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あとは、そのシーンを頭の中でビジュアルとして想像した際に〝映える〟ことを目指して書いています。
それから当たり前と言われれば当たり前なことのですが、物語ごとにバトル・シーン、アクション・シーンの雰囲気を変えています。
古代日本風世界を舞台にしたシリアスな和風ファンタジー小説である「花咲く夜に君の名を呼ぶ」では、火や風や水、花びらや雨などの自然物を使いつつ、日本神話の要素を取り入れ、古代の霊異のような雰囲気を出す工夫をしていますし、既存ファンタジーへのオマージュをふんだんに取り入れたコミカルな児童文学的ファンタジー小説である「夢見の島の眠れる女神(「夢の降る島」第1話)」では、「魔弾の射手」の魔弾や伝説のアーチャー「那須与一」や「ウィリアム・テル」、「インドラの矢(←作中では不発に終わりますが‥‥。)」など、神話や伝説、古典ファンタジーのアイテムや人物などをバトルに利用しています。
そんな風にバトルやアクションでも、その物語〝らしさ〟が出るように、そのバトル・シーンやアクション・シーンを通して、より物語に魅力を感じてもらえるように工夫しています。
バトルやアクションの回数が増えれば増えるほど、バリエーションがなくなり、キツくなって来たりもしますが、そこは普段から参考になるようなアクション・シーンやバトル・シーンを見て勉強するなどして、自分の表現の幅を広げていくしかないのかな、と思っています。
短編・中編はともかくとして、ある程度の長さを持った物語を「完結」まで持っていくというのは、とても大変なことです。
時間や手間、技術が必要なのはもちろんのことですが、一番のカギとなるのは、そこまでの“モチベーション(やる気)を保つこと”だと、個人的には思っています。
物語というものは自分の好きなシーンや得意なシーンだけで構成されているわけではありません。
完結に至るまでには、苦手なシーンだったり、書くのが面倒くさかったり辛かったりするシーンを乗り越えなければいけない場合も多々あります。
それに、ストーリーを書き進めていくにあたり、知識が足りないことに気がついたり、技術的に書くのが難しかったりと、"壁にぶち当たる"こともあります。
中にはそこで「これ以上書けない」「筆が進まない」と書くのを止めてしまう人もいるでしょう。
つまり、物語を完結させるためには、そういった諸々の“ピンチ”を乗り越えていけるだけの精神力、そしてその精神力の元となる“モチベーション”が必要になるわけです。
どうやったらモチベーションが上がるのか、というのは人それぞれ違っていると思います。
以前読んだとある作家さんのインタビューでは、「まずは自分の作品をよく褒めてくれる友人に読んでもらって、モチベーションを上げていた」というようなことが載っていました(←かなり以前読んだ記事なのでうろ覚えですが…)。
自分の場合は、ストーリーの要所要所に自分の「これは書いておきたい!」というシーンを配置しておいて(しかも結構“密”な間隔で配置したりして)、「とにかくそのシーンまでは頑張ろう!」と、目先の目標を決めてコツコツ物語を進めていく、という方法をとっています。
実際にネット・デビュー作2作品の「花咲く夜に君の名を呼ぶ」と「夢見の島の眠れる女神」もそんな風に書きたいシーンを散りばめ、さらには作品のクライマックスおよびエピローグがその物語の中でも一番の山場というか“一番書きたいシーン”になっていた、ということがモチベーションの源になっていました。
それともう一つ、スケジュール帳(の月間スケジュールのページ)に「その日、自分がやった作業分のシールを貼る」ことで自分のやった作業を“見える化”するということもやっています。
(小学生がラジオ体操に行った分だけスタンプをもらうとか、勉強の“ごほうび”にシールを貼っていってもらう、というのと、たぶん感覚的には一緒かと思います。)
「この作品にはこのシール」という風に、作品や作業の内容別にシールの種類を変えて貼っていくのですが、カレンダーがシールで埋められていくのを見ると、そこはかとない満足感がありますし、「この作品はしばらく更新してないなぁ。次はこの作品を進めようか」といった具合に作業計画を立てる上でも役立ちます。
とにかくそんな風に、自分なりのモチベUP方法を見つけておいて、物語が完結できるように自己のメンタルをマネジメントしていく、ということも、小説執筆の上では大事なのではないかと常々思っているのです。
