管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
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- 短期消滅型ポイントのサイトは向き・不向きが激しい
- 前の記事(自分に合ったサイトを選ぶ2)でも書きましたが、小説投稿サイトの中には、一定期間で消滅する「短期消滅型ポイント」が存在することがあります。
どれくらいで消滅するかも、サイトによるのですが(アルファポリスさんは一応24時間ということになっています(ただし、実際は1時間で消滅するものもある模様←他の方の考察から。)ツギクルさんは、24時間よりもっと短いスパンで消滅している模様です。)…
私見ですが、こういったサイトは「戦略を練るのが得意な方」かつ「メンタル・マネジメントの得意な方」そしてできれば「更新頻度の高い方」向けだと思っています。
この手の短期消滅型ポイントは、累計ポイントでは「古くからある人気小説」に敵うはずもない「新作」が注目を浴びる手段として、とても有効なものです。
ランキングもこの短期消滅型ポイントで集計されているなら、新作をUPしてすぐにランキング上位に入ることも夢ではありません。
しかしその一方で、ポイントを稼ぐのに、かなりの「戦略性」もしくは、相当な「強運」が必要となってきます。
(普通、「運」は操れませんので、今回の記事では「たまたま強運の持ち主で、偶然高ポイントを稼ぎまくって上手くいくパターン」は考えないことにします。)
ここで言う「戦略」とは「読者の目をいかに惹くか」です。
いかに「読者の目を惹けるタイトルや小説概要」を考えられるか、いかに「読者に好まれそうな要素・属性・ジャンル」の作品にできるか、いかに「読者を獲得しやすいタイミング」で小説を更新できるか、いかに「読者を逃さない」か…こういったことを考える能力です。
ポイントは短期で消滅していきますので、いかに「継続して・頻繁に」読者に訪問してもらえるかが勝負となります。
そのためには情報発信および小説自体の更新も、頻繁に行わなければなりません(なので、「更新頻度の高い方」向けなのです)。
他の投稿サイトさんでも、毎日更新が行われている小説は多いですが、短期消滅型ポイントのサイトさんでは、この「毎日更新」の必要性が、より高くなると思われます。
特にアルファポリスさんは、更新によってもポイントが付くため(そしてそれが24時間で消滅するため)、この「更新によるポイント加算」を切らさないためには、毎日更新が必須となるのです。
(現在のところ、ツギクルさんには「更新によるポイント加算」はありません。)
そしてこういうサイトさんでは、短期消滅型ポイントが前面に推され、累計や月間などの他のポイント表記が小さくなっているため、否応なしに短期消滅型ポイントばかりが目立ちます。
なので、短期消滅ポイントが少ないと、それだけで「おもしろくない」と判断され「小説を読みもせずに去って行く」読者の方もいるものと思われます。
(書籍化したような(過去には確実に人気のあった)作品も、しばらく更新が無かったりすると「ポイント2ケタ」だったりすることもあるので、こういうのは本当にタイミングで、小説の「クオリティー」を測る指標ではないと思うのですが…。)
また、こういった短期消滅ポイントには「ブースト」と呼ばれる現象がよく起こります。
新作UPや完結のタイミングでブワッとポイントが上がり、その後だんだん(もしくは一気に)下降していくのです。
このポイントの上がり下がりに一喜一憂して、精神を消耗させる物書きさんも結構いらっしゃるようですので、注意が必要です。
先に述べた通り、ポイントは戦略によっても上下します。
「戦略を練る能力=小説執筆能力」というわけではありませんので、「ポイントが低い=小説のクオリティーが低い」とは限らないわけですが…
ポイントがなかなか上がらないことで、自信を失くして筆を折ってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
