管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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サイト開設当初、自分にはロクな画像加工技術も無ければWEBデザイン用の素材集も持っていませんでした。
なので、当時のWEBページを見るとかなり“へっぽこ”なデザインとなっています。
なので、当時のWEBページを見るとかなり“へっぽこ”なデザインとなっています。
とは言え、さすがにずっと“へっぽこ”なままでは恥ずかしいので、少しずつ画像加工のスキルアップを図ったり、素材集を買い集めたりして、少しずつデザインの向上を目指してきました。
それはWEBページの基本的なレイアウトです。
これまでネットやPCの一ユーザーとして個人的に思ってきたことなのですが…バージョンアップだの大規模メンテナンスだのアップデートだのの後に突然これまで慣れ親しんできたレイアウト(特にメニューボタンや重要項目の位置)をがらっと変えられてしまうと、戸惑ったり、使いづらく感じるということ、よくありませんか?
例えばWordやExcel、Internet Explorerでも、バージョンが少しでも違うとレイアウトが全然違っていて、自分と異なるバージョンを使っている親などに「ここ教えて」と言われても、まず自分がそのバージョンを把握するところから始めないと教えられない…そんなことが結構あります。
レイアウトを変更する側にとっては「今までとこんなに変わった!」というのが一目瞭然で気持ちイイのかも分かりませんが、デザイン性は重視せずただ機能を使えさえすれば良い人間にとっては、ハッキリ言ってどうでも良く、むしろまた各機能の場所を把握し直さなければならないので面倒くさいだけです。
(まぁ、変更前のレイアウトがあまりに使い勝手が悪過ぎて、変更後に素晴らしく便利に変わると言うなら、変更もやむなしだと思いますが…。)
(まぁ、変更前のレイアウトがあまりに使い勝手が悪過ぎて、変更後に素晴らしく便利に変わると言うなら、変更もやむなしだと思いますが…。)
自分自身がそんな風に思ってきたので、自分でサイトを創ろう、となった時にも「デザインは変えてもレイアウトは基本的に変えない」という方針を最初から決めていました。
なので「言ノ葉ノ森」の開設当初のTOPページと現在のTOPページを見比べていただくとご覧の通り、基本的な部分はほぼ変わっていません。
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また、これは各小説のページ・レイアウトにも言えることで、デザインは変えても基本的なレイアウト(左サイドに用語解説フレーム、ロゴの下にパンくずリスト&HELPのメニューバー、メニューバーの右下にカスタマイズ変更ボタン)は全て一緒です。
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(児童文学風ファンタジー小説「夢見の島の眠れる女神」本文ページ上部)
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(異世界召喚系ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」本文ページ上部)
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(ファンタジー・ラブコメ小説「魔法の操獣巫女(マジカル・ビーストテイム・シャーマン)エデン」本文ページ上部)
これは共通のレイアウトを使うことにより、どの小説を見ていただいても読者様がスムーズに機能操作できるように、という工夫なのです。
細かなことかも知れませんが、こうやって少しでもユーザー様の利便性を図っていくことが、いわゆる“ユーザー離れ”を少しでも防ぎ、サイトに繋ぎとめることになるのではないか…そんな風に思っているのです。
(ちなみに「魔法の操獣巫女エデン」については章(Episode)ごとにデザインの変わる仕様ですが、やはりレイアウトはほぼ同じです。)
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(「魔法の操獣巫女エデン」Episode2本文ページ上部)
