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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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ネット上に小説を載せるにあたり、数ある作品アイディアのストックの中から「最初の作品をどれにするのか」は、〝それなりの戦略的意図〟を持って決めました。
 
自分の場合それは「きちんと完結する物語であること」でした。
 
小説の中には「特に完結という区切りはなく、ネタさえあればいくらでも物語を続けられる」という種類のものも存在しますし「内容が壮大過ぎて、ちょっとやそっとでは終わらない」ものもあります。
 
どんなタイプの作品をネット・デビュー作に選ぶかは、もちろん作者の自由です。
ただ、自分の小説サイトを作る前、ネットでいろいろと調べていた時に「ずっと完結しないままのネット小説って、読者にとってイヤ〜なものなんだな」と、個人の方の感想・意見などを読んでいて改めて思ったのです。
 
なので、とりあえずは1作だけでも、きちんと完結する小説を載せよう、と決めたのでした。
 
読者の方にとって、その作者の実力や性質を推し測る術は既存の作品しかありません。
ならば、完結作品がひとつでもあれば、少なくとも「この作者、物語を完結させる能力はあるんだな」とは思ってもらえるだろうーーそう、単純に考えたのでした。
 
そうして実際にネット・デビュー作に選んだのが「花咲く夜に君の名を呼ぶ」と「夢見の島の眠れる女神(夢の降る島オムニバス第1話)」の2作品(!)なのですが‥‥(ここで2作同時連載を選択する辺り、我ながら本当にデタラメだとは自覚しています‥。でも一応、勝算があってのことだったのです。)この2作、そういう視点で選んだだけあって、それはもうスパッと〝完結〟しています。
(もっとも「夢見の島‥」の方は、同じ島を舞台に展開する4つのオムニバス・ストーリー「夢の降る島」のうちの1つが完結した、という位置付けですが‥。)
 
そうやって2つの作品を完結させて、気づいたことがあります。
それは「曲がりなりにも1つの作品を始まりから終わりまで通して書くと、小説を書くスキルがアップする」という事実です。
 
小説が完結しているということは、大概の場合、その中で〝起承転結〟が最低でも1回は展開している、ということになるかと思います。
 
〝起承転結〟は物語創作の基本です。
それを〝通し〟で書き上げる、ということは〝小説を書くスキル〟を磨く上で重要な意味を持つのです。
  
実際、自分もこの2作を通して「物語全体の構成」や「〝起〟→〝承〟への移行の仕方」「〝転〟のタイミング」「〝転〟へ至るための〝承〟での伏線の張り巡らせ方」そして「〝結〟でいかに綺麗に物語を〝畳む〟か」など様々なことを考えながら小説を書き、この2作を書き始める前と後とでは、別人のようにスキルのレベルが変わった、と感じています。
 
それに、1作を書き上げたという〝経験〟があれば、その記憶を元に次の作品で「ココはもう少しこうしておかないと、後々の展開がツラくなるな」だとか「この書き出しだと続きを書きにくいな」などといった〝カン〟が働くようになります。
(少なくとも自分の場合はそうなりました。)
 
何にせよ、(作品のクオリティーや評価については読者の皆様に委ねるとしても)「1作を書き上げた」ということ自体は紛れもない事実ですので、そこは自信を持って良いことだと思うのです。
そしてそんな〝自信〟は、次の作品を書く上でも何かと作者を助けてくれます。
「この小説、ちゃんと終わらせられるかなぁ?」と不安になることがあっても「いやいや大丈夫だって。前の小説だって、あんなに大変だったのに完結させられたじゃん」と、過去の実績がモチベーションの低下を防いでくれるのです。
 
そんなわけで、できることなら完結作品を1つでも作っておくことは、長い目で見たら絶対オススメです。
まぁ、物語を完結まで持っていくこと自体、それ相応のスキルや精神力が必要なことですので、いろいろとアレなのですが‥。

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ネット小説を発表しようという時、まず「どのサービスを使うか」というのはなかなか悩むところだと思います。

自作サイトを作るにしろ、小説投稿サイトに投稿するにしろ、ネット上には多数のサービスが存在していて「どれを選んだら良いのか分からない」という方もいらっしゃると思います。

