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管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。 ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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高校時代の宿題に、新聞のコラム(新聞の一面に載っている、天声人語とか余禄とか編集手帳とかいう名前のついた小さいコーナー。)を切り抜いてノートに貼り、要約と感想を書く、というものがありました。

毎日やるのはしんどくて、サボッたりもしてしまい、そのせいで後々数週間分まとめてやるハメになるなど、正直、当時はかなり嫌々やっていました。

でも今になって思うと、当時のその宿題が、現在の自分の文章力の基礎を作ってくれたように思えるのです。

コラム(特に一面に載っているもの)は、新聞社の中でも特に文章の上手い記者さんが担当する、と聞いていますし、実際未だに時々切り抜いてしまうくらい、名文が多いのです。

しかもコラムの中には歴史、文化、世界、社会情勢等々に関する雑学知識が含まれていることが多々あり、そういう意味でもとても勉強になります。

そんなコラムを「要約」することで、文章の「核心部分」はどこなのかを探る技術が身につき、同時にその核心に至るまでにどんな「前振り」があり、どんな風に文章を結ぶのか、といった文章の「構成」を学べるわけです。

その構成は時にとてもアクロバティックで、ミノタウロスの伝説(アリアドネの糸)から始まって、ギリシャ危機に触れ、EU政策の見直しの論議へと繋がり、そして最後は再びアリアドネの糸に戻って終わるなど、一見繋がりのないような事柄(ギリシャ神話と現代の世界情勢)同士が結びつき、複雑に相互作用し合って、ひとつのコラムを成していたりするのです。

こうした「複数の異なる要素を組み合わせて一つの文章のまとまりを作る」という技術は、当然、小説にも応用できます。

小説でも他の文章でも、自分の一番伝えたいこと、一番〝魅せたい〟部分を読み手に受け入れてもらうためには、ただダラダラと何の工夫も考えもなく文章を紡ぐのでは、たぶんダメです。

〝一番〟の部分が他の文章に埋もれてしまわぬよう、メリハリを工夫したり、理解してもらいやすいよう、その前段階で補足するような知識を仕込んでおいたり、話が本筋から逸れていかないよう、〝脇道〟となる文章やエピソードを大胆にカットしてみたり‥‥。

そうやって何を残し、何を削るのか、どんな順番や流れでストーリーを進めていくのかを考える時、コラムで培ったスキルが、自然と役に立っているように思うのです。

とは言え、毎日やるには少しばかりしんどいコラム要約&感想。
初心者の方はまず、ざっと読んでビビッと来たコラムを切り抜いてスクラップブックにして、後で何度か読み返す、ということから始めてみれば良いのではないかと思います。

ちなみに高校時代、国語の授業は古文だけでしたので、現代文の勉強と言えば、このコラムの宿題と、趣味の読書&創作活動(ノートに書いた小説を限られた友人に見せるだけ)&時々書く日記くらいなものでしたが(塾には行っていない。)、プロフィールの備考欄にもある通り、全国模試で最高偏差値80が獲れる程度には国語力が身についていました。

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別ブログの「サイト更新情報」で書いた記事の再録になりますが、自分の場合、ホームページWEBデザインで、素材と素材の“組み合わせ方”に気を遣い、いつも苦労しています。

たとえば「言ノ葉ノ森」のTOPページの場合、ページ全体の背景壁紙が1つあり(2017年3月現在の春バージョンで言うと、薄いグリーンに淡い白ストライプがあり、お花とクローバーが散りばめられている物です)、その上に「Original Novel(オリジナル小説)」という各小説のタイトルと内容を簡単に紹介する枠があり、その部分は背景壁紙を変えている(今回の春バージョンだとごくごく淡いクリーム色(と言うよりほぼ白)に花束模様が、うっすら盛り上がって見えるような感じで描かれている物です)のですが、この「全体背景」と「オリジナル小説コーナーの背景」との組み合わせが毎度けっこう難しく、苦労していたりします。

だいたいいつも「オリジナル小説コーナーの背景」は淡い色で、模様もうっすら、コントラストがはっきりしない感じのものにしていますが、それはこの部分の背景の主張が強いと、その下にある全体の背景から浮いてしまって、ページ全体のバランスが悪くなるからです。

同様に、色と色との組み合わせにも気を遣います。

しかもこれは背景と背景の組み合わせのみならず、背景と文字色の組み合わせや、背景とロゴなどの文字素材やアイコン・ボタンなどの色の組み合わせにも言えることなのです。

色と色とのバランスが悪く、浮いてしまったり、ゴチャゴチャした感じになってしまったりするのはもちろん、場合によっては文字やアイコンなどが背景の中に埋もれてしまってひどく読みづらくなってしまったり、見づらくなってしまったりするのです。

そんなわけで、毎回何パターンも背景を作り、組み合わせを変えてはプレビュー画面で確認し、バランスの良い「ベストな組み合わせ」を選んでいるのです。

(とは言え、素人センスですので皆様の目から見て実際にバランスが良いものになっているかどうかは分からないのですが…。)

