管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
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ここ最近、急激な進化を遂げている自動生成AI。
小説の「執筆」で使おうという方はいらっしゃらないと思いますが…
(利用規約で禁止されている投稿サイトもありますし、使ってしまうと「自作品」や「オリジナル」の定義が揺らいでしまいますので。AIによる作品も可の「星新一賞」でしか使い所が無いのが現状かと…。)
小説の「執筆」で使おうという方はいらっしゃらないと思いますが…
(利用規約で禁止されている投稿サイトもありますし、使ってしまうと「自作品」や「オリジナル」の定義が揺らいでしまいますので。AIによる作品も可の「星新一賞」でしか使い所が無いのが現状かと…。)
表紙画像や挿絵に使いたいという方はいらっしゃるかも知れません。
絵を描けない人間にとって、そのメリットは言うまでもないことです。なので、ここで詳しくは語りません。
今回は逆に「知っておかないとマズい」、それを使うことの「リスク」を大きくまとめて3つ挙げていきたいと思います。
(細かなリスク(知能・技術が下がる可能性etc)を挙げるとキリがないため、分かりやすく大きなリスクだけ挙げています。生成AIは「技術の進歩」も「利用をめぐる議論」も「現在進行形」のテクノロジー。状況は日々変わっています。ここで挙げているのも「現時点での」リスクですので、油断せずに日々情報をアップデートしていくことをオススメします。←逆に、それができない方は下手に最新技術に手を出さない方が良いかも知れません…。)
絵を描けない人間にとって、そのメリットは言うまでもないことです。なので、ここで詳しくは語りません。
今回は逆に「知っておかないとマズい」、それを使うことの「リスク」を大きくまとめて3つ挙げていきたいと思います。
(細かなリスク(知能・技術が下がる可能性etc)を挙げるとキリがないため、分かりやすく大きなリスクだけ挙げています。生成AIは「技術の進歩」も「利用をめぐる議論」も「現在進行形」のテクノロジー。状況は日々変わっています。ここで挙げているのも「現時点での」リスクですので、油断せずに日々情報をアップデートしていくことをオススメします。←逆に、それができない方は下手に最新技術に手を出さない方が良いかも知れません…。)
- 著作権を侵害するリスク
-
まず最初に言っておきたいのが、AIに関する著作権ルールは現時点の日本ではまだ「未確定」だということです。
まず生成AIの利用自体、まだあちこちで「議論」している段階ですし(最近、ハリウッドでAI利用をめぐってストが起きたりしましたよね?)…
そもそも法律は「作る」だけでは不十分で、それを実際にどう解釈して適用していくのかという「判断」が必要になるのです。
その判断をするのが「司法機関」たる「裁判所」――三権分立で習いましたよね?
現状、生成AIは「学習段階」では原則、著作権侵害にならないとされていますが(※)、「利用段階(出力した作品をアップロードするetc)」では著作権侵害になることもあるとされています。
難しいのが「必ず著作権侵害になる」「必ず侵害にならない」と決まっているわけではなく、個々のケースで侵害になる・ならないが変わってくるということです。
そして「どんなケースなら侵害になるのか」――その「ボーダー」を決めるのは裁判所。
裁判にあたる裁判官の判断なのです。
その判断は、実際に裁判が起こらなければ行われません。
そして日本では、まだ生成AIの著作権侵害をめぐる裁判は起こっていません。
うっかり他者の著作権を侵害して、最初に訴えられ、「これからの判断基準のベース」に使われるのは、あなたの出力したAI作品になるかも知れないのです。
生成AIは他者の著作物を学習して、それを元に作品を生み出すものです。
「他人が著作権を持つ作品」がベースである以上、どこかでうっかり著作権侵害を起こすリスクは否めません。
(ちなみに内閣府のAI関連資料に載っている著作権侵害の判断、「創作的表現が同一または類似」「既存の著作物をもとに創作した」など、だいぶ「解釈次第」な感じです…。)
特に気をつけなければならないのは「オリジナルの作者に『著作権侵害だ』と思われること」、そしてその作者に訴えられることです。
たとえ裁判に勝訴できたとしても、裁判期間中は様々な労力を取られますし、イメージダウンのリスクもあります。
「裁判になって、しかも負けるなんてそうそう無いだろう」と思われる方も多いかも知れませんが…
著作権に関して言えば、「え?そんなことまで引っかかるの?」というようなモノが裁判になる例が、実際にあるのです。
最近の例で言うと「音楽教室での先生の演奏」が裁判で争われ、著作権料が取られるようになったケースがあります。
(厳密に言うと先生・生徒両方の演奏が争われましたが、先生の演奏だけが著作権料を取られ、生徒の演奏に関しては取られないことになったのです。)
音楽教室での演奏って、それまでは誰が疑問に思うこともなく、普通に行われていたことなんですよね…。
しかし、そんな「それまで黙認されてきたこと」が、ある日突然変わってしまうこともあるのです。
こういうことがあるので、著作権侵害については常に頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。
(※あくまで「原則」なので、当然「例外」はあります。ただし、その「例外」が具体的にハッキリ決まっていないのが現状。最近ではAIによる記事盗用問題などが発生し「学習も規制できるようになるべき」等の意見が日本新聞協会から出されています。こちらも今後どう変わっていくか分かりませんので、注視しておくべきかと。)
- 著作権で保護されないリスク
- 皆さん「他人の著作権を侵害するか否か」ばかり気にして、表裏一体のコレに気づかない方が多いようなのですが…
クリエイターにとって深刻なのが、自分が生成AIで出力した作品が「著作権保護の対象にならない」ことです。
厳密に言うなら、生成AIの作品でも著作権保護の対象に「すべき」ものはあると言われています(←ただし、これもまだ議論の段階)。
しかし、それはおそらく「時代が認める」ほどに創造性や芸術性の高い場合のみのレアケース。
9割方の作品は対象にならないと思っていた方が良いでしょう。
自分が出力して表紙画像に設定したAI絵を、他の人間に無断で使われたとしたら、普通に嫌ですよね?