…まぁ、あらかじめ決まったラスト・シーンというものがない、続けようと思えばどこまでも続けられるようなタイプのシリーズ物小説などは、このパターンに当てはまらない気はしますが…。
津籠も利用させていただいている、無料で電子書籍を制作できるサイト「パブー」さん(←ブログ右サイドの電子書籍紹介の下部にある「ハリネズミ」のロゴをクリックしていただくと、パブーさんに飛べます。)は、制作した本をWEB上で閲覧できる「ウェブログ」機能の他、ダウンロードしてPCや端末でも読むことができます。
ただダウンロードする際、ファイル形式がいくつもあって複雑だと思いますので、今回はそのあたりを解説していこうと思います。
(とは言え、管理人も全ての電子書籍リーダーを所有しているわけではなく、利用したことのないものもいろいろとありますので、実体験に基づかない、ネット上の知識だけのものもあります。その辺りはご了承ください…。)
現在「パブー」さんで制作できる電子書籍のファイル形式は「ePub(EPUB)」「PDF」「Mobi」の3種類です。
(Mobiファイルについては、一度「Mobiファイルを作成する」をクリックしてからでないとダウンロードできません。)
この3つのファイル形式には、それぞれ以下のような特徴があります。
- ePub(EPUB)
- 「iBooks」などで読めるファイル形式です。
「iBooks」はiPadに最初から入っているアプリです。
iPhoneでもiBooksを入れれば、この形式の電子書籍を読むことができるそうです。
「パブー」さんの掲載作品をダウンロードして読むためには、iPad等のブラウザ(Safariなど)で作品をダウンロードした後、端末上部に表示される「“iBooks”で読む」を選ぶと、iBooksの本棚にダウンロードした作品の表紙が表示され、読めるようになります。
(「“iBooks”で読む」の表示が出て来ない時は、端末画面の上の方をつつくと出て来ます。)
- PCやiPad、Kindleなど様々な端末で読める、汎用性の高いファイル形式です。
パソコンならAdobe Readerなどのソフトが入っていれば読むことができますし、iPadの「iBooks」でも読むことができます。
「パブー」さんからダウンロードして読むためには、Adobe Readerがインストールされたパソコンなら、ダウンロードしたファイルをクリックすればそのまま読めますし、iPadの場合は上記「ePub」と同様、ダウンロード後に端末上部に表示される「“iBooks”で読む」を選択すると読めるようになります。
ちなみにePub形式とPDF形式では、同じ作品であっても「iBooks」での表示のされ方(ページ移動の仕方や、表示など)が微妙に異なります。 - Mobi
- 主にKindle(Amazonさんが販売している電子書籍端末)で読めるファイル形式です。
Kindle端末だけでなく、Kindleアプリ(無料)をインストールしたiPadなどでも読めます。
パブーさんのMobiファイル作品をiPadで読む場合には、あらかじめKindleアプリをインストールした後、パブーさんにてMobiファイルをダウンロード→端末画面に表示される「“Kindle”で読む」を選んでください。
(管理人がKindle端末を所持していないため、Kindle端末でのやり方については分かりません。すみません。)
ちなみにKindleでの「標準」の電子書籍ファイル形式は「AZW」ですが、これはMobiファイルにDRM(著作権保護)を採用したもののことです。
ちなみにパブーさんで電子書籍を制作する際、パブーさんのサイト上での閲覧する場合や自分のPCにPDFファイルをダウンロードして動作確認をしたりする際には何も問題がなくても、iPadでダウンロードして見てみると、ナゾの空白ページが間にはさまっていたり、ページタイトルだけが別ページになっている、などの不具合が発生する…といったことが、自分の実体験では起きています。
(その不具合を修正する方法は、自分には今のところ見つけられていません。)
ちなみに自分で作った電子書籍を自分でiPadにダウンロードして読んでみた場合の個人的な感想を言うと、上記3つのファイル形式のうちでは、PDFが一番不具合が少ないかなぁという印象です。
(でも「魔法の操獣巫女エデン」に関して言うと、MobiファイルをダウンロードしてKindleアプリで読んだものが一番不具合が少なかったです。)
念のため一応説明しておくと、電子書籍とは、タブレット端末やスマホやパソコンなどで読めるデジタルな本のことを言います。