時にはその「組み合わせ選別」の過程で、「単品で選ぶならこっちの方が好きなんだけどなー」という素材を捨てざるをえない時もあるのですが、そこは「見やすさ・バランス重視」でスッパリと取捨選択しています。


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自分の言った言葉や書いた文章を相手に「誤解」されたという経験、世の中のほとんどの人間が、少なくとも一回や二回は経験しているのではないでしょうか。

たとえば「アレ」だとか「ソレ」だとかいった、何を指すのか曖昧な言葉を、自分が言いたかったモノとは違う別のモノに思われてしまっただとか…

あるいは、同じ単語でも複数の意味を持つ言葉を、自分が言いたかったのとは別の意味にとられてしまっただとか…

またあるいは、前提となる知識や想いがまるで違っているために、「理解」してもらうことができなかっただとか…

人間それぞれ、育ってきた環境も違えば、持っている知識の量や種類も違っているわけで、そんな十人十色に違った「心の目」を通して世界を見ているわけですから、同じ文章を読んだり、同じものを見ていたからと言って、そこから読み取るもの・感じるものが同じだとは限りません

しかし、そのことに気づかず、「自分がコレを見てこう思ったのだから、他の人間もきっと同じように思うはずだ」とか「何で同じものを見ているのに、こんなに意見が違うんだ!?アイツ、頭がおかしいんじゃないのか!?」などと思ってしまう人間が多々いたりするのもまた、事実です。

自分は「万人に通じる言葉など無い」と常日頃から思っていますし、だからこそ「誤解を生まない」「誰にでも分かりやすい」ことを目標・理想とし、日々文章を紡いでいます。

(実際にそれが実現できているかどうかは別として…。)

どれほど小難しい単語を操れようと、どれほどオシャレな文章を綴れようと、それが読み手の心に真っ直ぐ届かず、歪んだり・ねじれ曲がったりして本来とは違う形で受け止められてしまうなら、それは自分の望むところではありません。

だから、「綺麗な文章」だとか「洗練された文章」だとかいったものは、正直、自分の中ではいつでも「二の次」になってしまっていたりします。

言葉は、自分が思っているほど、そして望んでいるほどには、相手に伝わりません。

「強い想いが籠もっていれば、きっと誰かの心に届く」というのは理想論だと思っています。

自分の想いを相手に「真っ直ぐ」伝えるためには「技術」や「知恵」や「工夫」が必要なのです。

たとえば「言葉が曲解されるメカニズム」や「誤解の生まれるメカニズム」を知り、それを避けること。

たとえば「前提条件の違いによって生まれる心象の差」をなくすため、前段階で相手に予備知識を覚えておいてもらうなどして、そもそもの「前提条件を整える」努力をすること。

曖昧で誤解を招きやすい言葉を使わず、直接的な言葉にすること。

メイン・テーマが他の要素に埋もれて見えなくならないよう、メリハリをつけること。

言葉の区切りや文章の流れ・順番に気を配り、相手が段階を踏んで理解していけるよう工夫すること。

必要な説明を省いていないか、初心者の相手にも分かりやすい言葉になっているか、よくよくチェックすること…などなど。

きっと、以上のことを万全にやることができたとしても、それでも「伝わらない」相手はいるのでしょうが…、それでも、一人でも多くの人間に伝わるように、自分にできる限りの努力をしていきたいのです。

そして願わくは、いつか人間の「心の壁」すら突き抜けて、相手の心に真っ直ぐ刺さるような文章が書けたらいいな、と思っています。

そしてそれが、自分の想いを自分勝手に押しつけるようなモノではなく、相手の心に「優しい」影響力を及ぼすようなモノであればいいな、と願っているのです。


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小説サイト「言ノ葉ノ森」で、Google ChromeやSafariなどの一部ブラウザでレイアウト崩れを起こすページがいくつかあった(現在もいくつかある)ということは以前の記事で書きましたが、それに自分が気づいたのは、ユーザー様からのご指摘があったとかではなく、全くの偶然でした。

そういったレイアウト崩壊や、他にもたとえばリンクエラー(ボタンをクリックしてもその先のページへ飛べなかったり、違うページに飛んでしまったりする等)などのWEB制作上のミスというのは結構起こり得るものだと思っているので、「言ノ葉ノ森」にもそういったエラーや不具合を報告するための連絡手段(アンケート・フォーム)が予め備えてあります。

しかし、実際にその機能を使ってエラーやミスを報告してくださった方は、現在までのところ一人もいらっしゃいません。

ほんのり悲しくはあるのですが、それもある種、仕方のないことだという思いはあります。

自分の身をユーザーに置き換えて考えてみれば分かることですが、たとえば初めて訪れたサイトがレイアウトが崩れてまともに見られなかったとして、それをわざわざ一手間かけてエラー報告するなんて、よほど親切レベルの高い人間でないと無理な気がしますから。