ちなみに(サイト開設当初画像以外は)各画像をクリックしていただくと、そのページへジャンプします。
(異世界召喚系ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」本文ページ上部)
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(ファンタジー・ラブコメ小説「魔法の操獣巫女(マジカル・ビーストテイム・シャーマン)エデン」本文ページ上部)
これは共通のレイアウトを使うことにより、どの小説を見ていただいても読者様がスムーズに機能操作できるように、という工夫なのです。
細かなことかも知れませんが、こうやって少しでもユーザー様の利便性を図っていくことが、いわゆる“ユーザー離れ”を少しでも防ぎ、サイトに繋ぎとめることになるのではないか…そんな風に思っているのです。
(ちなみに「魔法の操獣巫女エデン」については章(Episode)ごとにデザインの変わる仕様ですが、やはりレイアウトはほぼ同じです。)
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(「魔法の操獣巫女エデン」Episode2本文ページ上部)
ちなみに(サイト開設当初画像以外は)各画像をクリックしていただくと、そのページへジャンプします。
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小説を書くための〝資料〟と言っても、その種類は様々で、マニアックでディープな資料から、初心者にもオススメな広く浅い資料までいろいろあります。
なかなか思うような資料が見つからずにお困りの方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな資料の探し方のうちで、特に「他の人が書かないようなディープな知識を書きたい!」「マニアックな情報が欲しい!」「〝本格的〟なモノが書きたい!」と思っている方向けの資料の探し方を、自分の実体験を元にご紹介していきます。
ズバリ、タイトルにもある通り、答えは〝テーマを絞って〟ということなのですが、どういうことなのかと言うと「マニアックな知識を得たいなら、大雑把な歴史や文化を当たるのではなく、1つの物や人に絞って探していけ」ということです。
例えば中世ヨーロッパの宮廷ロマンス風ファンタジー小説を書きたいなら「西洋服飾史」や「西洋建築史」あるいは「紅茶の歴史」などを調べていくと、貴婦人のドレス、宮殿の部屋割りや内装、お茶会の作法など、ただ歴史を調べただけでは出てこない様々な知識を得られます。
(もちろん資料の内容にもよりますので、モノによっては「欲しいのはソコじゃないんだけどな‥」という感じで欲しい知識が載っていない可能性もあります。)
あるいはマリー・アントワネットやロシアの女帝エカテリーナ、ハプスブルクの皇妃エリザベートなど、実在した女性の伝記や物語を探っていけば、当時の貴婦人たちの姿や人生を、より詳細にリアルに知ることができます。
さらに、それでもまだ物足りないという場合は、服飾関係なら、さらに細かいパーツに分けて、レースの歴史や帽子の歴史、靴の歴史など調べていくと、面白い知識が得られるかも知れません。
資料は文献だけに留まらず、テレビの教養番組やクイズ番組、雑学コーナーなどで思わぬ知識に出会うこともあります。
(ちなみに自分はNHKの「美の壺」や「歴史秘話ヒストリア」、TBSの「世界ふしぎ発見」や「世界遺産」などが結構好きです。)
なので、常日頃からアンテナを張って役立ちそうな知識をキャッチしやすくしておくと、何かと便利かと思います。
(新聞のテレビ欄に目星い番組を見つけたら、とりあえず予約録画しておく習慣をつけるなど‥。)
ちなみに自分が和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」の時に調べたディープなテーマは「花の名前の由来」「地名の由来」「名字の由来」「茨城の歴史(風土記)」「古代の村(発掘調査の資料)」「古代の都(藤原京など)」「日本の服飾史」「刀剣の歴史」「はにわ」「古墳」「古代の装飾品(特に鏡)」「神道」「神社の衣食住」「祝詞」「古語(東国なまり)」などなどです。