こういったサイトで小説執筆を続けるために必要なのは「ポイントの上下に左右されないメンタル」そして、そんなメンタルを維持していく能力――メンタル・マネジメント力です。
個人的な考えを言うと、正直、こうやって「戦略によりポイントが増減する」というのは「どうなのか」という思いはあります。
どんなに作品自体のクオリティーが高くても、「人目を惹ける戦略」や「更新頻度」あるいは「強運」が無ければ、埋もれていく可能性が高いということですので…。
そして、そんな「戦略」の成否もまた「運」だったりしますので、どれほど綿密な戦略を練ったところで、それが無駄に終わる可能性はあります。
最初は戦略をバリバリやって成功していた方も、思うようにポイントが取れなくなったり、あるいは戦略を練り続けることに疲れてしまえば、だんだんと投稿自体が嫌になっていってしまうのではないかと思います。
(一時はとてつもないポイントを稼いでいた方が、書籍化したりランキングトップを獲った途端にどんどんランクダウンして更新も滞ってしまうのは、そんな「燃えつき症候群」なのではないかと、勝手に推測しています。もちろん、人にもよるでしょうが…。)
もっとも、これは短期消滅型ポイントが悪い云々ではなく、むしろ読者の方々の「傾向」の問題だと思われますが…
(短期消滅型ポイントでないサイトでも、戦略は重要だったりしますので…。)
目を惹きやすい、パッと見の「イメージ」の良さそうな小説ばかりが選ばれるのでなく、もう一段~数段階「深い」選び方がされるようになれば、状況は変わってくるのでしょうが…
現状では、短期消滅型ポイントは、ただ単にその時その時の「バズり」を表す指標となってしまっている気がします(もっとも、今の時代、その「バズる能力」こそを求められているのかも分かりませんが…。とは言え、「バズり」が必ずしも望んだ効果(コスパ)に結びつくとは限らないのですが、それはまた別の話ですね…)。
ちなみに、戦略の有無&更新頻度の差で、どれくらいポイントに差が出るのか、実際に実験(「実験してやるぞ!」というほどちゃんとした実験ではなく、「あわよくば“実験”になればいいかな」くらいのフワッとしたやり方ですが…)してみたことがあります。
(本当は、「全く同じ内容の作品」かつ「全く同じ投稿サイト」でないと(なるべく同じ条件にそろえて検証しないと)、正確な比較にはならないのですが、それは利用規約にひっかかってしまうため、できません。)
24時間で消える短期消滅型ポイントのある某サイトに、最初は何の戦略も練らず、「あえて毎日投稿せず(←新作なので、ストックを溜めればある程度は毎日投稿できるにも関わらず…)」、「自分の自由に・好きなように」本編小説を投稿し、後でその小説の「スピンオフ」を「そのサイトの上位作品から“勉強”した戦略を使って」毎日投稿したのですが…
(とは言え、「ランキング上位者はこんなことしてるんじゃないか」という戦略を「全部」実行できたわけではありません。把握はできても、時間的・労力的な問題で出来なかった(日中仕事があると、どうしてもできないことも多々あります)戦略もいろいろあります。)
結果、何の戦略も立てなかった本編小説は初日569ptだったのに対し、できる限りの戦略をとったスピンオフ小説の方は初日2120ptとなりました。
(ちなみに累計ポイントは、本編が初投稿から7日間(計3回投稿)で1505pt、スピンオフが初投稿から7日間(計8回投稿)で7657pt。(ちなみに更新によるポイント加算が1回につき200pt(1日何回更新しても上限200pt)らしいので、そのポイント加算を引くと1作目905pt、2作目6257pt。))
2作目の小説は、1作目の小説の「スピンオフ」で「短編」にも関わらず(←「スピンオフ」であることは、作品紹介にもページ下部にも明記しています。)、このあからさまな差…。
しかも、現時点で本編が累計30627pt、スピンオフ(2作目)が累計33156ptという謎の「逆転現象」まで起きている有様です。
いかに「戦略」が大事か、お分かりいただけたでしょうか?