一口に「電子書籍」と言っても、PDF、ePub、Mobiなどの様々なファイル形式が存在し、各ファイル形式により読み込めるアプリやソフトが異なります。
…で、そんな「電子書籍」を自分のオリジナルとして制作する方法ですが、これもまた様々な方法があります。
まず1つ目は電子書籍を作成できるソフトやアプリを利用して自分で作る方法。
自分はまだ利用したことがありませんが、パソコンで作る場合には、WindowsとMacどちらでも使える「Sigil」という無料のソフトが有名なようです。
iPadなどのタブレット端末でも、「PDF作成」などで検索すれば電子書籍を作れるアプリがいくつか見つかります。(一部課金アリや有料のものもありますので、そのあたりはしっかり自己責任でご確認ください。)
そして2つ目が、「パブー」さんなどのWEBサービスを利用して電子書籍を制作する方法です。
これはブログを書くのと同じような感覚でカンタンに電子書籍が作成できますので、初心者の方にもオススメの方法ですし、自分も既に利用しています。
やり方としては、まずはパブーさんのサイト(←ブログ右サイドの電子書籍紹介の下部にある「ハリネズミ」のロゴをクリックしていただくと、パブーさんのサイトに飛べます。)にて登録をし、本のタイトルやジャンル、有料か無料か等を決め、表紙や本文を制作していきます。
本文はブログと似たような感じで文章を打ち込んでいき、文字サイズを変更したり、リンクや画像を挿入したり、文字色や文字太さの変更もできます。
また、一度に最後まで作りきれなくても、下書き状態で保存したり、非公開状態で保存しておくことができますので、自分のペースでゆっくり制作することができます。
ちなみに表紙は予め用意しておかなくても、パブーさんにて何種類かデザインを選ぶことができ、タイトルと作者名を入れるだけでカンタンに作ることができます。
ただ利用者数が多く、一日に登録される電子書籍も膨大な数に上るパブーさんですので、表紙を作るスキルを持っているのであれば、自分のオリジナルの表紙画像で少しでも他の電子書籍より「目立てる」ように工夫した方が、読者様を獲得しやすいかも知れません。
(ちなみに表紙画像のサイズは登録後の電子書籍制作画面にて確認できます。)
<追記>
電子書籍制作サービスのパブーさんは2019年9月30日で閉店するそうです。
このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
もし更新が滞ったり、コメントくださって返事がなくても「あぁ、仕事が忙し過ぎて時間が無いんだな」と気長にお待ちいただければ幸いです。
和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」
魔法少女風ファンタジー小説「魔法の操獣巫女エデン」
異世界召喚ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」
児童文学風ファンタジー小説「夢の降る島」
乙女ゲーム風ファンタジー小説「選帝のアリス」
(pixiv投稿小説)
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- 津籠睦月(つごもりむつき)
- 職業:
- 社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
- 趣味:
- 小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
- 好きな小説ジャンル:
- ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
- 備考:
- 漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
オリジナルのWEB小説サイトを運営しています。
猫好きです。
HPにも小説内にも気づけばあちこちに猫が…。
サーバーダウン等だとTwitterにしか情報が上がっていないこともある…という教訓から、目ぼしい(というか自分の使っている) #Webサービス の #公式アカウント をリスト化しました。
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
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— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) June 11, 2020