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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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現状、AⅠで商用の画像や動画、文章等を生成するにはコンプライアンス上の「問題」があります。
 
(非商用でも、使い方次第では普通に問題があります。)
 
この問題について、前々からちゃんと「まとめ」を作ろうとは思っていたのですが…
 
いかんせん、問題が多岐に渡り過ぎ、かつ、ややこし過ぎるため、なかなか作れずにいました。
 
しかし、そうこうしているうちに、なんだか問題をまるっと無視していそう(…というより深く考えていなさそう?)な人や団体が多々現れ始め…
 
さらには、ネットに出てくる「AⅠと著作権」に関する記事で、個人的に満足の行くものが少なく…
 
(AⅠには詳しいが著作権法への理解が足りていなさそうな記事や、著作権法には詳しいがAⅠの仕組みを深く考えていなさそうな記事が多く、モヤモヤしていたので…。)
 
「一度に全部まとめようとするから出来ないわけで、小出しにして少しずつまとめて行けば、記事にできるのでは?」と考えを改めました。
 
なので、ここでは問題を「全部」は挙げていません。
 
なので「ここの問題を扱っていないじゃないか」「この視点が抜け落ちているじゃないか」というのはあるかと思いますが、少しずつまとめていきますので、おつき合いいただければ幸いです。
 
なお、ここで言う「コンプライアンス」は、狭義の「コンプラ」ではなく、令和で一般的にイメージされているであろう広義の「コンプラ」を意味します。
なので「法令遵守」のみならず「モラル」「人間の尊厳」さらに場合によっては「デリカシー」まで視点を拡げて言及する予定です(今回はあまり触れられていませんが、今後は…)。
 

【もくじ】
「AⅠと著作権」は3つの時点で問題が変わってくる
中途半端にリテラシーのある方だと「AⅠの学習は裁判で認められてるから何でも自由に生成していい」と思われているかも知れません。
 
実際、アメリカの裁判では「AⅠ学習の差し止め」を求めた裁判で、原告側が敗訴する事例が結構あります。
 
ですが…まず、ここに大きな「思考の死角」があることに、大多数の人は気づいていないのかも知れません。
 
これは、知能が一定以上無いと気づけないことなのかも知れませんが…上の文言をよく読み直してみてください。
 
気づきませんか?
 
認められたのはAⅠの「学習」であって、「生成」でも「公開」でもないという事実に。
 
少し思考を整理していただければ分かるかと思うのですが…
 
「学習」が許されたからと言って、それで「生成」することが許されたわけでも「公開」することが許されたわけでもありませんよね?
 
「絵の描き方を学ぶこと」が許されたからと言って、それで「既存作品を模倣して瓜二つな作品を作ること」が許されるわけではありませんよね?
 
さらにはソレを「自分のオリジナル作品として公開すること」が許されるわけでもありませんよね?
 
AⅠと著作権を考える際、そこには大きく分けて3つの時系列的ポイントがあるのです。
 
すなわち「学習」→「生成」→「公開」の3時点です。
 
(AⅠと著作権の3つの時系列的ポイントと、それぞれの時点で問題となる事柄)

 
どうも皆さん、ここを全部ゴッチャにして「学習が認められたのだからオールOKだろう」みたいに思ってしまっていませんか?
 
そんな風に物事を単純に考えてしまう人が、深く考えずにAⅠを扱うせいで、AⅠの不正利用が横行し、AⅠのイメージが無駄に悪くなっている気がするのですが…気のせいでしょうか?
 
