[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
小説投稿サイトの中には、その小説の評価を「5つの☆のうち、☆いくつなのか」で付けられるものもあります。
(「小説家になろう」さんや「カクヨム」さん、「ツギクル」さんなどが、この形式です。)
しかし、この☆での評価システム、2つの見方が存在するということに、どれほどの方が気づいていらっしゃるでしょうか?
どちらの見方で見るかにより、その小説に対するイメージはガラッと変わりますし、物書きさんの受け止め方も変わってくるはずです。
その「2つの見方」とは…
まず1つは「全てを加点」と考える見方です。図にすると下のようになります。
↓
たとえばミシュランのグルメガイド(←コレは5つ星ではなく3つ星が最高)や5つ星ホテルの評価などは、星1つ(シングルスター)だけでも獲れれば「大したもの」ですよね?
つまりは前者の「全て加点」方式で評価されているのです。
本来であれば、☆5つの評価形式は、全てがこの前者のパターンであろうと思われます。
しかし、最近は「違う使われ方」もされてきています。
たとえば、Amazonさんなどのネット通販サイトでの星の評価は、後者のパターンの方が多い気がします。
ネット通販サイトのレビューで☆1つの場合、書いてあるのは大概、不満やクレームですよね?
☆を1つでも付けなければ不満も書けないから…という理由もあるかとは思いますが…
この手のレビューが増えるに従い「☆1つは低評価(マイナス評価)」という「イメージ」も、徐々に増えてきている気がします。
しかし、上にも書いた通り、本来の☆5つ評価は「全てが加点方式」なのです。
評価の形が☆であることや、たとえ☆1でもポイントが付くことから見ても、運営さんは前者の考えだということが窺えます。
(そもそも、作者の心が折れるようなマイナス評価の仕組みを、用意しているとは考えづらいので…。)
しかし、全ての読者がそう考えているとは限りませんし、全ての物書きさんがそう捉えているとも限りません。
結局のところ、☆1評価が「他の小説に比べて頭1つ分抜けているよ」という+1評価なのか、「つまらない。読んで損した」という-2評価なのか…それは、付けた当人にしか分からないということです。
(一緒にレビューが付いていれば、そこから推測することはできるかも知れませんが…「小説家になろう」さんの場合は、☆の評価とレビューが「バラバラ」の仕組みになっているため、同時に来たとしても「本当にこのレビュアーが☆の評価もしたのか」確証が持てません。)
そもそも「全てが加点方式」だとしても、その評価の考え方は、人によって異なります。
「アマチュアなのだから、このレベルなら充分☆5つだろう」と、簡単に☆5つをくれる方もいれば、「おもしろいが、まだまだ甘い。ノーベル文学賞の足元にも及ばない」と☆1つの方もいることでしょう。
後者のような辛口採点の方にとって、☆5つは「無人島にたった1冊持っていけるとしたら、これを選ぶ」というレベルの本にしか付けないものなのかも知れません(その場合、有名な文学賞の受賞作でさえ☆5にならない可能性が高いです)。
あるいは「クオリティー的には素晴らしいと思うが、主人公やヒロインが自分の好みと違う」「自分の萌える要素が入っていない」「そもそも好みのジャンルじゃない」という理由で☆を割り引く方もいるかも知れません。
(当たり前の話ですが、作品と読者の好みがマッチしているかどうかは「クオリティーや努力の問題」ではなく「運や巡り合わせの問題」ですので、どうにもなりません。むしろ、そんな風に好みが違っていても☆を獲れるなら「すごいこと」です。)
つまり☆5つの評価制度というのは、そんな「基準も定かでない(読者の匙加減ひとつ)」上に、そもそも「見方が2つある」とても曖昧で困った仕組みなのです。
何よりも困ってしまうのが、そんな「どう見たら良いのか分からない☆の数」で、小説の「読む・読まない」を決める読者がいるであろうということです。
読者の全てが前者の評価パターンで☆を見てくれているなら、それほど問題はありません。
(それでも、☆が多くないと読まないという方はいらっしゃるかも知れませんので「全く問題無し」とはいきませんが…。)
しかし、もしその読者が後者の評価パターンで☆を見ているなら…、☆の数が平均3以下だったなら、その時点で「なんだ、この小説は平均以下のレベルなのか」と、その小説をスルーされてしまう危険があります。
(おそらくは上のような理由から、現在、☆5評価式のサイトのほとんどが、平均ではなく総合(足し算)で評価を出していたり、平均評価は存在しても「見えづらい場所」に表示しています。「全て」のサイトがそうというわけではありませんが…。)
個人的には、5つの☆で評価させる仕組みより、1つの☆を「付けるか・付けないか」だけで決める仕組みの方が、誤解を生まず、読者の「評価基準の違い」による不公平や不運を生むこともないので、良いと思うのですが…。
(☆5方式で、「評価に対する評価」も存在しない現在のやり方では、「いい加減な評価(最後まで読まずに適当に評価するetc…)」や「恣意的評価」「悪意による故意の低評価(←ただしこれは、☆5を後者の見方で見ていることが前提)」を防ぐ術もありませんし…。)
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
もし更新が滞ったり、コメントくださって返事がなくても「あぁ、仕事が忙し過ぎて時間が無いんだな」と気長にお待ちいただければ幸いです。
和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」
魔法少女風ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」
異世界召喚ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」
児童文学風ファンタジー小説「夢の降る島」
乙女ゲーム風ファンタジー小説「選帝のアリス」
(pixiv投稿小説)
恋愛SSオムニバス「まるで純度の高い恋の結晶のような…」
歴史恋愛短編オムニバス「恋愛群像ヒストリカ」
青春SSオムニバス「青過ぎる思春期の断片」
自作RPG転生小説「囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!」
恋愛ファンタジー小説「囚われの皇妃の回想」
ファンタジーSSオムニバス「英雄群像ファンタジカ」
恋愛SSオムニバス「政略結婚を前提に恋愛しています」
ファンタジー長編オムニバス「宝玉九姫の生存遊戯」
- HN(ハンドル・ネーム):
- 津籠睦月(つごもりむつき)
- 職業:
- 社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
- 趣味:
- 小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
- 好きな小説ジャンル:
- ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
- 備考:
- 漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
オリジナルのWEB小説サイトを運営しています。
猫好きです。
HPにも小説内にも気づけばあちこちに猫が…。
サーバーダウン等だとTwitterにしか情報が上がっていないこともある…という教訓から、目ぼしい(というか自分の使っている) #Webサービス の #公式アカウント をリスト化しました。
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
(一覧は「メンバー」から見られます)#小説投稿サイト #ブログサービス #まとめリストhttps://t.co/aiPkZXNSSk
⚡️ "各種Webサービス不具合・変更情報etc"
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
各種Webサービスの不具合やサービス変更・終了関連の情報を放り込んでいくモーメント(Tweetまとめ)です。 気づいたものしか入れていません。#webサービス #不具合 #情報 #サーバーダウン #サービス終了 #変更https://t.co/vFVOFFIsZM
?? "小説サイト「言ノ葉ノ森」の軌跡"#自作サイト #サイト制作 #小説サイト #webデザイン #ウェブ小説https://t.co/0jKvWBOnW7
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) June 11, 2020