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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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ストーリーテリングには「起承転結」が大事だというのは昔から言われていることですが、「起」「転」「結」はともかく「」って何だ?というのが、長らくの間、疑問でした。

「起」から「転」までの間の単なる「つなぎ」なのか、だとすればこの「承」では何を目標に、どんな風にストーリーを描いていけば良いのか…と。

たとえば「起」ならば「読者のハートをキャッチする魅力的な導入部」、「転」ならば「読者をアッと言わせる予想外のサプライズ」など目標が見つけやすいのですが、「承」は果たして何をすれば良いのかが分からなかったのです。

しかも「起」がプロローグ、「結」がエピローグ、「転」がクライマックスのどんでん返しと考えると、ストーリー全体の中で最もボリュームを占めているのは、どう考えても「承」なのです。

今もその答えを完全に見つけているとは言い難いのですが、これまでに何作かの小説を書いてきて気づいたことがあります。

それは「承」は「転」へ至るための「伏線」をはりめぐらせる部分なのだということ。

あるいは「承」は「起」では語りきれなかった“物語世界観”を読者に伝えていくための部分なのだということです。

実際、自作「花咲く夜に君の名を呼ぶ」などは、ほとんど伏線だけで一つの章ができあがっているという章が存在します。

(第二章 神の生まれ出づる杜 は、実は、ほぼ伏線をはるためだけに存在する章なのです。
しかも、その伏線が1つの「転」にかかっているわけではなく、複数の「転」へとつながっていくようになっているのです。)
 
たぶん「承」でいかに伏線を上手くはりめぐらせて「転」へつなげるかが物語の肝となるのかな?と個人的に思うようになった今日この頃なのでした…。


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