そもそもそのOKな「学習」ですら、認められたのは「事業者による学習」であって、「個人が特定の情報(特に他者の著作物)を集中的にAⅠ学習させること」が認められたわけではありません。
 
そもそもアメリカの裁判で認められたからと言って、それが他の国でも通用するとは限りません。
 
(アメリカは「フェアユース」の規定がちょっと特殊な上、そもそもその「フェアユース」の適用自体「ちゃんと議論され尽くしているのだろうか?」という所がありますので…。←下の方の項目でも触れています。)
 
そもそもAⅠのルールが整備されていないからと言って、既にある「著作権法」やその他の法令が無効になるわけでも何でもありません。
 
AⅠを間に挟もうと何だろうと、著作権法違反は著作権法違反、その他、肖像権や意匠権等々も犯せば普通に訴えられるのです。
 
むしろAⅠが間に挟まった分、余計に問題がややこしくなっていると言っても過言ではありません。
 
AⅠ利用者はまず、上記の3つの時点で既存の法令に違反していないかどうかを、ちゃんと確認する必要があるのです。
 
…現実問題として、そもそもその「確認」自体、知識の無い1ユーザーにできることではない…というのはあるのですが…
 
事業者がその責任を負ってくれない以上(←下の項目でも触れています)、ユーザーの側がそれをしなければ、いざと言う時、罪に問われることになるのです。
 
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現状のAⅠで著作権侵害リスクが高い理由
ものの作り方を学ぶ時、誰もが最初は「模倣」から始めるものですし、絵の描き方なら、練習に「模写」をすることもあるでしょう。
 
ですが、明らかに「元」とそっくりなその模倣作品を「自分の作ったもの」として発表しないくらいの分別(一定以上の年齢の人間なら)誰もが持っているのではないでしょうか?
 
しかし、AⅠにその分別はありません(正確に言うなら「教えられなければ」分別を持てません。さらに正確に言うなら分別を持っていないのはAⅠというより、AⅠにそれを教えない事業者の方です)
 
たとえ生成したものが「完全アウト」な著作権侵害データだろうと「はい、どうぞ」と利用者に差し出してしまうのがAⅠです。
 
本来なら、それが法を犯していないかどうか確認する(そもそも法を犯すようなものを作らせない)のは事業者の役割だと思うのですが…
 
それを完全に放棄し「もし法令違反だったとしても、それは利用者の責任」としている事業者は存在します(…というより、そういう事業者ばかりな気が…)。
 
利用規約やガイドライン等にそういう文言をしれっと書いている事業者さん、結構いるようですが…皆さん、ちゃんと気をつけていらっしゃいますか?

さらに言えば、当初はそういう文言が無かったとしても「利用規約の改訂」でいつの間にかそういう風に変わっている…ということもあり得ます。

昨今のプラットフォーマー(特に海外事業者)はそういう「大事なお知らせ」も、ユーザーの気づきにくい場所にしれっと書いて来るところが多いですから…。
 
この現状、本当にAⅠの致命的欠陥だと思っているのですが…
 
なぜかこの問題に言及する人、あまりいないんですよね(まさかと思いますけど「気づいていない」人がそこまで多いとかじゃないですよね?)…。
 
そもそも、AⅠ生成で著作権侵害が起きるリスクを「甘く見過ぎ」な人が多い気がしてならないのですが…気のせいでしょうか?
 
AⅠの生成物には「元」となる学習データがあります。
 
ただ、その「元」からバラバラに抽出した「要素」を組み合わせて生成を行うため「元」とは全く違うものが出来上がることもあります。
 
なので利用者の中には「著作権侵害なんてそうそう起きない」と思っている人も多いのかも知れませんが…
 
「組み合わせ次第」ということは、「元」と「ほぼ同じ」ものが出来上がってしまう可能性もゼロではないということなのです。
 
イメージで例えると、100ピースパズル複数枚をバラバラにして混ぜたものから100ピースだけ選んで1枚の絵を作るとして…
 
ランダムにピースを選んでも、何百、何千、何万回に1回くらいは「元のパズルと限りなく似た絵」ができかねない…ということは、お分かりいただけますよね?
 