(ちなみにスピンオフが「7日間なのに8回投稿」なあたりも戦略です。1日に2回以上投稿しても、更新によるポイント加算は1回分しか付かないのですが、1日に「数話まとめて投稿」している方がいらっしゃったので真似てみました。←ストックが必要ですし、まとめて投稿した分、連載期間が短くなりますので、その辺りの見極めで、「初日だけ2回投稿」が限界でしたが…。)
ただ個人的には、もうほとんど戦略など立てずに「ポイントとかどうでもいいや」な感じで自由に活動してるんですけどね…。
(一度やっただけで「もうムリ、疲れた」となったのと、戦略の方にばかり頭が行って、小説のクオリティーが下がってしまいそうなのが嫌だからです。どうせ頭を使うなら「戦略に労力を割かなくても小説が評価を受けられる方法を考える」ことに使った方が、自分のためにも周りのためにもなるでしょうし…。→現状、思いついているのは「ランキングやポイントが全てじゃない(→実際、戦略次第で上下するようなものですし。)」ということや「ランキングやポイントに頼らない小説の探し方」を広く啓発するという、地味で地道な方法だけですけど…。他にも思いつけば、ゆるっと実行していくと思います。)
毎日投稿は、本気で本業や日常生活に支障が出る可能性があるので、無理はしない方が良いです。
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
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- 過激なものを書きたいなら、ガイドラインのチェックは必須
- 決して「過激なものを書くこと」を勧めているわけではないのですが…セクシーな内容の小説を書きたい、あるいは、過激なバトルやアクションが書きたいと思っている方は、実際、いらっしゃると思います。
そんな時、必ずチェックしなければならないのが、各小説投稿サイトさんの「ガイドライン」です。
個人の書く小説だからと言って、発表の場が公の目に触れるものである以上、どんなものでも投稿して良いということにはなりません。
また、投稿OKなものだったとしても、「R18」の表記を載せなければならない等、ルールが決まっていることもあります。
どんなものなら載せて良いのか、また「R18」や「R15」などの「レーティング」はどうなっているのか…まずは、各小説投稿サイトさんのガイドラインをチェックし、自分の書こうとしている小説がそれに該当するかどうか、よく確認してみてください。
ガイドラインは各サイトにより多少異なることがありますので、1つのサイトを調べたからと「他も同じだろう」と思い込まず、これから投稿しようと思っている小説投稿サイトさんのガイドラインを、必ずチェックしてください。
ちなみに、主な小説投稿サイトさんのレーティングに関するページは下記ブクマ集にまとめてあります。参考までにどうぞ。
(各小説投稿サイトさんの公式ページだけでなく、個人の方のレーティングに関する考察もブクマしてあります。)
<関連ページ(外部サイト):小説投稿サイトのレーティングに関するブックマーク集>
ただし…困ったことに、全ての小説投稿サイトさんが(分かりやすい場所に)ガイドラインを載せてくれているとは限りません。
また、内容も、「読む人によって解釈が変わってしまうのではないか?」というフワッとした文章で書かれていることも少なくありません。
しかし、サイトの運営さんに「不適切な小説」と判断されてしまえば、修正を要求されたり、削除されたりすることもあるようですので、注意は必要です。
ちなみに、各小説投稿サイトさんのガイドラインを読み比べたところ、性表現に関しては「ベリーズカフェ」さんのガイドラインが一番具体的で分かりやすいと思いました(個人的な感想です)。
さすがは「女性向け」に特化した小説投稿サイトさん、という感じです。
(その「ベリーズカフェ」さんのガイドラインページも、上記ブクマ集に入っています。)
- 周りの更新頻度(更新ペース)がどうなっているか
- 小説の更新ペースは、人それぞれだと思います。
速筆な人もいれば、遅筆な人もいますし、執筆環境により、小説にかけられる時間もまちまちです。
元々速筆で、小説を毎日投稿するのが苦ではないという方なら、何の問題も無いのですが…
そうでない場合、注意が必要です。
小説投稿サイトには、大概の場合「最近投稿された小説」や「最近更新された小説」を表示するスペースがあるのですが…
「更新ペースが速く、毎日投稿がザラ」な人ばかりの投稿小説サイトでは、分刻みでここに表示される小説が移り変わっていきます。
つまり「周りの更新ペースが速いのに、自分の更新ペースが遅い」状態だと、すぐに自分の小説が「埋もれてしまう」のです。
読者を獲得するためには、少しでも人目に留まることが重要です。
この「最近更新された小説」も、そんな大切な「露出」のひとつです。
(それと、検証はできていないのですが…「更新→読者がその小説を読む」ことにより、別の露出が増える可能性があります。たとえば「この小説を読んだ読者はこんな小説も読んでいます」というスペースなど。)