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ファンタジー小説と言えば、世界観などの設定の中に、例えば〝魔法〟であったり〝異能〟であったり〝異世界〟であったり〝異種族〟であったりと、〝今のこの世界とは違う何か〟があることが特徴であり、魅力であると思います。
ですので当然、ファンタジー小説を書くためには、それなりの設定を作り込まなくてはなりません。
そして、その設定の出来により、作品のクオリティーも左右されてしまいます。
ここで一つ問題となってくるのが、設定作りにおいて「オリジナルで創るか・知識を使うか」ということです。
あるいは「どこまでをオリジナルにして、どこから知識を使うのか」という比率の問題でもあります。
これは結論を言うと、作者が自分の得意分野やスキルを見極めて決めるべき問題です。
資料調べが得意なら既存のファンタジー知識の比率を多くし、独創的なアイディアを出すことが得意ならオリジナル設定の比率を高めれば良いのです。
既存知識を活かすなら、例えばこの世界には神話や伝説・叙事詩などの古くから伝わるファンタジックな物語、海賊や中世の騎士、ヨーロッパ宮廷のお姫様など、ファンタジー作品に出すのに丁度良い〝歴史的要素〟が山のように存在します。
ですから、小説の舞台として使いたい時代・国(あるいは神話・伝説)に目星をつけ、深く掘り下げて調べていけば、そのリサーチの結果として自然と世界観の設定が出来上がっていくのです。
ただし、それが既にファンタジー小説の舞台として〝使い古された〟ものである場合、〝魅力〟や〝新しさ〟を出すためには、「ちょっと違った目のつけどころ」での資料調べや、他の人がまだ掘っていないようなレベルでの「より深い掘り下げ」が必要になってくるかと思います。
また以前の記事でも書いた通り、読者の側は「そこまでディープな知識を求めていない」場合もあるので、小説に盛り込む知識の取捨選択や、「基礎知識の無い読者にも分かりやすく」書く工夫が必要になってきます。
オリジナル設定の比率が高いなら、そこまでディープに資料を調べる必要は無いかも知れません。
また、オリジナルには「他の作品にはないオリジナリティーや斬新さを出しやすい」という長所があります。
また、オリジナルには「他の作品にはないオリジナリティーや斬新さを出しやすい」という長所があります。
ただし、オリジナルにはオリジナルの難しさがあります。
まず、〝自分の頭の中にしか存在しない概念〟を〝自分ならぬ他人〟である読者に理解してもらうためには、それなりの〝説明スキル〟が必要となります。
それにオリジナルだからと言って自由に創り過ぎると、リアリティーの全く無いグダグダな世界観になりかねませんので、世界に矛盾や破綻が無いよう、気をつけて、慎重に設定していかなければなりません。
また、物語に登場する国(国家制度や機関、地名、歴史等も含めて)、文化、言語、職業、魔法等特殊能力の全てをオリジナルで設定していくというのは、逆に「資料を調べて固有名詞をちょっと書き換えるだけ」より、よほど大変な作業です。
また、オリジナルで勝負するという場合でも、既存の知識を〝隠し味〟的にちょこっと混ぜ込むと、結構良い感じにリアリティーが出ることがあります。
なので、それぞれのメリット・デメリット、作者の得意・不得意をよく考え、オリジナルと既存知識のバランスを上手くとって設定を創っていくのがベストなやり方なのかなぁ、と思っています。
ちなみに津籠の作品で言うなら「花咲く夜に君の名を呼ぶ」が既存知識比率多め、「夢の降る島(夢見の島の眠れる女神)」がオリジナル要素多めとなっています。
(ちなみにスキルUPのためにあえて、そういう両極端な設定の作り方をしています。)
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
小説を書くにあたって〝アイディア〟が重要だということは、以前の記事でも取り上げましたが、この〝アイディア〟には、どうやら閃きやすい場所や条件があるらしいのです。
例えば、11世紀の中国の官僚で「唐栄八大家」の一人・欧陽脩(おうようしゅう)という人が「文章を練るのに良い場所(昨今ではしばしば「良いアイディアを閃く場所」という意味でも使われています。)」として「三上(さんじょう)」というものをあげています。
三上とは「馬上」「枕上」「厠上」の3つ、すなわち「(馬に乗って)移動中」「(枕の上で)横になっている時」「トイレ」のことです。
