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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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小説投稿サイトには、様々な「数値」が表示されています。
 
ポイントブックマーク数お気に入り数ランキング順位etc…。
 
ネット小説書きさんの中には、この数値の上がり下がりに一喜一憂していらっしゃる方も多いかと思いますが… 
 
しかし、この数値…「どこまで信頼できるものなのか」考えてみたことがありますか?
 
これらの数値が「どうやって計算されているのか」「数値に表れていないものがあるのではないか」考えてみたことがありますか?
 
そこに目を向けずに「数値が全然上がらないから、自分の小説はダメなんだ…」と思い悩むのは、人生の損です。
 
「数字は嘘をつかない」と言いますが、人間はその数字を簡単に読み誤るものです。
 
数字に踊らされて精神を疲弊させないように、数値の「からくり」にちゃんと目を向けていきましょう。
 
…とは言え、各小説のポイントがどう計算されているかは、明らかにしているサイトさんもあれば、していないサイトさんもありますので、かなり読みづらいものではあるのですが…
 
とりあえず「少し考えれば分かることだけど、意外と気づいていない人も多いかも知れない」ことを、いくつか下にまとめておきます。
 
(どんなシステムも、メリットもあればデメリットもあります。ここでは記事のテーマ上、デメリットを挙げていることが多いですが、各サイトさんのシステムを批判・非難しているわけではありませんので、ご了承ください。)
 
長くなりそうですので、今回も記事を分割していきます。
 
PVはページ数が多い方が有利
その小説がどれだけ読まれたかを「PV」という形で数値化しているサイトは結構あります。
 
PVとは「ページビュー」のことで、その小説のページが合計で何回表示されたかを表しているわけですが…
 
皆様、まさかとは思いますが…総ページ数が1ページの短編と、総ページ数が100ページの長編を単純にPVだけで比較していたりはしませんよね?
 
総ページ数が1ページしかない短編を、100人の読者が(1回ずつ)読んだとしても、PVは100にしかなりません。
 
しかし、総ページ数が100ページの長編を、100人の読者が最初から最後まで(1回ずつ)読んだなら、PVは100×100=10000なのです。
 
もちろん、総ページ数が100pの長編でも、最後まで読んでもらえるとは限りませんので、単純に「×100」とはいかないでしょう。
 
しかし、読者の数が同じなら、ページ数の多い小説の方がPVで有利なことは確かでしょう。
 
そしてPVで単純比較してしまった場合、「クオリティーが高いにも関わらず、ページ数が少なくてPVが上がりにくい小説」は埋もれてしまう可能性が高いということなのです。
 
ちなみに、「1ページあたりの文字数の上限」は存在しますが、下限は(おそらく)決まっていないため(←さすがに0文字ではページ作成できないでしょうが…。)、8000字の小説を2000字×4pの小説にするか、1000字×8pの小説にするかは、書き手の自由です。
 
最近の傾向を見ていると、1ページあたりの文字数が少ない小説が増えている気がしますが…。
 
アクセス数は満足度を伝えない
PVが小説のページ数により有利・不利になってしまうなら、ユニークアクセス数(何人の読者がその小説ページを訪れたか)を見ればいいではないか、と思われる方もいるでしょう。
 
しかし、このユニークアクセスにも落とし穴があります。
 
それは、ユニークアクセス数からは「満足度」が計れない、ということです。
 
その小説を「おもしろい」と思って最後まで読んでも、「つまらない」と思って最初の数ページで切ってしまっても、1アクセスは1アクセスです。
 
話題性のある小説、奇抜な設定の小説、タイトルや「あらすじ」がキャッチ―な小説は、たくさんのアクセスを集めやすい傾向にあります。
 
また、戦略によって人を集められる作者もいます。
 
<関連記事:小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ3~
 
しかし、集まった読者の全てが、その作品を「おもしろい」と感じるわけではありません。
 
しかし、おもしろくないと感じた読者のアクセスも含めて、単純に「集まった人の数」が、ユニークアクセスには表れてしまうのです。
 
そして逆に言えば、どれほど満足度の高い小説であったとしても、集客力が低ければ、その小説は埋もれてしまうということです。
 
ビジネスの世界でも言えることですが…良い商品を作ったとしても、営業力や会社の知名度、あるいは強力過ぎるライバル企業のせいで「売れない」ことは多々あります。
 
あるいは「同じ商品なのに、パッケージやCMをリニューアルしただけで売れた」という話もよくあります。
 
「ものを売る=人を集める」ということは、それほどに難しく、商品や作品のクオリティーだけではどうにもならないことも多いのです。
 
「おもしろさ」は数値化できない
PVもダメ、ユニークアクセスもダメなら何を見れば良いのか…と思われるでしょうが…
 
結論から言えば「小説の面白さをハッキリ表せる数値指標は存在しない」のです。
 
各サイトで出している数値は、「PVが多いなら、面白いということだろう」「ユニークアクセスが多いなら、クオリティーの高い小説なのだろう」という「推測」を元に数字を「切り取った」ものに過ぎないのです。
 
そこには取りこぼされる数字もあれば、入れるべきでないのに入ってしまう数字もあります。
 
各サイトの数値・ポイントは、あくまで「目安」でしかなく、面白さを保証するものでも何でもないのです。
 
しかし…困ったことに、人は数字に踊らされるものです。
 
数値が低いものよりは高いものに手を伸ばしがちですし、特に日本人は他者の意見(特に多数派の意見)に「合わせたがる」気質を持っています。
 
「数値が高いなら面白いのだろう」という「先入観」で作品を読んだ場合、実際に「おもしろいかも知れない」と、脳が錯覚を起こすこともあるのです。
 
(「数値が高いわりには、おもしろくない(期待していたほど面白くない)」と、評価を下げる(先入観が無かったら、そこそこ面白く読めていたものが、楽しめない)パターンもありますが。)
 
結果、数値の高い小説は、より人(数値)を集め、数値の低い小説には人が寄りつかない(数値が上がらない)という、両極端なスパイラルが起きている…というのが、現在多くの小説投稿サイトの抱える問題だと思います。
 
(あるいは、その「問題」にすら気づいていない方も多くいらっしゃるのかも知れませんが…。)
 
これを打破するには、読者の「意識」を変えていくしかないのですが…実際問題、それが一番難しいことだという気もしています…。
 
(もちろん、最初から数値など気にせず「自分にとっての最高の小説」を探し求める人は存在します。しかし、それが多数派ではない、という所が問題なんですよね…。)
 


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趣味:
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好きな小説ジャンル:
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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