更新頻度が少ない作者は、ただでさえ毎日更新の作者に比べて、露出の回数が少なくなります(たとえば単純に考えて、週1更新なら、自分が週1回露出している間に、毎日更新の作者は週7回露出しているわけですから)。
そして、小説投稿サイトさんによっては、1回更新するごとにポイントがつき、そのポイント(+読者閲覧によって獲得したポイント)によりランキング順位が変わり…しかもそのポイントが24時間などの短期間で消滅してしまうサイトもあります。
こういったサイトで、毎日更新の作者と週1更新の作者が戦っていくのは、非常に困難なことと思われます。
(もちろん「ポイント数=小説のおもしろさ」ということではないのですが(特に短期消滅型ポイントは更新頻度によってもポイントが変わるわけですし…)、読者の中にはポイント数(そして、ポイントによって変わるランキング順位)だけで判断して読むのをやめてしまう方も一定数存在すると思われますので…。)
「周りがどんなペースだろうと、自分は自分のペースで行く!ポイントなんて気にしない!」とうい方なら、どんなサイトでもOKなのでしょうが…
そうでない場合、予め周囲の作者の更新ペースを「最近更新された小説」などで確認し、自分に合っていそうなサイトを選んでいった方が良いかと思います。
(ただし、更新ペースの遅いサイトは、その分、読者の訪問頻度も少ない場合があります。一長一短で難しいところですね…。)
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
複数ある小説投稿サイトの中で「どれ」を選ぶのか…
「知名度の高いサイトを選ぶ」「インセンティブ制度のあるサイトを選ぶ」等々、様々なポイントがあるかと思います。
しかし、1つ、決して忘れてはいけないポイントがあります。
それは「自分の小説(執筆スタイル/執筆ペース)に合ったサイトを選ぶ」ということです。
どんなに有名で集客力のある小説投稿サイトだったとしても、自分に合わず続けられないなら意味がありません。
今回はそんな「自分に合った小説投稿サイトを選ぶポイント」について、まとめていこうと思います。
長くなりそうなので、今回も分割してUPしていきたいと思います。
<他の記事はコチラ→小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ2/3>
また、管理人は現存する「全て」の小説投稿サイトさんのシステムを把握できているわけではありません。
(現時点で使ったことのないサイトさんもあるため。)
よって、記事内で一切触れない投稿サイトさんもあるかと思いますが、予めご了承ください。
ちなみに、現在世の中にどんな小説投稿サイトさんがあるのか、はてなブックマークに各サイトのTOPページをブクマして集めていますので、参考までにどうぞ。
↓
<関連ページ(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトTOPページ>
「知名度の高いサイトを選ぶ」「インセンティブ制度のあるサイトを選ぶ」等々、様々なポイントがあるかと思います。
しかし、1つ、決して忘れてはいけないポイントがあります。
それは「自分の小説(執筆スタイル/執筆ペース)に合ったサイトを選ぶ」ということです。
どんなに有名で集客力のある小説投稿サイトだったとしても、自分に合わず続けられないなら意味がありません。
今回はそんな「自分に合った小説投稿サイトを選ぶポイント」について、まとめていこうと思います。
長くなりそうなので、今回も分割してUPしていきたいと思います。
<他の記事はコチラ→小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ2/3>
また、管理人は現存する「全て」の小説投稿サイトさんのシステムを把握できているわけではありません。
(現時点で使ったことのないサイトさんもあるため。)
よって、記事内で一切触れない投稿サイトさんもあるかと思いますが、予めご了承ください。
ちなみに、現在世の中にどんな小説投稿サイトさんがあるのか、はてなブックマークに各サイトのTOPページをブクマして集めていますので、参考までにどうぞ。
↓
<関連ページ(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトTOPページ>
- 自分の書きたいジャンルの人気度
- 小説投稿サイトにより、「どんな小説が人気なのか」その傾向は違っています。
最近はどこも「ファンタジー」と「恋愛」の「2強状態」が出来上がってしまっていますが…
その中でも「ファンタジー寄り」なサイトと「恋愛寄り」なサイトという違いはありますし、同じジャンルでも「チート」「俺TUEEE」「まったり」「ざまぁ」「婚約破棄」など、人気の「要素」は異なっています。
当然のことながら、自分の「書きたいジャンル・書きたい要素」に、元々「人気が集まっている」サイトの方が、読者を集めやすいはずです。
ならば、その「傾向」をどうやって調べれば良いのか…?
