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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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自作サイトで厄介なのことのひとつに、ページ・デザインに必要不可欠な“WEB素材”を用意しなければならない、ということがあります。
 
ブログ等なら予め様々なデザインのテンプレートが用意されており、それを選ぶだけで良い、というパターンが多いですが、自作サイトの場合にはページのレイアウトはもちろん、ページを彩る素材も自分で用意しなければならない場合が多々あります。
 
WEB素材の用意の仕方にもいろいろありますので、今回はその辺りをまとめていきたいと思います。
素材サイトさんを利用する
インターネット上には、WEBデザインに使える素材を扱っているサイトさんも多く存在します。
 
無料で使えるものも結構ありますので「ネットで検索→そのサイトさんから素材をダウンロード→ダウンロードした素材をサイト制作に利用」すると良いでしょう。
 
ただし、サイトさんによっては「18禁のコンテンツを扱うサイトでは利用できない」「商用利用不可」等の規制を設けているところもあります
 
自分が作ろうとしているサイトの種類をよく考え、各素材サイトさんの利用規約をよく確認した上で利用しましょう。
 
素材集を利用する
世の中にはデジタルな画像素材をテーマごとにまとめた「素材集」という便利なものが存在します。
 
書店のPC・ネット関連あたりのコーナーに置いてあることも多いですし、ネット書店でも売っています。
 
お値段はそれなりにしますが、プロのデザイナーさんが作っているものですのでクオリティーは高いです。
 
ただし、これに関しても様々な利用規約がある場合があります
 
できれば書店などで利用規約のページを確認した上での購入をオススメします。
 
ちなみに、自分がサイト制作に利用させていただいている素材集を、こちらに一覧でまとめてあります。
    ↓
WEBデザインに使える素材集
 
気になる方は是非ご覧になってみてください。
 
WEB素材を自作する
フォトショップなどの画像加工ソフトがあれば、自分で素材を自作することも可能です。
 
絵を描くセンスが無くても、たとえば文字キーボードの「*(アスタリスク)」を加工してお花っぽくしてみたり…

 
黒い背景の上に大きめの黄色い円と小さめの黒い円を重ねて三日月を作ってみたり…

(「ぼかし」効果をプラスすると、さらに雰囲気が出ます。)

 
2色の正方形を2つずつ用意して互い違いに配置することで「市松模様」を作ったり…

(これはさらにフォトショのフィルタ効果でわざと色ムラをつけています。)

 
実際、自分もサイト開設初期の頃は自作素材だけでサイトを作っていました。
 
…まぁ、簡単なデザインしかできなかったり、美的センスが求められたりはしますので、難易度は高めですが…。

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管理人の自作小説サイト「言ノ葉ノ森」には独自機能として“小説カスタマイズ機能”があります。  



カスタマイズ機能の案内動画(youtube)
 
各小説によってカスタマイズの内容は違いますが、ルビ(ふりがな)の有無や小説の雰囲気、装飾の有無や文章量などを、ある程度、読者様の好きに選んでいただけるという機能です。

具体的にはこんな感じで
  ↓


小説本文ページのメイン・ロゴとメニューバーの下の右下あたりにカスタマイズ・ボタンが付いており(赤丸で囲ってあるところです)、クリック(タップ)することでレベルの強弱やルビのON/OFFをいじれるわけです。


   ↑
(メニューバーの「ビジュアルガイド(本文の見方)」から飛べるガイドページにも図入りで操作方法が書いてあります。)

(ちなみに「ファンタジーレベル」の強弱というのは物語中に出てくるファンタジーな知識のマニアック度(用語解説の内容や、「ウンディーネ」がただのカタカナだけか「波の下にいる者」と書いて「ウンディーネ」と読ませるか、「千夜一夜物語(=アラビアンナイト)」のルビが「せんやいちやものがたり」か「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」か…etc)が変化するだけです。本当はもっと変化をつけたかったのですが、パターンによってあまりに内容が変わってしまうのも不公平かと思い躊躇したので…。)
   
需要があるかどうかは別として、とりあえずネット上で他にこんな機能をつけている小説サイトさんは見たことがありませんので、今のところ世界で唯一「言ノ葉ノ森」だけがやっているネット小説史上初のオリジナル機能と言って良いのかも知れませんが…
   
(ちなみに何故こんな実験的なことをやっているのかと言うと、理由はいろいろあるのですが、長くなるのでまた別の機会に語ろうと思います。…と言うか、別ブログなどでは既にちょっと語っていたりしますが。)
  
このカスタマイズ機能、実は、PC上級者しか使えないような難しい方法で作っているわけでも何でもなく、ホームページ制作をちょっと学んだ人間なら作れる、非常にシンプルな技術でできているのです。

(ただし、その分、手間と時間は結構かかります。あと、何より地道な作業を淡々とこなす精神力が…。)
  