(現代では馬に乗って移動する人はそうそういないでしょうから、何か別の乗物での移動中ということになるかと思います。ただし、車やバイクや自転車などを運転中に別のことに頭を占領されるのは事故の元ですのでオススメできません。アイディアを練るなら電車やバスやタクシーなど、自分が運転する必要のない乗物の時にしましょう。)
もちろん、これが全ての人間に当てはまるとは限りませんが、この「三上」が実際には「どんな精神状態の時なのか」を分析すれば、アイディアの〝閃き力〟をアップさせるヒントになる気がするのです。
以下はごく個人的な思いつきになりますが、この「三上」、まず共通するのは「一人の時間」であることだと思います。
馬に乗る時は一人、眠りに就く直前も一人、トイレも当然一人ですから。
そのことから何となく、一人になって、他人や仕事など自分の〝外〟にあるものから自分の〝内〟にあるものへと思考のベクトルが切り替わるタイミングが重要な気がします。
考えてみれば、馬上も枕上も厠上も皆、他には何もすることがなく、その日にあったことや何かをぼーっと思い出したりしているという状況な気がします。
文章を練ったり、小説のストーリーを練ったりする際には、しばしば「自分の〝内〟を見つめる」ことが必要になります。
しかし何かと情報に溢れ、暇つぶしの手段や誘惑の多い現代で、自分の内側にだけ意識を集中するには、それなりにコツとスキルが要ります。
なので、一日の中でふと、暇つぶしの手段も他にすることもなく、自分の頭だけでぼんやり物を考えるしかない状況が生まれるというのは、結構貴重な時間なのかも知れません。
そして個人的には、こんな「他に何もすることがない」時に、何気なく様々なことを「思い出し」たり「思い返し」たりすることが、実際にアイディアの閃きに重大な影響を与えています。
ぼんやりと、とりとめもなく、好きな小説やマンガのワンシーン、書きかけの小説のストーリーやアイディアの断片、神話や伝承の知識などを反芻していると、そのうちにそれぞれの設定や場面の情景などがバラバラのピースとなり、頭の中で〝ごった煮〟状態でかき混ぜられていき、ふとした瞬間に不思議な〝化学反応〟を起こして面白いアイディアが浮かび上がってくることがあります。
あるいは「見つからなかったパズルのピースを自分の記憶や知識の中に見つけた」ような感覚で「此処にコレを当てはめればストーリーが上手く回っていきそうじゃん!」ということに気づくのです。
もっとも、脳の中に予め、そういう〝アイディア〟の〝元〟となる知識や記憶が無いと、どれだけぼんやり考えを巡らそうと〝化学反応〟は起きないかも知れません。
それと、当然のことですが、他人の設定やアイディアをそのまま「パクる」のは著作権や盗作問題の面でもオリジナリティーの面でも問題があり過ぎます。
なので参考にするのは「パクり」と呼べないほどの細かい断片やテクニックーー例えばバトルシーンなどで「敵の目を別の所に逸らしておいて、その隙に次の攻撃のための一手を打っておく」という〝戦法〟(←参考にするのはあくまで戦法だけで、技や攻撃の流れなどはオリジナルに変えていく)だとか「こういう場面で叙述トリックを使うと盛り上がる」という〝テクニック〟だとかーーだけを取り込んでいくのがポイントです。
それと、こんな風に断片的な情報を、頭の中で組み合わせてはバラし、組み合わせてはバラしを繰り返しながら最適なアイディアを見つけ出していくためには、ある程度「思考の柔軟性」が必要です。
例えば一時期流行った(←少なくとも自分の小学校時代の男子たちの間では流行っていたのです)「キュウリとハチミツを組み合わせたらメロン味」(←うろ覚えなので違っていたらスミマセン。あと、実際に試したことは無いので情報の信ぴょう性は保証できません。)のような「思いもよらない組み合わせによる新発見」は「常識に囚われない自由で柔軟な発想」が無いとできないと思うからです。
なので、普段から脳トレするなり斬新なトリックのミステリーを読むなどして、頭を柔らかくしておくことも、アイディアの閃きには役立つかなぁと思うのです。
(ちなみに自分もミステリー小説などは大好きで小学生の頃からいろいろ読んでいます。「花咲く夜に君の名を呼ぶ」や「夢見の島の眠れる女神」も、かなりそんなミステリー小説の影響を受けて書いています。)
<関連記事>アイディアの断片をストックせよ!
