管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
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タイトルでは分かりやすく〝萌え〟と書きましたが(そして以降も分かりやすくするため〝萌え〟で通しますが)、この部分には〝燃え〟や〝推しキャラ〟〝胸キュンなラブロマンス〟〝深いテーマ性〟〝笑いのツボ〟など、様々なものが当てはまります。
これらに共通するのはズバリ〝読者が魅力に思う何か〟〝読者が心惹かれる何か〟ということです。
どれほどテクニックを磨き、技巧を凝らして小説を書こうと、そこに読者を惹きつける〝何か〟が無ければ、読者の心は掴めません。
(まぁ、中には〝技巧〟自体に〝萌え〟を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが‥。)
逆に、文章が稚拙だったり構成がなっていなかったりしても人気を集めている作品があるとするなら、そこにはそれらの読者を惹きつける〝魅力〟がある、ということなのでしょう。
とは言え、読者が小説に対して求めるモノーーすなわち〝ニーズ〟や〝ツボ〟は人それぞれです。
読者の世代や趣味嗜好、それまでの読書歴によっても〝小説に対する好み〟は変わってきます。
万人に対応した〝萌え〟を打ち出すことは現実的に不可能に近いですし、自分とかけ離れた好みを持つ相手の〝萌え〟を提示することも相当に難易度の高いことでしょう。
ですので、差し当たっては〝自分自身の萌えツボ〟を手がかりに〝萌え〟とは何か、小説の中に何を描けば魅力が生まれるのかを考えていくしかありません。
ここでまず大事にしたいポイントが「自分の〝萌え〟を追求するためなら力を惜しまないこと」です。
「書きたいモノはあるけれど、技量や知識が追いつかないから諦める」だとか「しっかり書こうとすると難しくて大変なことだから、妥協してラクな方向へ逃げる」といったことが物書きには時々あるかと思いますが、こと「〝萌え〟を描写すること」に関してだけは妥協してはいけない、ということです。
たとえば「ただ攻撃をぶつけ合うだけじゃない頭脳を駆使した戦略性の高いバトル」に〝萌え〟もとい〝燃え〟を覚える人なら、「大変だから」「思いつかないから」と最初から諦めて無難なバトルに逃げるのではなく、知恵を絞ったり、他作品や他メディアのバトル・シーンを研究するなどして、自分の納得できるバトル・シーンが出来るまで全力で努力する、ということです。
もちろんどんなに努力して書き上げても、スキルが足りなければ完成度は落ちるでしょう。
しかし「自分の好きなモノ、書きたいモノから逃げない」という姿勢は、何らかの形で読者に伝わるのではないかと思いますし、伝わると信じたいのです。
そして、ここでもうひとつのポイントがあります。
ここまでの流れで気づいた方もいらっしゃるかも知れませんが‥‥結局のところ、〝萌え〟を高いクオリティーで描き出すためには、やはり「テクニックやスキルが必要」ということです。
せっかく作者の頭の中に〝萌え〟があっても、それを読者にも分かるように〝描写〟できなければ、その魅力は伝わりません。
ただし、そのテクニックやスキルは、あくまで「〝萌え〟を描くための手段」です。
テクニックやスキルを身につけられたからと言って、それを〝誇示するために〟技巧を凝らすのではなく、〝小説の魅力を最大限に引き出すために〟技巧を凝らすのです。
つまり「テクニックが〝主〟で萌えは〝従〟」ではなく、「萌えが〝主〟でテクニックが〝従〟」ということです。
それをわきまえていないと、時に技巧が出しゃばり過ぎて、せっかくの〝萌え〟の邪魔をしてしまいかねません。
「〝萌え〟を最大限に引き出す〝ために〟テクニックを駆使できる能力」ーーそれがすなわち〝センス〟というものなのではないかと、自分は思います。
テクニックもセンスも一朝一夕で身につくものではありませんが、そこは頑張って磨いていくしかありません。
それにそれは、ただ大変で辛いだけのものではないと思います。
自分の〝萌え〟の〝ど真ん中ストライク〟を自身の手で生み出せるようになるということは、それだけで結構幸せなことだと思いますので。
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