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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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小説資料をAmazo〇さんなどの大手ネット通販で探す方、結構いらっしゃると思います。
 
しかし通販サイトでの「検索」もなかなか厄介なもので、たとえばイギリス史を調べたい時、タイトルにそのものズバリ「イギリスの歴史」「イギリス史」「英国史」というキーワードが入っている本なら検索結果にすぐ出てくるでしょうが、「薔薇の王朝」などちょっとひねったタイトルにされてしまうと、検索結果に出て来ない場合があります。
 
 
(本の表紙画像にはAmazonアソシエイトを利用しています。)

 
(通販サイトさんはカスタマーの購入情報や傾向などを蓄積しているはずですので、そういったものを分析しているAIの精度が高くなれば、ちょっとひねったタイトルのものでも検索結果に反映される可能性はありますが…。)
 
今回はそんなネット通販サイト(特にAmazo〇さん)での小説資料の探し方(あくまで管理人の経験からの話ですが)まとめていこうと思います。
まずは大雑把なキーワードから
知識を得るために資料を探しているのですから、最初のうちは知識が無くて当然です。
 
まずは漠然としたキーワードから探していくしかありません。
 
ただ検索結果は、ちょっとした単語の違いによって出て来る情報が違ってくることもありますので(たとえば「中世 ヨーロッパ ドレス」と「中世 西洋 服飾」では、同じような意味を持つ単語でも検索結果が異なることが予想されます。(その辺りもAIの精度が進化すれば今後は解消されていくのかも分かりませんが…))、結果に納得がいかない場合には少しずつ単語を変えて検索していくことをオススメします。
 
レビューは星の数より内容に注目
通販サイトさんで本を購入する場合、コメントや星の数を参考にされる方は多いと思います。
 
しかし、特に資料本に関して言えば、星の数はアテにはなりません。
 
なぜなら、そのレビューを書いた方と、今資料を探している当人の「欲しい情報」が同じとは限らないからです。
 
たとえば同じヨーロッパ史の知識であっても、特定の人物の生涯について知りたい人、貴族や爵位などの制度について詳しく知りたい人、食べ物や服飾などの文化について知りたい人など、知りたい情報は皆バラバラです。
 
たとえ、今まさに資料を探しているAさんにとって喉から手が出るほど欲しい情報が載っていたとしても、その商品のレビューをしたBさんにとって有益な情報が全く載っていない本だった場合、その評価が低めになっていたとしても仕方がないことなのです。
 
なので、レビューを見る際には、星の数やレビュアーの主観には惑わされず、コメントの中から「その本にはどんな情報が載っているのか」を見極めることが重要になってきます。
 
「役に立った」「良かった」などの主観的な感想はスルーして、単語などのキーワードからその本に掲載されている情報を推測しましょう。
 
本の詳細ページの下にある情報に注目
たとえばAmazonさんの場合、商品詳細のページへ飛んでいただくと、本の概要などの下に「この商品を買った人は他にこんな商品を買っています」という情報が出ています。
 
これが、同じジャンルの資料本を探す時に結構便利だったりするのです。
 
最初に検索ワードを打ち込んでみて、出てきた結果があまり良いものではなかったとしても、すぐに諦めてしまわずに、まずは1冊でも良いので本を選んで詳細ページへ飛び、下部の情報から別の本を探してみるのも、資料探しの方法の一つです。
 
同じ著者の別の本を探す
たとえばAmazo〇さんの場合、著者名をクリック(タップ)していただくと、その著者の書いた本が一覧となって表示されます。
 
同じ著者さんの書いた別視点からの資料が欲しい場合、あるいは検索結果で出てきた資料に在庫が無くて、似たような別の本を探したい時などにとても役立ちます。
 

 
在庫なしの本は別の形式が出ていないかチェック
資料系の専門書というものは、残念ながら、絶版になってしまったり在庫なしで入手が困難なことも多々あります。
 
そんな時はまず、別形式で同じ内容の本が出ていないかチェックしましょう。
 
たとえば欲しかった本が単行本では絶版になっていても、文庫本としてリニューアルされて出ていたり、電子書籍版が出ている場合もあります。
 
そんな「その他の形式」を探す方法ですが、Amaz〇nさんの場合には、本のタイトル・著者名・星の数の下のあたりに「その他の形式およびエディションを表示する」という項目があります。
 
その文字列をクリック(タップ)すると、他の形式がある場合にはそれが表示されるようになっています。
 
(あるいは「その他の形式および…」の文字列の下に最初から「Kindel版(←Am〇zonさんで帰る電子書籍の形式です。)」「単行本」など、複数の形式とそれぞれの値段が表示されていることもあります。)
 

 
詳細なキーワードをゲットしてから改めて検索する
「最初のうちは大雑把なキーワードから」というのを上の項目で書きましたが、最初のうちは知識が無くて大雑把なキーワードしか出せなくても、レビューを読んだり本の概要を読んだり、あるいはいくつか資料を取り寄せて読むうちに、知識が身について、もっと細かなキーワードが出せるようになります。
 
たとえば最初のうちは漠然と「ヨーロッパのあたりの歴史モノが書きたい」と思っていたとしても、だんだんと「この国の、この時代のことが知りたい」「フランスのロココ朝のあたりがいい!」などというように、調べたいものがだんだんハッキリしてくると思います。
 
そうして広く・大雑把なキーワードではなく、狭く・詳細なキーワードが出せるようになったなら、より資料が絞れるようになります。
 
その新たに得たキーワードを使い、改めて資料探しにチャレンジしてみましょう。
 
参考文献リストから辿る
本の巻末に「参考文献」の一覧が載っていることがあります。
 
これに注目している方、意外と少ないかも知れませんが、実はこれ、資料を探すのに大変役立つ情報なのです。
 
何せ、その本を書くために使った資料の「タイトル」と「著者名」がバッチリ載っているわけですから、その本と同じジャンル・傾向の話を書きたい時には、その情報を検索で打ち込んで探せば良いのです。
 
たとえそれで出てきた情報がパッとしなくても(あるいは在庫が無かったとしても)、上記にあるように関連した本や同じ著者の別の本や、在庫のある別の形式の本を探すことができます。
 
なお作者目線で言うなら、この参考文献リスト、情報源を明かすことにより著作の信頼性を上げたり(←「ちゃんと資料を調べて書いてますよ」という証明になりますので。)、万が一間違った情報を書いてしまった場合にも、それが資料に基づくものだった場合には「自分ではなく参考にした資料の方に誤りがあった」と言えるので、リスク管理にもなります。
 
(残念ながら、専門家の書いた本であっても時には誤りがあります。歴史系資料などは新たな発見がされれば旧説が覆されるのもよくあることですし…。)
 
ちなみに管理人も自分の書いた小説や雑学コラム(←小説の「おまけ」としてその時代に関する雑学コラムを時々載せていたりします。)の参考文献は一覧にして表示しています。
 
紙の本と違ってサイト画面でのリストですので、本の画像をクリックすればそのまま通販サイトさんのページに飛べるという便利仕様です(わざわざ検索画面に文字を打ち込む必要もありません)。
 
参考までに一部を載せておきます。
   ↓ 
<ファンタジー資料のリスト>


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備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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