そんなわけで、今回はそんな無料ホームページまたは小説投稿サイト選びのコツの1つを自分なりの視点でご紹介します。

それはズバリ「小説検索サイトに登録しやすいものを選ぶ」ことです。

「小説検索サイト」さんについては後でも詳しく書こうと思っていますが、カンタンに言うと「自分の作った小説を登録して、他のユーザーから検索してもらう」ためのサイトさんです。

(「小説 検索」や「小説 サーチ」などでググれば出てくるかと思います。ちなみにファンタジー小説系中心ではありますが、「言ノ葉ノ森」の「LINK」にもいくつか載せさせていただいています。)

特に自作サイトでネット小説を発表する場合、ただサイトを創ってネット小説をUPしただけではなかなか読者様が来てくれません。

小説投稿サイトさんの場合でも、登録小説数の莫大なサイトさんなどでは、せっかく小説を投稿しても他の多くの小説の中に埋もれてしまい、なかなか読者様が来てくれない、という恐れはあります。

なので「読者様の目に触れる機会を増やす」という点で小説検索サイトさんへの登録はとても重要かつ有効な手段なのです。

ですがこういった小説検索サイトさんも、全ての種類のネット小説を受け付けてくれるわけではありません。

ブログを使った小説やケータイ小説がダメなサイトさんもありますし、小説投稿サイトさんにしても「○○に掲載されている小説ならOKだけど××に掲載のものはNG」など登録できるサイトさんとできないサイトさんがあったりします。

なので、後にこういった小説検索サイトさんに登録することを考えて「登録OKなものを選んでおく」というのは結構重要なポイントなのではないかと思うのです。

(どういったものがOKで何がNGかは小説検索サイトさんによって違います。そのサイトさんの規約やQ&Aなどを見ればだいたい書いてあります。)

ちなみに自作サイト(ホームページ)はだいたい登録OKなことが多いのですが、できれば「バナー直リンクOK」な所を選んでおくと、何かと便利かと思います。

バナーとは、このブログの(PC版の)右サイドにもあるような、サイトのタイトルを記したヨコ長の画像のことです。

小説検索サイトさんに登録申請する際、このバナーに直接リンクを貼った「直リンクバナー」を求められることが多いのです。

(無ければそのサイトさんが自動で適当につけてくれたりすることもありますが、やはりサイトのタイトルが入っていた方が何かとアピールになる気がするのです。
ちなみに、自分は使ったことがないので詳しくはありませんが、依頼すればバナー制作をしてくれるサイトさんもあるようです。)

「直リンク」はサーバーに負担がかかるため、OKな所とNGな所があります。

(自分の現在使っている忍者ホームページFC2ホームページは(サイズやファイル形式などの規定はありますが)直リンクOKです。)

あくまで「小説検索サイトさんに登録する」という目的から考えたコツの1つですので、他にも容量やテンプレの有無など選ぶ際のポイントはいろいろありますが、「小説検索サイトに登録したい」という方は、まず参考にしてみてください。


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今よりちょっと前、「電子書籍」というものができる、と聞いた時、自分は今現在実際に存在する電子書籍とは“少し違うモノ”をイメージしていました。

“それ”は紙媒体の書籍をただ単に電子端末で読めるように変えただけのものではなく、もっと電子媒体ならではの機能を備えたモノ、紙媒体の本ではできなかった“新しい本の形態”、いっそ小説というモノの形態すら変えてしまうような“革新的な何か”でした。

でも、現実には「アレ?ちょっとイメージしてたのと違うな」という感じでした。

なので、そんな自分が最初にぼんやりとイメージしていた“新しい本の形態”を自分自身で創ってみよう、と思いました。

それに+して“読書離れを防ぐために小説がとれる対策”を自分なりに盛り込んだのが、小説サイト「言ノ葉ノ森」の小説なのです。

各小説ごとに若干機能は違いますが、全体を通して言えることは、これらの機能は全て「小説を個々の読者に近づける」試みである、ということです。

TVのとあるドキュメンタリー番組で「家庭の事情により教育をちゃんと受けてこられなかったせいで漢字をあまり読めない」人がいると知れば、ルビをONできる機能を付け、新聞社等の調査により「子どもの語彙が減っている」「言葉の意味を誤解している人が多い」ことを知れば、単語の意味をクリック一つで小窓に表示できる機能を付け(さらにこの機能はマイナーでマニアックな用語の解説にも利用しています)、「長文を読むのが苦手な人が増えている」と知れば文章量の増減を調節できる機能を付け(→「ブラックホール・プリンセス」オリジナル機能)、「そもそも文章自体が苦手な人が増えている」と知ればメールの絵文字のようにビジュアルを増やしたデコレーション機能を付け(→「魔法の操獣巫女☆エデン」オリジナル機能)…といった具合に。

