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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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書きたい小説があるのに、どうしても上手く書けない・筆が止まる(キーボードを叩く手が止まる)という、いわゆる“スランプは、人間なら誰でも陥りかねない現象です。
 
そんなスランプ状態に陥った時、どうすれば再び小説を書けるようになるのか――その方法を知っていれば、スランプになったからと言って過剰に焦ることも苦しむこともなく、冷静にスランプ脱出へ向け行動を起こしていけるはずです。
 
とは言え、物書きといっても執筆スタイルメンタル・マネジメント方法も人それぞれ違っているでしょうから、万人に通じる方法というものは存在しないと思います。
 
ですので、今回ご紹介するのは、あくまで管理人の個人的な経験に基づく“スランプ脱出法”――星の数ほどあるかも知れないスランプ克服メソッドのうちの“1つ”、ということになります。
 
ですが、それでも管理人と同じタイプの物書きさんには充分役立つ内容でしょうし、そうでなくても何かの参考やヒントにはなるかも知れません。
 
…ということで、実際過去にひどいスランプを経験した管理人が、その期間中に何をしてきたのか、どうやってスランプを克服したのかを、以下にまとめてみました。
無理に書こうとしない
まず大切なのは、スランプになった時に無理して執筆しようとしないことです。

かつて実際にスランプに陥った時、管理人は自分の書くもの全てが拙く、くだらない文章に見えて、かなりモチベーションが落ちていました。

そんな時にそんな状態のまま無理に文章を書いていっても、自分の文章の下手さに嫌気が差して、ますます落ち込むばかりの悪循環にしかなりません。

スランプ中は“インプット期間”と心得る
ならば「文章を書く」代わりに何をすれば良いのか――。

答えは簡単。ひたすら「文章を読め」ば良いのです。

「書く」ことはできなくても「読む」ことならできます。

小説が駄目なら、マンガでも図鑑でも資料本でも良いのです。
あるいはアニメでもドラマでも雑学クイズ番組でも良いのです。
後々、自分の小説の糧となるような知識を、ひたすらに蓄えましょう。

できるなら「後学のために勉強する」という切迫感を持って読む(観る)より、一人の読者・視聴者として“楽しみ”ながら、自然と知識を身につけていけることが望ましいと思います。
「好きこそものの上手なれ」のことわざがあるように、人間イヤイヤ学んだことより、楽しんで身につけたものの方が数倍役に立ったりしますので…。
 
ちなみに自分の場合、当初はべつに意識して知識をインプットしていたわけではありませんでした。
ただ単に「それしかできなかったから」インプットしていただけです。
ですが後になって、その時身につけた知識やメソッドが、確実に現在の自分の執筆の“基礎”になっていることに気づかされたのです。
 
「小説を書く」というアウトプット(出力)作業をするためには、先にそのために必要な知識や技術をインプット(入力)しておく必要があるのだということ――スランプに陥るのは、そのインプット量が充分でないからで、スランプ期間というものはそのインプットを行うための大切な期間なのだと、今の自分はそう思っています。

執筆メソッドを組み直す
スランプ期間は、自分の執筆スタイルを見つめ直すチャンスでもあります。

上手く書きなくなったということは、現在の自分の執筆スタイルあるいはメソッド(方法)に「無理がある」のかも知れません。
ここで一旦立ち止まって、それまで自分が「どういう風に、どういう手順で」小説を書いていたのかに意識を向けてみてください。
 
また、世の中には「小説の書き方」や「文章の書き方」などのハウツー本や、ベストセラー作家が「どういう風に小説を書いているか」というインタビュー記事など、執筆メソッドを組み立てるのに役立つ知識がいろいろ存在しています。

もちろん前述の通り、執筆スタイルが十人十色な以上、読んだハウツーの全てが役に立つわけではありませんが、参考にはなるはずです。
そして「自分に合っている」と思える執筆メソッドを見つけたら、それを真似れば良いのです。
 