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小説を〝書き続ける〟上で一番恐いのは〝スランプ〟にはまってしまうことです。
スランプには様々な原因があり、そのどれに当てはまるのかは人によって違いますし、その時その時の状況によっても異なります。
なので、いざスランプに陥ってしまって、そこから立ち直ろうとしても「現実的に何をどうしたら良いか」というのはなかなか難しい問題だと思います。
なので、いざスランプに陥ってしまって、そこから立ち直ろうとしても「現実的に何をどうしたら良いか」というのはなかなか難しい問題だと思います。
ただ、そんな〝スランプ〟を予め防止していくことは(ある程度)可能だと、自分は思っているのです。
それは小説を書く際、ただ漫然と書くに任せて書くのではなく「自分がどういう方法・手順を使って、どんな風に小説を書いているのか」を〝意識〟し、その〝プロセス(過程)〟を〝メソッド(方法)〟として確立しておくことです。
例えば「どういう時にアイディアを思いついたか」だとか「どういう資料がプロットを組み立てるのに役立ったか」だとか「どういう条件の時にモチベーションが上がったか」だとか「ストーリー展開に詰まった時、どうやってそれを解決したのか」といった具合に、小説執筆の際に発生した〝問題〟とその〝解決〟の〝経験〟を「出来たからもういいや」と忘れてしまうのではなく、きちんと頭の中に〝経験値〟として積み上げておくのです。
例えば自分の場合、まずは〝本能〟で小説を書き上げ、その中で「スムーズに筆が進んだ」「会心の出来だ!」と思った時、それが自分の頭の中で「どんな過程を経て(どんな思考手順を踏んで)」生み出されたのか振り返って自己分析し、次からはそれを〝まぐれ〟ではなく〝通常運行〟で出せるようにする努力をしています。
(ぶっちゃけ、このブログ自体も目的の半分は、そんな〝『成功例』を分析し書き溜めておく場〟ということだったりします。)
小説を書く上で「何がハードルとなるか」と、「どうすればそれが乗り越えられるか」は、人によって違います。
なので万人に通じるメソッドというものはそうそう無いと思います。
(まぁ、中には「多くの人が陥りやすい問題」といった感じで、一部の例外を除いたほとんどの人に共通し得る問題もあるでしょうが‥。)
だからこそ、自分自身の経験から〝自分なりのメソッド〟を作っておくことが大事なのです。
世の中には「文章の書き方」だとか「小説の書き方」といったハウツー情報が、(有料のもの・無料のもの含めて)探せばわりと転がっています。
もちろん、そういったハウツー情報を参考にすることも「まだ経験していない〝問題〟を予め回避」できたり、とても有効な場合が多々あります。
ただ、そこに書かれたメソッドの全てが自分に当てはまるとは限りません。
ある人にとっては最善の方法であっても、別の誰かにとっては「逆にやりにくい」という可能性は大いにあるのです。
なので、世にあふれる情報をそのまま鵜呑みにするのでなく「自分に合った方法なのかどうか」(実際にやってみて確かめるなどして)精査していく必要があります。
(もちろん、このブログの記事も例外ではありません。サイドメニューの注意書きにも記載していますが、このブログに書いていることは、あくまで〝管理人にとって〟一番やりやすい〝小説の書き方〟および〝小説サイト運営の仕方〟ですので、それが読者である〝貴方〟にとってもやりやすいものであるかどうかは、各自ご判断ください。)
そうして「外から取り入れたハウツー情報」と「自分の経験から得たもの」を組み合わせ〝いいとこ取り〟して行けば、〝最強のメソッド〟が出来上がるかも知れません。
そして「正しいプロセスが分かっていれば迷わないし、ミスしない」のと同様に、(自分なりに)正しいメソッドが出来上がっていて、それに沿って小説を書くことができているなら、スランプが入り込む〝隙〟も防げるように思うのです。
(逆に、それでもスランプになるようだったら、それはメソッド自体に問題や誤りがあるのかも知れません。)
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— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
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