実際のところ、ニーズがあるのかはどうかは分かりませんが、やってみるだけならタダですし、世の中に一つくらいこんな変わった実験的サイトがあっても面白いのではないか、と思うので…。


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インターネット上で発表する小説の呼び名、とりあえずこのブログのタイトルでは「ネット小説」と書いていますが、実はいろいろな名前が存在するのです。

たとえば
  ↓

  • オンライン小説(ONLINE小説)
  • オンライン・ノベル(オンノベ、ONLINE NOVEL)
  • ネット小説
  • ネット・ノベル
  • WEB小説(Web小説)
  • ウェブ・ノベル(WEB NOVEL)

などです。

小説投稿サイトさんを探すにしても、小説サイトの登録・検索サイトさんを探すにしても、どの名前で検索する(ググる)かによってビミョウに出てくるサイトさんが違う場合があったり(あるいはサイトさんの並び順が変わることがあったり)するので、「好みのサイトが見つからない~!」という方は、今まで検索していたのとは違う呼び名を使って検索してみてはいかがでしょうか。


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ネット上に小説を発表する方法(オンライン小説の作り方)はいくつかあります。
管理人の知るものでは大雑把に分けて以下の3つです。

(ちなみに上から管理人がカンタンだと思う順に載せています。)

  1. 小説投稿サイトに小説を投稿する
  2. 電子書籍を作ってWEB上に公開する
  3. 自分でサイトやブログを作って小説を載せる
  • 1.の「小説サイトに小説を投稿する」は、自分の作品を「投稿」できるサイトさんが複数存在していますので、そこに作品を投稿するだけでインターネット上に小説を公開することができます。サイトさんによって読者層やレーティング(性描写や暴力表現に対するR15やR18などの年齢制限)についてや、オリジナル限定か二次創作可か、などの規約が異なってきますので、まずは自分の作品に合ったサイトさんを見つけて、それができれば、あとは規約に沿って登録して、作品を書いていくだけの比較的簡単な方法です。
    管理人はまだこの方法をとったことがないので、まだあまり詳しくはありませんが、もし今後利用することがあるなら体験談を載せていきたいと思います。
      
  • 2.の「電子書籍を作ってWEB上に公開する」の“電子書籍の作り方”にも複数の方法があるのですが、管理人は一番カンタンと思われる「電子書籍制作サービスサイトで作る」という方法をとっています。
    (実際にそうやって作った電子書籍をこのブログの右サイド下部に載せています。)
    詳細については後日また記事にするつもりです。
      
  • 3.の「自分でサイトやブログを作って小説を載せる」はWEB制作の知識がある程度必要になってくるので上記3つの中では一番難しい方法です。
    (ちなみにWEB制作スキルの面で考えれば、ブログの方がサイトよりカンタンかと思われます。ただしブログ形式では登録を受け付けてくれない小説検索サイトさんなどもいますので注意が必要です。)
    ただしこの方法には、WEBデザインを小説の「演出」に使ったり(小説の内容に合わせたデザインにしたり、本文と連動して途中からデザインが変わるようにしたり)、独自の機能を付加したりできるなど、他ではできないような「個性」を出せるという強みがあります。
    この方法についてもそのうちに詳細を書いていきたいと思います。

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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
もし更新が滞ったり、コメントくださって返事がなくても「あぁ、仕事が忙し過ぎて時間が無いんだな」と気長にお待ちいただければ幸いです。

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(サイトと連動して作ったこのブログのもくじです。手動更新のため、最新記事などは入っていない可能性が高いです。)
管理人プロフィール
HN(ハンドル・ネーム):
津籠睦月(つごもりむつき)
職業:
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
趣味:
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
好きな小説ジャンル:
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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