較していこうと思います。
結論を言えば「どちらが良いのかは“何をやりたいのか”次第」ということになるのですが…
以下、いくつかの視点から、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
結論を言えば「どちらが良いのかは“何をやりたいのか”次第」ということになるのですが…
以下、いくつかの視点から、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
- 小説UP&管理にかかる手間
- 1つの小説をUPすることにかかる手間を考えれば、断然「投稿サイト」さんの方が簡単です。
(何せ、テキスト文章を用意して投稿すれば良いだけなのですから。)
自作サイトで小説を発表するにはホームページ制作のスキルが必要で、その手の知識の習得やホームページ制作ソフトを購入するところから始めなければいけない場合も多々あります。
(あらかじめテンプレートが用意されているサーバーさんなら、ある程度手間を省けますが、投稿サイトさんよりは難易度が高いということは変わらないと思います。)
さらには自作サイトの場合、ネット環境の変化等によるトラブルにも自力で対処しなければいけないので、大変です。
(実際、管理人もブラウザ(インターネット閲覧アプリ)の違いやバージョンアップによりサイトのレイアウトが崩れるようになった等、トラブルを経験しています。)
- 集客性
- 集客力という点で見れば、利はおそらく「投稿サイト」の方にあります。
たとえば自作サイトが町中の個人商店だとするなら、投稿サイトは大型ショッピング・モール内のテナントといったイメージです。
ショッピング・モールなら、それ自体に集客力があり、そのモールの入口(投稿サイトさんで言うならTOPページ)までは放っておいてもお客様が来てくれます。
しかし町中の個人商店だと、まずはお客様に自分の店の存在を“認知してもらう”ところから始めなければいけません。
小説検索(サーチ)サイトさんに登録したり、SNSでPRしたりと、とにかく自サイトを認知してもらうべく、集客の努力が必須になります。
ただ、投稿サイトさんなら集客の努力は要らない、ということではありません。
大型ショッピング・モールでも、内部でテナント同士の競争があるように、たくさんの作品がひしめく投稿サイトさんでは、その中で作品同士の競争があります。
作品数が多ければ多いほど「埋もれる」確率も高いため「いかに自分の作品に目を留めてもらえるか」――自分の作品を「目立たせる」という努力が必要になってきます。
ただ、それでも人通りが全く無い可能性もある町中の商店よりは、人が通りかかる可能性が少しでも高いショッピング・モールのテナントの方が、集客努力は少なくて済むかも分かりません。
- 検索されやすさ
- 個人の経験の話ですが、うちの「自作サイト」の場合、まずグーグルさんに認知され、エゴサでヒットするまでに数ヶ月かかりました。
しかし、「投稿サイト」に投稿した方の小説は、UPしたその日にググって即座にヒットしました…。
(ちなみに両方とも、小説タイトルで検索しています。)
個人の小さいサイトと、大きな投稿サイトさんとでは、どうやら検索サイトさんの反応速度も違ってくるようです。
さらに言えば、個人の自作小説サイトが検索サイトさんで上位表示されるには、よほどの能力が無いと難しいかと思われます。
「ウェブ小説」やら「ネット小説」「ファンタジー小説」などの大雑把なくくりで検索してみたことのある方なら分かるでしょうが、上位に表示されるサイトは、ほとんどが投稿サイトさんや小説検索サイトさんばかりです。
ただ、そういった大雑把なくくりではなく、マニアックでピンポイントな単語で検索する読者様がいた場合は、個人の小さなサイトが上位表示される可能性もなくはないのかも分かりません。
(ただその場合、その小説自体がよほど“マニアック”で“他に無い”ものでないと駄目なわけですが…。よほどマニアックでマイナーな神話や伝説をモチーフにしているとか…。)
- デザイン・機能の自由度
- デザインや機能の自由さで言えば、圧倒的に「自作サイト」に利があります。
投稿サイトさんでもある程度デザインを選べたり、機能が選べたりするものもあるかと思いますが、それはあくまで「投稿サイトさんが予め用意したものから選ぶ」ということであり、「こんなことがしたい!」と思っていても希望が叶えられないこともあります。