事業者が「オリジナルと一致率○%以上のものは生成しない」などのルールをAⅠに設けているなら良いのですが、そんなルールがあるのか自体「不透明」でユーザーには分からないことですからね…。
 
元データの種類が多ければ多いほど、オリジナルに「似た」ものが出来上がる確率は低くなりますが、元データの種類が少なければ確率は上がります。
 
100種類の絵を元にして1つの絵を生成する場合と、3種類の絵を元にして1つの絵を生成する場合…どちらが「元」と似た絵になる確率が高いか…考えなくても分かりますよね?
  
そして利用者の「プロンプト」次第でも確率ははね上がります。
 
たとえば「花」「猫」などと言った「ざっくりした指示」なら、元となるデータも膨大になるでしょうが…
 
「○○という品種の薔薇」「××という種類の猫」といった風に指示が詳細になればなるほど、元となるデータは絞り込まれ、数が少なくなっていきます。
 
よく「プロンプトに作者名や作品名、キャラクター名等を使って指示してはいけない」と言われますが、それは「そういうこと」なのです。
 
そして、たとえ特定の作者名や作品名などを指示しなくとも、元データが「偶然少なかった」等の理由でオリジナルと限りなく近いものが生成されてしまう可能性はあります。
 
さらに言えば、AⅠの中に「思い込み」が形成されてしまっている場合にも、確率は上がります。
 
たとえばAⅠの中で「変身ヒロインと言えばセーラー○ーン」「ネズミと言えば○ッキーマウス」といった「情報のヒモ付け」がされてしまっていた場合、ユーザーが単に「変身ヒロイン風の絵を描いて」と指示しても、勝手に「セー○ームーン」に酷似した絵が出力されてしまう可能性がある…ということです。
 
なお、オリジナルとどの程度「一致」した生成物ができてしまうのか…
 
「イラスト」に関しては情報が無いのですが、「文章」に関しては「一致率47%」「一致率52%」といった事例(※)があります。
 

 
ちなみに上の事例、不一致箇所についても「海外の文書」が「外国の文献」に変えられていたり「驚かせ『た』」が「驚かせ『ました』」に変えられているだけなど「一見言葉は違うが意味は同じ」ものが見受けられます。
 
これを小説等でやられてしまうと「文章表現は違うが、内容は同じ」ものができてしまう可能性もありますよね?
 
あくまで「確率」の問題ではあるのですが…現状のAⅠがそういう「ギャンブル性のある」ものだということを「知らない・気づいていない人が多い」のは、由々しき問題な気がしてなりません。
 
…そもそもの問題の根本は、AⅠ事業者にコンプラを守ろうという意識が薄そうなことなんですけどね(←下の項目でも触れます)…。
 
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著作権は著名な作品だけのものではない(なのでリスクは無限大)
どうも皆さん、そもそも勘違いされている方が多い気がするのですが…
 
著作権というものは、有名な商業コンテンツだけに付いているものではありません
 
日本のような「ベルヌ条約」に加盟している国なら、たとえ無名のアマチュアだろうと、世に作品を発表した時点で、そこには著作権が発生するのです。
 
AⅠと著作権をめぐるガイドラインや記事などで「生成されたものが既存の作品と似通っていないかどうかチェックしよう」みたいなことはよく言われていますが…
 
それを読んだ時点で自分は「え?それ、現実的に不可能でしょ?」と思ったんですよね…。
 
だって、よほど有名で「誰もが知る作品」ならともかく…
 
「ほとんど知られていないような作品」との類似性をチェックするなんて…「人間」には不可能なことだと思いませんか?
 
類似作品を作ったのが「人間」だった場合には、そもそも元となる作品を知らず「偶然似てしまった」ということも有り得ます。
 
そしてそんな「偶然の類似」については罪を問われることはありません。
 
しかし作ったのが「AⅠ」だった場合…生成のために「既存の著作物」を学習している時点で「偶然」も何も有り得ませんよね?
 