おそらくほとんどの人間は「何だよーこのサイト、ダメダメじゃん」とすぐにそのサイトに見切りをつけ、そのまま離脱→もう二度とそのサイトは訪れずにおしまい、ということになってしまうのではないかと思います。

(だからこそ余計に、ミスやエラーは恐いことなのですが…。)

WEB制作上のミスだけでなく、たとえばある物事について勘違いをしていたとしても、やはりそのことについてわざわざ指摘してくれる方というのはそう多くないと思います。

何かのトラブルがあったり、偶然正しい知識に出会って初めて勘違いに気づく、ということがほとんどなのではないかと思います。

(さらに昨今の世相を考えると、その勘違いに気づかないままそれを続けていると、ある日突然、それが元で炎上だとか、(前もっての注意も警告もなしに)突然ルール違反を突きつけられペナルティを課せられる、などというパターンがありそうな感じがそこはかとなくしていて「最近の世の中は“愛”が無いなぁ、生きてるだけでコワイなぁ」と思うこともしばしばです。
「失敗に学ぶ」が許されず、失敗したらその段階でもう「終わり」みたいな…。)

それに対する対策、と言っても根本的解決策など無きに等しいとは思うのですが(そもそも正しい知識が分かりやすく広く周知されているとも限らないので)、せめて常に「自分の知識に疑問を持ち、チェックする姿勢」を持っていたいなぁとは思います。


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ネット小説を発表しようという時、まず「どのサービスを使うか」というのはなかなか悩むところだと思います。

自作サイトを作るにしろ、小説投稿サイトに投稿するにしろ、ネット上には多数のサービスが存在していて「どれを選んだら良いのか分からない」という方もいらっしゃると思います。

そんなわけで、今回はそんな無料ホームページまたは小説投稿サイト選びのコツの1つを自分なりの視点でご紹介します。

それはズバリ「小説検索サイトに登録しやすいものを選ぶ」ことです。

「小説検索サイト」さんについては後でも詳しく書こうと思っていますが、カンタンに言うと「自分の作った小説を登録して、他のユーザーから検索してもらう」ためのサイトさんです。

(「小説 検索」や「小説 サーチ」などでググれば出てくるかと思います。ちなみにファンタジー小説系中心ではありますが、「言ノ葉ノ森」の「LINK」にもいくつか載せさせていただいています。)

特に自作サイトでネット小説を発表する場合、ただサイトを創ってネット小説をUPしただけではなかなか読者様が来てくれません。

小説投稿サイトさんの場合でも、登録小説数の莫大なサイトさんなどでは、せっかく小説を投稿しても他の多くの小説の中に埋もれてしまい、なかなか読者様が来てくれない、という恐れはあります。

なので「読者様の目に触れる機会を増やす」という点で小説検索サイトさんへの登録はとても重要かつ有効な手段なのです。

ですがこういった小説検索サイトさんも、全ての種類のネット小説を受け付けてくれるわけではありません。

ブログを使った小説やケータイ小説がダメなサイトさんもありますし、小説投稿サイトさんにしても「○○に掲載されている小説ならOKだけど××に掲載のものはNG」など登録できるサイトさんとできないサイトさんがあったりします。

なので、後にこういった小説検索サイトさんに登録することを考えて「登録OKなものを選んでおく」というのは結構重要なポイントなのではないかと思うのです。

(どういったものがOKで何がNGかは小説検索サイトさんによって違います。そのサイトさんの規約やQ&Aなどを見ればだいたい書いてあります。)

ちなみに自作サイト(ホームページ)はだいたい登録OKなことが多いのですが、できれば「バナー直リンクOK」な所を選んでおくと、何かと便利かと思います。

バナーとは、このブログの(PC版の)右サイドにもあるような、サイトのタイトルを記したヨコ長の画像のことです。

小説検索サイトさんに登録申請する際、このバナーに直接リンクを貼った「直リンクバナー」を求められることが多いのです。

(無ければそのサイトさんが自動で適当につけてくれたりすることもありますが、やはりサイトのタイトルが入っていた方が何かとアピールになる気がするのです。
ちなみに、自分は使ったことがないので詳しくはありませんが、依頼すればバナー制作をしてくれるサイトさんもあるようです。)

「直リンク」はサーバーに負担がかかるため、OKな所とNGな所があります。

(自分の現在使っている忍者ホームページFC2ホームページは(サイズやファイル形式などの規定はありますが)直リンクOKです。)

あくまで「小説検索サイトさんに登録する」という目的から考えたコツの1つですので、他にも容量やテンプレの有無など選ぶ際のポイントはいろいろありますが、「小説検索サイトに登録したい」という方は、まず参考にしてみてください。


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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
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HN(ハンドル・ネーム):
津籠睦月(つごもりむつき)
職業:
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
趣味:
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好きな小説ジャンル:
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
備考:
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。

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