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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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アピール得意不得意には、その人の「性格」が大きく関わってきます。
 
特に「自慢が苦手」「目立ちたくない」「他人に遠慮してしまう」「自分の意見を他人に押しつけたくない」タイプの人間であれば、得意・不得意以前に「アピールするのが怖い」「アピールなんて嫌い」という方も多いのではないかと…。
 
ですが悲しいことに、今のこの世の中は、まずアピールすることが「スタートライン」、アピールしないことには何も始まらない…そんな世界になりつつあります。
 
そんな世界の中で、アピールが苦手な人間は、何をどうすれば良いのか
 
自分も、アピールがそんなに好き(得意)な方ではないのですが…そんな自分でもアピールのために「心がけていること」があります。
 
それを下記にまとめていきますが…
 
今回は「アピールが苦手(好きでない)な方向け」のまとめですので、元からアピールが得意(好き)な方の役には立ちません。
 
また、「アピールが苦手でも、何とかこれくらいなら出来るのでは…?」というレベルの戦術のため、効果のほども保証できません。
 
それと、いつも書いていることですが、これはあくまで個人的な「心がけ」です。
 
人の考えは十人十色ですので、合わないという方もいらっしゃるかも知れません。
 
その辺りをご了承の上、参考程度にお読みください。


まずは、ネガティブワードを控える

「自慢が苦手」「謙遜が標準装備」な人間は、ついつい自分のことを「低く」言いがちです。
 
少し前の時代なら、たとえそんな風に「自分を低める発言」をしたとしても、相手が「ああ、テンプレな謙遜だな」と気づいてくれたかも知れません。
 
(あるいは今の時代も、ビジネスの現場でなら「様式美」として通用するかも知れません。)
 
しかし…今の時代、それが通用しない人間が増えています。
 
相手の言葉を「言葉通り」に受け取って「ああ、こいつ無能なんだ」と信じ込んでしまう人間…
 
こちらが腰を低くして接すると、そのまま頭を踏みつけにしてくるような唯我独尊タイプの人間…
 
そういう人間が、実際に現代社会にはウヨウヨいるのです。
 
そんな人間に「つまらないかも知れませんが…」と作品を差し出したところで、果たして読んでくれるでしょうか?
 
「つまらないなら、読んでも時間の無駄だな」と読まずにスルーされてしまうのがオチなのではないでしょうか?
 
なので、まずは「作品をネガティブに思わせるワードは控える」ことが大事です。
 
積極的なアピールという「プラス方向の努力」ができなくても、せめて「イメージをマイナスにしない努力」が必要です。
 
…とは言え、「謙遜が標準装備」な人間ですと、ネガティブ発言はもはや無意識に出てしまうものですので、それを直していくのはかなり大変なことではあるのですが…。
 
ちなみに「読者への“注意事項(地雷避け)”を予め示しておく」のは、ネガティブワードのうちには入らないと、個人的には思っています。
 
(地雷も人の数だけ(というか、それ以上に)あって、なかなか難しいところもあるのですが…。)
 
情報発信が苦手な人は「感謝の気持ち」を取っ掛かりにする

アピールが苦手な方の中には「読者に向けて情報を発信する」こと自体が苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
自分の発言が、相手にどう受け取られるか分からない…そんな不安で、小説以外の「素の言葉」を出すことに、躊躇いを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
そういうタイプの人間が情報発信をしていくためには「感謝の気持ち」を「とっかかり」にするのが良いと思っています。
 
たとえば、読んでもらえたことに対する感謝や、お気に入り(ブクマ)登録してもらえたことに対する感謝の気持ちです。
 
自分の「意見」は言えなかったとしても、相手に何かしてもらったことに対する「ありがとう」は、比較的「言いやすい」のではないでしょうか?
 
それに、「意見」に反発する人はいたとしても、感謝やお礼をされて悪い気持ちがする人は、そうそういませんよね?
 
「○○してくださって、ありがとうございます」も、立派な情報発信です。
 
それに、そうやって読者の行動1つ1つに感謝していったなら、作者自身もポジティブな気持ちになれるのではないでしょうか?
 
創作活動には「報われないこと」も数多く、モチベーションを維持するのは至難の業です。
 
そんな「報われない」負の側面にばかり目を向けるのではなく、「○○してもらった」という正の側面に目を向けられたなら、モチベーションが下がる確率をグッと減らせるはずです。
 
更新などの情報をマメに出す

アピールが苦手な人間に「おもしろい作品ができたから、読んで!」というポジティブ方向のアピールはできません。
 
しかし「作品を1ページ更新しました」という事務連絡的な情報なら、普通に出せるのではないでしょうか?
 
ツイッターやブログなどで情報発信するのはもちろん、小説投稿サイトの中には、活動報告や近況ボードなど作者からの「お知らせ」を発信できるサイトもあります。
 
(ただし、某サイトのように、作者を「お気に入り登録」しなければ近況ボード更新の情報が受け取れない(読者全体に発信されるわけではない)という、機能が中途半端なサイトもあるわけですが…。)
 
「おもしろい作品です!」「読んでください!」というアピールではなくても、情報発信は情報発信です。
 
そんな更新情報をきっかけに、作品を知ってくださる読者もいるかも知れません。
 
そして「読んでください!」という押しの強いお願いはできなくても「読んでいただけたら嬉しいです」の一言を添えるくらいなら、できるのではないでしょうか?
 