この「責任の所在」をどうすべきなのか、自分はずっとモヤモヤしてきました。
 
AⅠ事業者は利用規約やガイドライン、ポリシー等に「事業者は著作権を放棄する代わりに、ユーザーが一切の責任を負う」といった文言を盛り込むことで、その責任を逃れようとしています。
 
しかし「生成物が著作権を侵害しているか否か」ということ自体、「人間」であるユーザーには「分からない」可能性が高いのです。
 
(この世の全ての著作物を把握している「人間」なんて存在しないでしょうから…。)
 
それ(著作権を侵害しているか否か)は「元データ」と「生成物」との「照合」および「一致率の判定」が可能な「AⅠ」が判断すべきことですし…
 
事業者はそもそも著作権を侵害するような生成を行わせない、あるいは生成物が既存作品に似ていないかどうかを判定する「著作権チェッカー」を標準装備すべきなのではないでしょうか?
 
ユーザーに法令違反リスクと責任の一切を押しつけ、本来必要な機能を提供することもしていない事業者は、とても不誠実で怠慢だとは思いませんか?
 
そうして事業者が「責任逃れ」をし、ユーザーもまた「責任を取れない(そもそも法令違反リスクの意識も無い)」状態が出来上がり…
 
現在、AⅠによる著作権侵害は、その責任が「宙に浮いた」状態にあります。
 
著作権侵害のリスクだけが高まり、誰も責任を取らない・取りたがらないという、非常にマズい状況なのです。
 
自分は、利用規約やポリシーにどんな文言を書き込もうと「ユーザーにそれが不可能」である以上、責任を取るべきは事業者だと考えます。
 
(そもそも著しく不平等な規約(ユーザーには現実的に不可能な事項)を一方的に押しつけること自体、コンプライアンス違反の可能性が高いですし…。)
 
…しかしながら、現在、AⅠは海外の事業者が運営していることが多く…
 
そんな海外事業者は、その種の批判に「聞く耳を持たない」ことも多いのです。
 
昨年、某SNSで「他のユーザー」の画像さえAⅠ加工可能な機能が追加され…
 
その結果、性的加工画像が次々UPされ、問題視されましたが…
 
あの時も、各所から(個人どころでなく国レベルからさえ)批判が出たにも関わらず、プラットフォーマーの対応は鈍く…
 
「他者の」画像が加工できてしまうことが問題だと言うのに「加工できるのは有料会員に限る」という「ソウイウコトジャナイ」対応さえありました…。
 
日本に住んでいる我々は「有名企業が出しているサービスなら安心安全だろう」と思い込んでしまっている所があるのかも知れませんが…
 
海外企業は、決してそんな「きちんとした」企業ばかりではありません。
 
コンプラやモラルや社会的責任をまるっと無視した挙句、そこから発生するリスクや責任は全てユーザーに押しつける…そんな企業が、普通に有り得るのです。
 
今の時代、ユーザーは提供されるものを何も考えずに受け入れるのではなく、「おかしい」と思ったことは、ちゃんと「おかしい」と声を出さなければ、自分で自分の身を守ることすらできません。
 
そもそも「おかしい」ところが無いか…知らぬ間に不利益を被らされていないか、ちゃんと警戒することが大事なのです。
 
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「必要以上」の「学習」は「法の下の平等」に反する「権利侵害」
こういう「著作権がどうの」「コンプラがどうの」ということを書くと「それじゃ何も出来ないじゃないか」「技術の進歩を妨げるのか」という批判をしてくる人もいるかと思うのですが…
 
コンプライアンスを守りつつ、新技術を世に出すなんて、日本企業が過去普通にやってきたことじゃないですか?
 