答えは簡単。そのサイトの「人気ランキング(の上位作品の傾向)」を見れば良いのです。
(当たり前のことですが、全ジャンル・全作品を対象にした「総合ランキング」を見なければダメです。ジャンル別ランキングでは「どのジャンルが人気なのか」分かりませんし、「新着ランキング」だと、新作しか出てきませんので…。←サイトによってはデフォルトのランキングが新着ランキングになっているものもありますので、ご注意ください。)
書きたいジャンルが「ファンタジー」「恋愛」以外の場合には、その「書きたいジャンル」の上位作品が、総合(全体)ランキングでどのくらいの位置にあるのかを確認していただくと、「そのジャンルがそのサイトで“どの程度”読まれているのか」の参考になると思います。
(順位は作品自体の面白さによっても変わってくるかと思いますので、あくまで「参考」ですが…。)
この「人気作品の傾向」は、日々刻々と変わっていくものですので、考察記事などはアテにせず、自分の目で「今、この瞬間の」ランキングを確認することをオススメします。
また、そうやって「人気の傾向を把握したから」と言って連載を始めても、その連載の最中にも人気傾向が変動していく可能性はあります。
なので、後悔の無いように「自分の書きたいジャンル・要素が人気だから」というだけで即決せず、他のポイントも考えながら総合的に投稿サイトを選んでいった方が良いと思います。
- 感想機能がどうなっているか
- 物書きさんが筆を折る原因には「ネガティブなコメントを受け取ったから」というものもあります。
読者様からの感想は、必ずしも良いものばかりとは限りません。
心の繊細な方にとって、酷評・否定的意見が来るのは恐ろしいことでしょう。
そういう方には「感想を受け付けない」機能のある小説投稿サイトがオススメです(たとえば「小説家になろう」さんや「アルファポリス」さん、「エブリスタ」さんは、設定によって感想を受け付けるかどうか等を選べます)。
「感想」や「レビュー」「誤字報告」の仕組みは、小説投稿サイトによってまちまちです。
(たとえば「小説家になろう」さんは「感想」と「誤字報告」を、「エブリスタ」さんは、「感想、レビュー」「ページコメント」「誤字報告」をそれぞれ分けて「受け付けるか否か」を選ぶことができます。)
「嫌なコメントを公開しない」ことは選べても、感想の受付自体は拒否できないものもあります(現時点では「ツギクル」さんなどがこのタイプです)。
また「感想」と「誤字報告」がシステムとして分かれていない投稿サイトさんもあります(「アルファポリス」さんなど)。
こういうサイトさんでは、細かな誤字の報告も、全て感想欄に載っているのを見かけたことがあります。
(個人的には、感想は感想、誤字報告は誤字報告で分かれていた方が、「やった!感想がキター!」→「誤字報告だった…。ショボン…。」という「ぬか喜び→ガッカリ」が起こらなくて良い気がします。←でも、誤字報告も「感想」としてポイント計上されるとしたら(←下記「感想のメリット」参照)、その方が作者の利益になるから…という運営さんの判断なのでしょうか?一通りの「後チェック」で自分で誤字を拾って先に修正してしまうような人間には、どちらにせよ縁の無い話ですが…。)
何にせよ、自分のメンタルに合った小説投稿サイトを選び、安心して執筆ライフを楽しんだ方が、投稿は続けやすいでしょう。
ただし、感想を受け取ることには、メリットが存在する場合もあるので、注意が必要です。
たとえばアルファポリスさんなどでは、感想を受け取ることにより24hポイントが数百ポイント増えます(←他の方の考察記事からの情報です。検証はできていません)。
(ただし、考察記事によると、その感想によるポイントは1時間ほどで消滅してしまうらしいのですが…。←上記と同じ考察記事からの情報。)
<関連ページ1(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトの分析(様々な方の考察記事など、ブクマしています。)>