ちなみに自分の場合、単純に「小説の書き方」のメソッドだけを探していたわけではありません。
「小論文の書き方」「わかりやすい文章の書き方」「人に伝わる文章」等々…一見「小説」と直接関係のないタイトルの本や記事でも、読めば小説に“応用”できるものは、意外とあるものです。
また、小説家でなく漫画家やドラマのプロデューサーのインタビューなどでも、メンタル・マネジメント的なことや読者(視聴者)との向き合い方など、やはり参考にできる部分はあったりします。
 
「小説」という狭いカテゴリーの中だけで探さずに、様々な可能性を考えて広く知識を求めれば、それまで見つからなかった問題解決方法が、意外とアッサリ見つかったりすることもあるものです。

スランプ中でもネタはメモする
「どうせ書けないから」と言って、良いネタを見つけたり、良いアイディアを思いついても何もせずにスルーするのはもったいなさ過ぎます。

その時は「忘れない」と思ったアイディアも、人はいつの間にか日常の雑多な記憶に紛れ込ませて忘れてしまうものです。

たとえ小説という形にできなくても、ネタやアイディアは書きとめておきましょう。
それは後でスランプを抜けられた時に役立つかも知れませんし、書き貯めたネタ帳やアイディア・メモを眺めているうちに「書きたい」というモチベーションが上がってきて、スランプ脱出のきっかけになるかも知れません。

小説という“形”に縛られずに文章を書いてみる
スランプ中、自分が文章を一切書いていなかったかと言うと、そうではありません。
「小説」は書いていませんでしたが、「日記」や「散文」や「アイディア・メモ」という形で文章は書いていました。
(あと、学校のレポートやゼミ発表用のレジュメなども…。)
 
「上手く書こう」という気負いも何もなく、多少失敗したからと言って小説執筆の時のように凹むこともなく、気楽に書いていた文章――これらもまた、文章スキルを上げ、スランプ克服につながる大事な一歩一歩になっていたように思い
ます。
 
そして何より自分がスランプを抜ける決定的なきっかけとなったもの――それは、PCでノベル・ゲームを作れる無料プログラムを知って「何か作りたいなー」と何の気なしにゲーム用シナリオを書いたことでした。
ゲーム用の“シナリオ”なので、書いたものと言えばキャラクターの会話だけ、「(かぎカッコ)」の外の文章はほとんど無いようなモノでしたが、それを書いている時にハッと気づいたのです。

「自分、ストーリーが書けているじゃん!」と。
 
それは長いストーリーの中の一場面を切り取っただけのシナリオでしたが、その台詞回しのクオリティーはスランプに陥る以前の自分が書いてきたものとは雲泥の差と言って良いほど劇的に変わっていました。
 
今になって振り返り分析してみると、おそらくはスランプ期間中に“小説”という枠に囚われず、様々な知識・技術を貪欲に吸収したこと、散文やレポートなど、それまでに書いてこなかった様々なスタイルの文章に挑戦してきたことで、自分の中の“引き出し”がいつの間にか膨大に増殖していたのが原因かと思われます。
 
(ちなみにその時作ろうとしていたゲームというのはGAIN〇Xさんの「プリンセス・メ〇カー」のような育成シミュレーション・ゲーム(育成対象に様々な「おけいこ」や「お仕事」をさせて、各パラメーター値の変化で性格も変わり、結末も変わっていく、みたいな…。)でした。普通はノベル・ゲームを作るためのプログラムなのですが「ランダム変数があるなら普通にSLGも作れるよね」という感じで…。正直、当初はシナリオより、見よう見まねで既存ゲームと同じようなシステムを自作プログラムで組めるというのが楽しくてやっていた感じです。結局、シナリオが“昔の電話帳並み”に膨大になってきて中断せざるをえなくなりましたが…。)
こうして考えてみれば、スランプ期間とは決してマイナスなものではないのかも知れません。
 
それは自分の殻を打ち破るための壁であり、必要な試練だったのかも知れません。
 
…まぁ、それはそのスランプに上手く対処できるかどうかにもかかっているのかも知れませんが…。
 

 
関連記事>自分なりのメソッドを作ってスランプ予防
 

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