しかしその行為、道義的には問題がありますが、著作権的には何の問題も無いかも知れないのです(←そこの判断も裁判所が決めることになるでしょうが)。
生成AI絵はネット上の無料素材を使うようなもの…そんな風に割り切っておいた方が良いのかも知れません。
- 炎上リスク(意見が言えなくなるリスク)
- 「法的にアウトかセーフか」ばかりを気にする人間が見落としがちなのが、人間の心情――「世論」です。
「炎上」というものは「合法か・違法か」「正しいか・正しくないか」だけで起こるわけではありません。
むしろ「気に食わない」「許せない」という感情から起こる方が多いのではないでしょうか?
生成AI絵で問題となるのは、その学習元となる「絵師」さんたちの心情です。
この問題で怒っている人、泣いている人はもちろん、既に声を上げている人たちもいます。
そんな中で生成AIを使うということは、その人々の感情を逆なでし、傷つけるということ。それにより炎上するリスクがあるということです。
あるいは炎上までは行かなくても、それを使うことでAI反対派からのイメージがダウンすることもあるかも知れません。
(絵師さんたちの間ではAI使用の「疑惑」があるだけでも炎上したりしていますので、相当にセンシティブな問題なのではないかと…。投稿小説コンテンツは元々注目度がそれほど高くないので、知名度の低い作者が「発見される」可能性は低いかも知れませんが…今後「有名になりたい」「目立ちたい」と思っているなら、そのあたりの「見られ方」を考えておいた方が良いかも知れません。)
それと重要なのが、この生成AI問題が、やがては小説分野にも及んでくる可能性です。
(実を言うと、小説投稿サイトにも既に怪しげな作品がいくつか見受けられます。今はまだ文章からして「おかしい」ので、誰も評価していませんでしたが…。)
自分の小説が学習されて「そっくりなニセモノ」が生み出された時…
あるいは出版界で生成AIの導入が進み、人間の物書きの仕事が奪われ始めた時…
既に生成AIをバリバリに使っている人間が、それに文句を言えるでしょうか?
言ったとして、まるで説得力が出なかったり、「お前がそれを言うか」で炎上したりするのではないでしょうか?
(一度炎上すると、過去の言動まで掘り返されて燃え広がるのが、最近のSNSの常です。)
「イラスト分野」で起きていることは、やがて「小説分野」にも起こり得ること。
今起きていることは「他人事」の「対岸の火事」ではないのです。
目先のことだけでなく、自分の将来まで見据えた上で態度を決めた方が良いでしょう。
【補足情報】
海外では学習元のクリエイターに対価を払い、承諾を得た上で開発している生成AIもあるそうです。
現代日本の生成AIで何が一番の問題かと言うと「クリエイターの意に反して学習されてしまっている」こと(そして類似作品が大量生成されることで、オリジナルのクリエイターに損害が発生すること)ですので、その辺りがクリアされているなら、まだ利用しやすいのですが…。
(でもその場合、利用料金が高くなったりするのかも知れませんね…。)
それと「世論」関係で言うと、電通さんの行った「AIに関する生活者意識調査」では、「AI生成作品には『信頼できる発信元からの情報で生成された』と分かるような表記を義務付けるべき」に賛同する人が54.9%、「AIが生成したものにはそのことが分かるような表記を義務付けるべき」に賛同する人が54.8%いるそうです。
(賛同者=「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」の合計です。それぞれ「どちらともいえない」が30%台いますが、「そう思わない」と「どちらかといえばそう思わない」の人はわずかです。)
「AIによるフェイク(偽情報)」と、「AI作品をAI作品と知らずに見てしまうこと」に対して警戒感やモヤモヤ感がある人は多いようですね。
<関連記事(別サイト:note):物書きのライバルが「人間」とは限らない(生成AIの現状と各小説投稿サイトの対応状況)>
追記:AIによる記事盗用問題や日本新聞協会から意見が出ている件などを追加しました。(2024年1月25日)
海外では学習元のクリエイターに対価を払い、承諾を得た上で開発している生成AIもあるそうです。
現代日本の生成AIで何が一番の問題かと言うと「クリエイターの意に反して学習されてしまっている」こと(そして類似作品が大量生成されることで、オリジナルのクリエイターに損害が発生すること)ですので、その辺りがクリアされているなら、まだ利用しやすいのですが…。
(でもその場合、利用料金が高くなったりするのかも知れませんね…。)
それと「世論」関係で言うと、電通さんの行った「AIに関する生活者意識調査」では、「AI生成作品には『信頼できる発信元からの情報で生成された』と分かるような表記を義務付けるべき」に賛同する人が54.9%、「AIが生成したものにはそのことが分かるような表記を義務付けるべき」に賛同する人が54.8%いるそうです。
(賛同者=「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」の合計です。それぞれ「どちらともいえない」が30%台いますが、「そう思わない」と「どちらかといえばそう思わない」の人はわずかです。)
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追記:AIによる記事盗用問題や日本新聞協会から意見が出ている件などを追加しました。(2024年1月25日)
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