<関連ページ2(ブログ内記事):批判やネガティブ・コメントの受け止め方>
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
管理人・津籠睦月の各オリジナル小説の「メイキング(制作秘話的なもの)」を、少しずつnoteさんでまとめています。
(「こんなこと考えながら小説書いてます」という、ほぼ「そのまんま」なタイトルでまとめています。)
このブログで書いていることと、多少カブる部分もあるのですが…
大きな「違い」としては…このブログでは、なるべく他の方でも使いやすいような「一般的」なテクニックやメソッドをまとめているのですが、noteまとめの方は、管理人が自作品を書く上で実際に行ってきた「独自」の工夫や実験的手法を載せています。
このブログ(PC版)の備考欄をご覧いただくと分かるかと思いますが、日々の読書だけでああいうスペックに育ってしまう、ちょっと変人じみた作者の「独自工夫」ですので、かなりマニアックで、他の方には真似し難い・理解し難いものもあるかも知れません。
また、時にはただの「苦労話」で終わってしまうものもあるかも知れません…。
ただ、実際に小説を執筆した上での「メイキング」ですので、このブログに書いているような「一般的」なテクニック・メソッドより、より「具体的」で「濃い」話は多いと思います。
下に「もくじ」ページへのリンクを載せておきますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
↓
「こんなこと考えながら小説書いてます|もくじ」
(「こんなこと考えながら小説書いてます」という、ほぼ「そのまんま」なタイトルでまとめています。)
このブログで書いていることと、多少カブる部分もあるのですが…
大きな「違い」としては…このブログでは、なるべく他の方でも使いやすいような「一般的」なテクニックやメソッドをまとめているのですが、noteまとめの方は、管理人が自作品を書く上で実際に行ってきた「独自」の工夫や実験的手法を載せています。
このブログ(PC版)の備考欄をご覧いただくと分かるかと思いますが、日々の読書だけでああいうスペックに育ってしまう、ちょっと変人じみた作者の「独自工夫」ですので、かなりマニアックで、他の方には真似し難い・理解し難いものもあるかも知れません。
また、時にはただの「苦労話」で終わってしまうものもあるかも知れません…。
ただ、実際に小説を執筆した上での「メイキング」ですので、このブログに書いているような「一般的」なテクニック・メソッドより、より「具体的」で「濃い」話は多いと思います。
下に「もくじ」ページへのリンクを載せておきますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
↓
「こんなこと考えながら小説書いてます|もくじ」
今回は小説の「推敲」について、まとめていこうと思ったのですが…
いざ記事を書き始めようとした時に「いや、推敲以前に必要なものがあるぞ」「逆に、それを語れば“推敲の仕方”を語ったのと同じことになるんじゃないか?」ということに気づいたので、その「推敲をするよりも前に備えておくべきもの」について、まとめていこうと思います。
具体的なことは以下にまとめていますが、それが備わっているか・いないかで、推敲のレベル――ひいては小説のクオリティーが雲泥の差になると思われます。
既にこれが「出来ている」人もいるでしょうし、万人に通じるかどうかは分かりませんが、参考程度にご覧ください。
いざ記事を書き始めようとした時に「いや、推敲以前に必要なものがあるぞ」「逆に、それを語れば“推敲の仕方”を語ったのと同じことになるんじゃないか?」ということに気づいたので、その「推敲をするよりも前に備えておくべきもの」について、まとめていこうと思います。
具体的なことは以下にまとめていますが、それが備わっているか・いないかで、推敲のレベル――ひいては小説のクオリティーが雲泥の差になると思われます。