作品をUPした上に、さらに更新情報を出すというのは、手間も時間もかかることです。
 
また、そんな風に露出を増やしたところで、興味を持たない方は興味を持ってくれないでしょうから、無駄な努力に終わる可能性もあります。
 
しかし「アピールができなくて悩んでいる」なら、一考の価値のある方法かと思っています。
 
それと、更新がそもそも不定期な場合には、既存読者の利便性のためにも、更新情報はどこかで発信しておくべきだと思っています。
 
(更新があるかどうかを確認するためだけに読者に無駄足を踏ませていては、「面倒くささ」から読者離れが起こる可能性もあるので。なるべくなら「フォロー(お気に入り登録)しておけば、情報があった時にお知らせが行く」ような媒体で出すと、より便利かと。)
 
更新情報を更新情報だけで終わらせない
 
これには、だいぶ個人的趣味が入ってしまっているので、他の方の参考になるかは分からないのですが(そして、効果があるかも分からないのですが)…
 
自分は、作品の更新情報を出す際、その更新部分に関連した雑学豆知識裏設定などを、ちょこっと入れるようにしています。
 
(もちろん、なるべくネタバレしないような程度で入れています。)
 
「『第○話を更新しました』だけでは、あまりにも事務的過ぎて面白味が無いな…」と思ったのが、きっかけなのですが…
 
夢中になって練り上げた物語であれば「ここの設定は、こんな国のこんな幻獣を元ネタにしている」「このキャラのネーミングには、実はこういう意味が隠れている」などなど…いわゆる「メイキング」や「創作秘話」を語りたい作者、多いのではないかと思います。
 
そんな作者の「語りたい欲」をスッキリさせることもできますし、たまたま更新情報を訪れた初見の読者からしても「この国のこの伝説が元ネタなら、趣味が合うかも知れないな…」といった感じで、(何も書かないよりは)作品の雰囲気が把握しやすくなるのではないでしょうか?
 
(あと、常連読者の方々へのサービスにもなれば良いな…と。)
 
…そんなわけで、実は津籠の更新情報(近況ボード)は一部、雑学・豆知識の宝庫になってしまっています(しかもかなりマニアックジャンルが無節操…)。
 
世の中「自分の好きなモノを夢中になって語り続けた結果、その世界の第一人者になっていた」という人間も稀に存在しますので、好きなモノを夢中で語ることがアピールに繋がることもあるのではないかと…(とは言え、これはかなりの希望的観測なのですが…)。
 
<関連記事(別サイト)>
 
更新情報が更新情報に留まっていない(note)

津籠睦月の近況ボード一覧(アルファポリス)


気まぐれに「普通のアピール戦術」を試してみるのも良し、合わないならすぐに諦めるのも良し

個人的な人生方針として「たまに『気まぐれ』を起こしてみる」というものがあります。
 
「自分が○○しても、どうせ無駄だ」「○○なんて、自分には合わないに決まっている」と、最初から諦めてしまうことはせず、たまには「気まぐれ」にチャレンジしてみる、ということです。
 
「今のままじゃダメだ。挑戦しなきゃ」という、悲壮な覚悟でチャレンジしたりはしません
 
そういう「義務感」や「強迫観念」で行動を起こすと、精神的にもよろしくありませんし、報われなかった時のショックが大き過ぎるからです。
 
いつも弱気な人間にだって、時には「妙に強気でいられる日」があったりしますよね?
 
そんな時に「よし、じゃあ試しにやってみるか」という軽い気持ちで、ゆるっとチャレンジするのです。
 
アピール戦術も同じことです。
 
世に溢れるアピール戦術の中から、たまには「試しに」いくつかチャレンジしてみます。
 
完璧にやろうとは思わず、自分にできる範囲でやってみて、「やっぱり合わない」と思えば止めますし、「これなら自分でも出来るかも」というものがあれば、できる範囲で続けます。
 
「やっぱり合わない」で止めた時にも、「やっぱり自分はダメなんだ」と自分を責めたりはせず、「この方法は自分には合わないんだな」と冷静に結果を分析します。
 
人間、自分に合うもの・合わないものを、そんなに完璧に見極めることはできません。
 
自分に似合うと思って買った服が、意外と似合わないことがあるように、逆に自分に合わない・自分にはできないと思っていたことが、意外とできてしまうこともあるのです。
 
いつの間にか作ってしまった固定観念で「自分には無理」と、最初から諦めてしまうのは「もったいない」ことです。
 
かと言って「自分を変えなきゃ」と思いつめるのもまた、精神的に良くないことですので、できそうな時に「気まぐれ」で「ゆるっとチャレンジしてみる」くらいのスタンスが、ちょうど良いのではないかと思っています。

<関連記事(別サイト:note)>
 
アピール能力は作者の「性格」に左右される(謙虚さや配慮が仇になる)



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職業:
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趣味:
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好きな小説ジャンル:
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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