たとえば現在、AⅠで実在する声優さんの声が勝手に使われることも問題となっていますが…
 
日本ではVOCALOIDやVOICEROIDという、実在の声優さんの声で歌唱データや文章読み上げデータが作れるアプリケーションソフトが既に普通に存在します。
 
けれどそれは声優さんたちの声を無断で使っているわけでなく、ちゃんと契約を結んで許諾を得た上で作っているのです。
 
AⅠがしばしば問題視されるのは、データ学習をデータ所有者の「許諾無く」行っているからです。
 
そもそも情報というものには、権利で保護されるべきものと、そうでない「保護対象外」のものがあります。
 
「スカイツリーの高さは634m」といったような単なる数値データや「おはよう」「おやすみ」といった、誰でも使うようなごく短いフレーズに著作権はありません。
 
しかし「絵」や「小説」あるいは「(ブログやSNS等で発表後された)日記」「記事」などは、保護されるべき著作物なのです。
 
(過去判例だとツイート(つぶやき)に著作権が認められた事例もあります。)
 
著作権の無い「単なるデータ」は誰でも自由に使える一方、「著作物」は勝手に使わないよう注意を払う必要があるのです。
 
しかしAⅠはその学習において、そもそもこの「区別」を行っていない節があります。
 
アメリカの「フェアユース」や、日本の著作権法のAⅠ学習の根拠として「公共の利益のため」という大義名分はあるのですが…
 
衣食住や医療等、生活や生命に関わるものならともかく…
 
「イラスト」や「小説」など、物理的には「無くても生きていける」娯楽のために、個人や企業の知的「財産」を犯してまで「学習」を行うのは、果たして「公共の利益」と言えるのでしょうか?
 
「絵」や「文章」は広告などの「ビジネス」にも使える…という意見もあるでしょうが…
 
それ、べつに知的財産を犯さなくても作れますよね?
 
VOCALOIDやVOICEROIDの例のように、あらかじめ許諾を得たクリエイターのデータだけ学習させて生成物を作ることは充分に可能なはずですし…
 
(実際、某AⅠ動画生成サービスは、ディズ○ーとは契約を結んでいました。太い権利者とだけ契約を結んで、日本のIP等の他の権利者とは結ばなかったダブル・スタンダードぶりが、個人的に嫌な感じではありましたが…。)
 
そもそも著作権には「保護期間」というものがあります。
 
期限切れで自由に使えるデータも、それなりに豊富にあるのです。
 
保護期間がそこそこ長いため、時代的に「古い」というのはあるかも知れませんが…
 
それこそAⅠなら、その期間切れの古い芸術作品データを「現代風」に新しく蘇らせることも可能なのではないでしょうか?
 
わざわざ「現代」の著作物を学習して著作権侵害リスクを高めずとも、著作権を犯さない範囲内で何とかAⅠ運用を行っていく方法は普通にあるはずなのです。
 
しかし事業者は、そこに知恵や工夫を使うということを、ほとんどしていない気がしてなりません。
 
著作権法が保護期間を設定して著作物を守ろうとするのには、理由があります。
 
絵や小説に限らず…何かを「一から生み出す」のと「既にあるものを真似する」のとでは、必要な能力も労力も雲泥の差なのです。
 
創作物が創ったそばから盗作され、オリジナルが日の目を見ないということになれば、誰も「一からものを生み出す」努力をしなくなります。
 
それはそうですよね。
 
だって、苦労して一から何かを創るより、人真似をする方がよほどラクで簡単なのですから。
 
しかし「真似しかできない人」に「新しい何かを生み出す能力」はありません。
 
あるいは「生み出す能力」はあっても「生み出す気力」を持たない人ばかりになれば「新しい何か」は生まれません。
 
結果、世の中は「既にあるもの」を擦り続けるだけの「変化の無い世の中」になり、文化が停滞するのです。
 
AⅠによる著作権侵害には、実はそうした「文化停滞(あるいは文化衰退・文化崩壊)」のリスクも潜んでいるのです。
 
そこも含めたリスク回避のために取るべき手段は、至極カンタン。
 
AⅠ学習を「必要最低限」なものに限れば良いという、ただそれだけのことです。
 
そもそも「自分で絵を描けないから絵を生成して欲しい」「文章を書くセンスが無いから生成して欲しい」あるいは「時間が無いから生成して欲しい」という時…
 
それが「最新」の「人気」クリエイターのものである必要があるでしょうか?
 