方法としては、まずルビの有無や文章の雰囲気などパターン違いのページをカスタマイズ分けした分だけ作ります。

たとえば上の「夢見の島の眠れる女神」の場合、ルビの有無とファンタジーレベルの強弱により、同じ章を全部で4パターン作る必要があります。

次に、その4パターンのページを「リンク」を使って繋げていきます。
リンクとは、インターネットのサイトでよくある「文字やボタンをクリック(タップ)すると別のページや同じページ内の別の箇所へ移動する」機能のことです。

「言ノ葉ノ森」のカスタマイズ機能では、この「リンク」をカスタマイズ用のボタン(上の例で言うなら「ファンタジーレベル」の横の「強・弱」のボタンや「ルビ(ふりがな)」の横の「ON・OFF」のボタン)に設定して、カスタマイズボタンをクリックすることで、パターンの違う別ページへ移動するようになっている…というだけの話なのです。

図にすると、下のような感じです。
  ↓


1つのページにつきパターン違いの2つのページへのリンクが設定されています。

どのパターンからどのパターンへリンクを繋ぐのか、というのがビミョウにややこしいのですが、難しければ予め図を描くなどしておけば多少はラクになる…かも知れません。

あと、この機能、リンクをミスすると「ルビをONしたはずなのにルビが付いていない」とか「ファンタジーレベルをいじったはずなのに、ルビの方が変わってる」ということになりますので、アップロード後のセルフチェックが必須です。
  
それと注意して欲しいのが、リンクは何もカスタマイズだけではなく「次のページへ進む」や「前のページへ戻る」にも付いているということです。

「ルビ有で読み進めていたのに、次のページへ移動したら急にルビがなくなった」というのでは読者様にとって不便過ぎます。

なので「次のページへ」をクリックしたら同じパターン(カスタマイズ)の次ページへ飛ぶよう、ちゃんと同じパターン同士の前後の章をリンクで繋ぐ必要があります。

(さらに「言ノ葉ノ森」の場合、左サイドの小窓にも「もくじ」が表示できるので、その「小窓用もくじ」もちゃんとパターン(カスタマイズ)別に用意してあります。)
 
そんな感じで作っていますので、つまりは全13章の小説をカスタマイズ別4パターンで作るとしたら、13×4で全部で52のページを用意し、各ページをそれぞれリンクで繋いでいくことになるわけです。
 
ちなみにこの「パターン別に複数ページを作る」作業、最初のうちは全パターンを同時に並行して作成していたのですが、その作業量に耐えられなかったのか、PCが強制終了してそれまでのデータが飛ぶ、ということが数回ありました…。
 
なので現在は同時に開くのは最大でも2パターンまでとし、開いては閉じ、閉じては開き…で作業しています。
 
ちなみに「言ノ葉ノ森」各小説のカスタマイズ内容は下記のようになっています。
(「選帝のアリス」は自作サイトではなく投稿小説(pixivさん)のため、カスタマイズはありません。ただしルビとルート(攻略キャラ)選択と用語解説ページへのリンクはあります。)

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自分が「創作系WEBサイトを創ろう」と思い立ち、まず行ったことは、
  1. 必要な知識を収拾・吸収する
  2. サイトのアイディアをラフスケッチや図に起こしながら、デザインコンセプトを決める
  3. デザインコンセプトに合った素材集め・素材制作
といったことでした。

 

1.の「必要な知識」にはWEB制作の知識はもちろんのこと、それに加えて著作権関係の知識も収集しました。
著作権については、要らぬトラブルを避けるためにも、自分の作品の権利を守るためにも、ある程度の知識は把握しておいた方が良いかと思ったので、2~3冊程度ですが図書館で専門書を借りたりして勉強しました。

 

2.の「アイディアをラフスケッチする」というものですが、これはとあるWEBサイト制作関連本に「実際に創る前にサイトのデザインを大雑把にでも紙に描きだしておいた方が良い」ということが載っていたので、それを実践してみたのです。
そしてこの2.の過程で、何となくデザインコンセプトを「癒やしの森」にしようというのが決まりました。

 

3.の素材というのは「言ノ葉ノ森」のWebページの背景(壁紙)に使っているような、ホームページ用の素材パーツのことです。
無料素材を提供してくださる〝素材制作サイト〟様が存在する他、素材入りCD-ROMが付属している「素材集」が本屋さん等に売っていたりします。

 

そんなわけで、とりあえずは〝森〟をイメージしたデザインをラフスケッチし、その後、そのイメージに合った無料の素材をネット上で探してみたのですが…実はこの過程がすごく大変でした。

 

様々な素材サイト様を巡ってみたのですが、なかなか「これだ!」というようなイメージピッタリのものは見つからず…(まぁそれは、素材を探す前にデザインのイメージをカッチリ固め過ぎたがゆえの失敗なのですが…)、結局大部分の素材を〝自作〟する羽目になりました。