また、たとえ小説の中身は違っていても、画面(デザイン)のパッと見は同じ投稿サイト内の他の小説と変わらないため「個性が無いなぁ」「つまらないなぁ」と思っている方も多いかと思います。
しかし自作サイトであれば、アイディアとスキルと工夫次第で「他のどこにも存在しない唯一無二の小説サイト」を創り上げることが可能です。
たとえば、小説本文ページ自体を、小説イメージに合わせて花柄にしてみるとか、宇宙模様にしてみるとか、羊皮紙のような柄にしてみるですとか…
小説のロゴを自作して、さらにはアニメーションさせてみるですとか…
小説内の単語をクリックすると、左横の小窓にその単語の説明が表示されるですとか…
小説本文の文章量や雰囲気を読者様がある程度カスタマイズできるようにするですとか…
モード選択で本文の文字がデコレーションされるようにするですとか…
さらにはそんな小説ページの見方をガイド動画にしてサイト内に貼り付けるですとか…
サイトとしての「個性」を出すことはもちろん、「これまでの既存の小説ではなかった“全く新しい小説の形”を創り上げる」ことさえ可能なのです。
…まぁ、そんな風に「やりたいことをやる」ためには、それ相応のスキルを身につけなければいけないんですけどね…。
ちなみに投稿サイトさんでも予め用意された機能をフルに使って工夫すれば「これまでに無いような形の小説」を作ることは(ある程度)できるかと思います。
(管理人がpixivさんに連載中の「選帝のアリス」は「ネット小説で乙女ゲームをする」ということをコンセプトに創っているのですが、当然、攻略キャラのルート選択が可能です。(そしてもちろん、隠しルートも仕込んであります。))
以上、読んでいただくと分かるかと思いますが「特別なことがしたいわけでなく、ただ普通に小説をUPしたい」というだけなら投稿サイトさんの方が断然ラクでメリットがあるかと思います。
ただ、それでも管理人が自作サイトを選んだ最大の理由を言えば、それは「そこにロマンがあるから」です。
投稿サイトさんを「家具などが予め備え付けられたデザイナーズ・マンション」にたとえるなら、自分の目指す自作サイトは「ほぼ1から自分の手で創り上げる“からくり忍者屋敷”」です。
(まぁ、さすがに壁紙や画像パーツは自作では足りないので素材集など使わせてもらっていますが。)
たとえ制作の過程が大変で、苦労もあって、出来栄えが思ったよりダサくなってしまうことがあるとしても「自分の手で、自分の“城”を創り上げる」そのこと自体に、とてつもない達成感や喜びがあるのです。
幼い頃(もしくは今でも)“ものづくり”が好きだった方、将来のためにホームページ制作スキルを身につけたいと思っている方、PCのプログラミングなどが好きな方などは、一度チャレンジしてみていただければ、面白いのではないかと思います。
…まぁ、そもそも悩むようなら同じ小説を自作・投稿の両方で発表してみればいいというだけの話でもあるのですが。
(ただし自作サイトの小説をあまりに“多機能”にしてしまうと、投稿サイトさんに移植した場合にどうしても機能劣化を起こすので、そう安易によそに移せない、というケースもありますが…。)
ただ、それでも管理人が自作サイトを選んだ最大の理由を言えば、それは「そこにロマンがあるから」です。
投稿サイトさんを「家具などが予め備え付けられたデザイナーズ・マンション」にたとえるなら、自分の目指す自作サイトは「ほぼ1から自分の手で創り上げる“からくり忍者屋敷”」です。
(まぁ、さすがに壁紙や画像パーツは自作では足りないので素材集など使わせてもらっていますが。)
たとえ制作の過程が大変で、苦労もあって、出来栄えが思ったよりダサくなってしまうことがあるとしても「自分の手で、自分の“城”を創り上げる」そのこと自体に、とてつもない達成感や喜びがあるのです。
幼い頃(もしくは今でも)“ものづくり”が好きだった方、将来のためにホームページ制作スキルを身につけたいと思っている方、PCのプログラミングなどが好きな方などは、一度チャレンジしてみていただければ、面白いのではないかと思います。
…まぁ、そもそも悩むようなら同じ小説を自作・投稿の両方で発表してみればいいというだけの話でもあるのですが。
(ただし自作サイトの小説をあまりに“多機能”にしてしまうと、投稿サイトさんに移植した場合にどうしても機能劣化を起こすので、そう安易によそに移せない、というケースもありますが…。)
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