コンプラの都合上、特定の絵柄しか生成できない、特定の作風の文章しか生成できないというなら、それはそれで仕方のないことです。
 
(実際、AⅠ以前には多くのネットユーザーが「いらすとや」さんのイラストで満足していましたよね?)
 
そこで「他人の絵柄を盗んででも好みの絵が欲しい」「人気の作家の作風が欲しい」と言うのは、ただの「ワガママ」あるいは「人間の努力に対する冒涜」なのではないでしょうか?
 
そもそも「公共の利益」とは言いますが…AⅠ事業者ってそもそも、慈善事業団体でも何でもない営利目的の一般企業ですよね?
 
(一部、かつては非営利組織だったものもありますが、今は営利目的の企業に変わっていますし…。)
 
それが無断・無償で手に入れた知的「財産」データで「利益」を得ることが、「公共の利益」に当てはまるのでしょうか?
 
(無料で提供するサービスであったとしても、広告収入があったり、ユーザー数を得てAⅠ覇権競争で有利に立つという「金銭外の利益」を得ている場合もありますし。)
 
特定の一部企業ばかりが利益を得、一般市民や他の企業は自分の知的「財産」さえ守れず搾取されるばかりなのだとしたら…
 
そこに「法の下の平等」はあるのでしょうか?
 
ここは、もっと議論されて良い問題だと思うのですが…皆さん、そもそもここの問題に気づいてすらいないのでしょうか…?
 
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ちなみに、今回触れなかった「問題」で自分がモヤモヤしているもの(今後まとめるかも知れないもの)には以下のようなものがあります(創作やコンプライアンスに関係ないものも含みます)。
  • 創作分野でコンプラを100%クリアしたAⅠ利用は可能なのか?
  • コンプラを守るためにユーザーレベルで何ができるか?(プロンプトの工夫やAⅠポリシー公表等)
  • AⅠ事業者の責任とユーザーの責任(法的責任と社会的責任)
  • AⅠとクリエイターの尊厳
  • 「AⅠに学習されない権利」は成立し得るか?
  • AⅠによる学習(機械学習)と人間による学習の違い
  • プラットフォーム集客がAⅠに奪われる問題(投稿系サイトは今後存続できるのか?)
  • AⅠ利用者と非利用者との間で「公平性」をどう保つか?(賞レースや実力評価など)
  • AⅠ使用作品のアイデンティティー(利用割合によって「プロンプター」「原案者」「原作者」「著者」など呼称を分けるべきでは?)
  • AⅠによる「平均化」と「無個性化」が文化に及ぼす影響およびその予防策
  • AⅠ創作におけるリスク(「いつの間にか盗作」や偽情報)
  • AⅠフェイク等のマイナスイメージがAⅠ全体のイメージを悪化させている問題(健全利用者への風評被害)
  • 人間嫌いのAⅠ過激派(たぶん)によるクリエイター攻撃および煽り(あるいは「お前の物は俺の物派」のプロパガンダ?)
  • 一般ユーザーのコンプラ意識無きAⅠ利用・ノンデリ利用に対し、どう啓発していくか?
  • 「コンプラを守れ」と言いたいだけなのに、なぜか「反AⅠ」のレッテルを貼られて議論にならない問題(「コンプラを守りたくない派」の論点ずらし?)
  • AⅠが「間違ってはいないが生理的に不快」な画像等を生成してしまう理由(言語化できない人間の「感覚」)
  • AⅠ技術の限界(AⅠの学習不能領域)と「人間にしかできない創作」の可能性
  • AⅠと天然知能の違い(高偏差値脳とAⅠは親和性が高いようでいて、肝が違う)
だいたい以上のようなことにモヤついているのですが…全てに触れられるかは分かりませんし、ここではない別の場所で「まとめ」を作る可能性もあります。
 
(創作に関係無いものも入っているかと思いますので。)
 
また、項目(論点)は統合したり分割したりする可能性もあります。
 
なお、このブログは「小説の書き方」全般を取り扱うブログのため、上の項目以外のテーマに触れることもあります。


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ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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