 

しかも、CGのスキルをそれほど持っているわけでもなければ機材も無い(ペンタブレットはもちろんマウスですら使っていない)ので、画用紙に色鉛筆で動物の絵を描くという、ひどくアナログな手法で前準備をするという謎の状態に陥りました。
(そんなわけで「言ノ葉ノ森」のTOPページやAboutページProfileページなどの端にチョコチョコいる動物の絵は、ほとんどが、自分がスケッチブックに描いたものをスキャナで取り込んでPCで補正・彩色・効果を追加したものです。(一部、素材集から引っ張ってきたアニマルも時々いますが。))

 

そんなこんなで実際のところ、前準備だけでもけっこう時間がかかってしまったのですが、1つ反省点を挙げるとすれば、「デザインコンセプトをカッチリ決めてしまってから素材を探す」のではなく、「まず使えそうな素材を見つけてからそれを元にデザインコンセプトを固めて」いけばラクだったのに…と思います。
まぁ、「言ノ葉ノ森」は元々、他の小説サイト様と比べても(多分)オリジナル機能が多過ぎて、どうしても既製の素材では間に合わない部分が多々あるので、仕方ないと言えば仕方ないのですが…。

この記事はファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」の隠しページ「WEB制作悪戦苦闘日記」の記事のひとつを加筆修正したものです。

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ブログ等とは違い、ホームページはサイトの構造も自分で考えていかなければいけません。

入口であるTOPページがまず最初にあって、メイン・コンテンツ(小説サイトであれば小説本体)のページ、メール・フォームのページ…等々、どんなページを作り、どんな構造(どんな順番・レイアウト)でつなげていくのかを自分自身で考えなければならないのです。

なので、自分もホームページ「言ノ葉ノ森」を作る際、まず紙にざっとホームページの構造を図にして書き出して「どんなページを作ろうか」と考えることから始めました。

ちなみに「言ノ葉ノ森」をだいたい下記のようなページで構成されています。
  ↓


TOPページ

ホームページ全体の入口ページであり、「言ノ葉ノ森」では全体の「もくじ」にあたるページでもあります。
About
そのホームページがどんなホームページなのかを案内する「総合案内」のページです。
いくつかのページに分かれており、サイトマップサイトの見方参考文献の他、注意事項や禁止事項などもここに載せてあります。
Profile
管理人の自己紹介ページです。ちょっとした仕掛けがあります。
Mail
管理人と連絡を取るためのメール・フォームがあるページです。
メール・フォームは忍者ツールズさんのツールをお借りしています。
アンケート
小説の感想やホームページの利便性などをお聞きするアンケート・フォームのページです。
LINK
素材サイトさんや小説検索サイトさんなど利用させていただいているサイトさんへのリンクを貼っているページです。「言ノ葉ノ森」のリンク・ポリシーやリンクの貼り方などもここに載せています。
小説もくじページ
各小説ごとのもくじページです。内容案内や各小説ごとの参考文献ページ、用語解説一覧へのリンクもここにあります。
小説本文ページ
小説本文です。一定のまとまりごとにページを分けています。ページ下部の「戻る」ボタンで前のページへ「もくじ」ボタンで小説もくじページへ「進む」ボタンで次のページへ、そして左サイドの小窓に表示できる「もくじ」で好きなページへジャンプできます。
ビジュアル・ガイド(ページの見方)
小説本文ページなどの機能を図解で案内しています。

AboutやMailやLINKなどのサイトの根幹となるような(?)ページは、学生時代、インターネットに初めて触れるようになった頃にめぐっていた様々なサイトさんのうろ覚えの記憶から「確かこんなページがあったなぁ」という感覚で作っています。

(もちろん、自分なりのアレンジは加えていますが。)

ぶっちゃけこういったメイン・コンテンツと関係ないページは、実際に見てくれているユーザー様がいるのかどうかも分からないですし、管理人にとってもメイン・コンテンツのページと違ってモチベーションの上がらないものだと思いますが、ユーザー様と管理人との連絡手段であったり、注意事項や禁止事項など、大切なことも多々ありますので、たとえ面倒でもきっちり作っておく必要があると思います。

ちなみに自分の場合は「モチベーションの上がらないものなら、モチベーションが上がるように工夫しよう!」という考えの元、ページに様々な「しかけ」を施しています。

(ナビゲーション・マスコットのフキダシ内セリフがカーソル位置により変わるなど。←動作確認はPCのみですので、タブレットやスマホで機能するかどうかは分かりません。)

興味をお持ちの方はぜひ一度遊びに来てみてください。


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管理人プロフィール
HN(ハンドル・ネーム):
津籠睦月(つごもりむつき)
職業:
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
趣味:
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
好きな小説ジャンル:
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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