既にこれが「出来ている」人もいるでしょうし、万人に通じるかどうかは分かりませんが、参考程度にご覧ください。
- 自分の作品にダメ出しできるメンタル
- 自分の欠点やダメな部分を指摘されるのは、誰にとっても嫌なものでしょう。
たとえそれが自分自身であっても、自分の作品のダメなところをいちいち探して「何がダメなのか」を考えるのは、心がすり減る作業でしょう。
しかし、これを上手くこなすことが出来るようになれば、小説のクオリティーは飛躍的にUPするのです。
ならば、そんなメンタルを鍛えるためにはどうすれば良いのか…。
以前書いた「批判やネガティブ・コメントの受け止め方」とも若干共通することになりますが…
まずは「自分はまだ進化の途中なんだ」という意識を持つことです。
「今がダメ」でも「未来もダメ」とは限りません。
むしろ「未来の自分/未来の作品」をより良くするために、「今ダメな部分」を変えていくのです。
「今ダメな部分」は「改善すれば改善するだけレベルUPする部分」――すなわち「伸びしろ」です。
そんな「伸びしろ」が、探せば見つかるなんて、考えてみれば希望のある話ではないですか?
「今の自分」に簡単に満足してしまわずに、むしろ改善点を見つけ、「よし!自分はまだまだ伸びる!」という意識を持っていた方が、きっと物書きとして成長できるはずです。
- 自分の作品を「客観視」できる目
- いつも書いていることですが、人間は十人十色。
知識量も漢字能力も読解力も、個々人で違っています。
そして人は無意識のうちに「自分自身」を基準にし、「自分のモノサシ」で物事を判断しているものです。
たとえば、作者が当たり前のように「前提」とし、特に説明も何も入れていない知識――その知識を持たない読者が読めば、意味が分からないことでしょう。
たとえば、作者が何の意識もせずに使っている漢字――ルビが無ければ読めない人もいることでしょう。
また、作者は物語の設定を最初から熟知し、理解しているわけですが、読者はその設定を「小説の中で読んで初めて知る」わけです。
人間というものは、無意識のうちに「他人も自分と同じ知識を共有している」気になって、うっかり説明を「はしょって」しまったり、必要な情報を書き洩らしてしまいがちです。
しかし、書かれてもいない設定を、読者が理解できるはずもありません。
そうやって読者を「置き去り」にしないためには、自分の作品を「自分以外の他の人間が読んでも、ちゃんと分かるかな?おもしろいかな?」と客観的に見つめる能力を磨くことです。
とは言え、既に持っている知識や能力を失くすことはできませんし、自分という人格を失くして他人になりきることもできません。
「主観」を消し切れない以上、完璧な「客観視」など不可能に近いことでしょう。
しかし、「自分はこう思って書いているけど、他人は違う風に読み取るかも知れない」と疑問を持ってみるだけでも、違ってくるはずです。
- 「おもしろさ」に対して貪欲になる
- 小説は自分の書きたいシーンや、自分の得意なものだけで構成されているわけではありません。
書くのが難しいシーン、面倒くさい説明、不得意な分野のことなどは、ついつい避けてしまったり、誤魔化してしまったりすることもあることでしょう。
しかし、そんな風に妥協してしまった部分の中には「ちゃんと書けば、もっと小説が面白くなる」ものもあるはずです。
「難しいから」「自分には無理」と諦めてしまわず、貪欲に「より面白いシーン」「より良い文章」を求めることで、小説のクオリティーも執筆力も上がります。
…ただ、実際に能力が足りていないのに、無理に難しいことをやり過ぎると、その分「完成度」が落ちてしまうことがあるので、その辺りのバランスを考えるのが難しいのですが…。
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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
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