管理人がどうやってオンライン小説サイトを作っていったのか、その実体験によるノウハウや悪戦苦闘の日々をつづるWEB小説制作日記ブログです。
ちょっと変わった独自システム付きのネット小説サイトを運営しています。
小説投稿サイトには、様々な「数値」が表示されています。
ポイント、ブックマーク数、お気に入り数、ランキング順位etc…。
ネット小説書きさんの中には、この数値の上がり下がりに一喜一憂していらっしゃる方も多いかと思いますが…
しかし、この数値…「どこまで信頼できるものなのか」考えてみたことがありますか?
これらの数値が「どうやって計算されているのか」「数値に表れていないものがあるのではないか」考えてみたことがありますか?
そこに目を向けずに「数値が全然上がらないから、自分の小説はダメなんだ…」と思い悩むのは、人生の損です。
「数字は嘘をつかない」と言いますが、人間はその数字を簡単に読み誤るものです。
数字に踊らされて精神を疲弊させないように、数値の「からくり」にちゃんと目を向けていきましょう。
…とは言え、各小説のポイントがどう計算されているかは、明らかにしているサイトさんもあれば、していないサイトさんもありますので、かなり読みづらいものではあるのですが…
とりあえず「少し考えれば分かることだけど、意外と気づいていない人も多いかも知れない」ことを、いくつか下にまとめておきます。
(どんなシステムも、メリットもあればデメリットもあります。ここでは記事のテーマ上、デメリットを挙げていることが多いですが、各サイトさんのシステムを批判・非難しているわけではありませんので、ご了承ください。)
長くなりそうですので、今回も記事を分割していきます。
ポイント、ブックマーク数、お気に入り数、ランキング順位etc…。
ネット小説書きさんの中には、この数値の上がり下がりに一喜一憂していらっしゃる方も多いかと思いますが…
しかし、この数値…「どこまで信頼できるものなのか」考えてみたことがありますか?
これらの数値が「どうやって計算されているのか」「数値に表れていないものがあるのではないか」考えてみたことがありますか?
そこに目を向けずに「数値が全然上がらないから、自分の小説はダメなんだ…」と思い悩むのは、人生の損です。
「数字は嘘をつかない」と言いますが、人間はその数字を簡単に読み誤るものです。
数字に踊らされて精神を疲弊させないように、数値の「からくり」にちゃんと目を向けていきましょう。
…とは言え、各小説のポイントがどう計算されているかは、明らかにしているサイトさんもあれば、していないサイトさんもありますので、かなり読みづらいものではあるのですが…
とりあえず「少し考えれば分かることだけど、意外と気づいていない人も多いかも知れない」ことを、いくつか下にまとめておきます。
(どんなシステムも、メリットもあればデメリットもあります。ここでは記事のテーマ上、デメリットを挙げていることが多いですが、各サイトさんのシステムを批判・非難しているわけではありませんので、ご了承ください。)
長くなりそうですので、今回も記事を分割していきます。
- PVはページ数が多い方が有利
- その小説がどれだけ読まれたかを「PV」という形で数値化しているサイトは結構あります。
PVとは「ページビュー」のことで、その小説のページが合計で何回表示されたかを表しているわけですが…
皆様、まさかとは思いますが…総ページ数が1ページの短編と、総ページ数が100ページの長編を単純にPVだけで比較していたりはしませんよね?
総ページ数が1ページしかない短編を、100人の読者が(1回ずつ)読んだとしても、PVは100にしかなりません。
しかし、総ページ数が100ページの長編を、100人の読者が最初から最後まで(1回ずつ)読んだなら、PVは100×100=10000なのです。
もちろん、総ページ数が100pの長編でも、最後まで読んでもらえるとは限りませんので、単純に「×100」とはいかないでしょう。
しかし、読者の数が同じなら、ページ数の多い小説の方がPVで有利なことは確かでしょう。
そしてPVで単純比較してしまった場合、「クオリティーが高いにも関わらず、ページ数が少なくてPVが上がりにくい小説」は埋もれてしまう可能性が高いということなのです。
ちなみに、「1ページあたりの文字数の上限」は存在しますが、下限は(おそらく)決まっていないため(←さすがに0文字ではページ作成できないでしょうが…。)、8000字の小説を2000字×4pの小説にするか、1000字×8pの小説にするかは、書き手の自由です。
最近の傾向を見ていると、1ページあたりの文字数が少ない小説が増えている気がしますが…。
- アクセス数は満足度を伝えない
- PVが小説のページ数により有利・不利になってしまうなら、ユニークアクセス数(何人の読者がその小説ページを訪れたか)を見ればいいではないか、と思われる方もいるでしょう。
しかし、このユニークアクセスにも落とし穴があります。
それは、ユニークアクセス数からは「満足度」が計れない、ということです。
その小説を「おもしろい」と思って最後まで読んでも、「つまらない」と思って最初の数ページで切ってしまっても、1アクセスは1アクセスです。
話題性のある小説、奇抜な設定の小説、タイトルや「あらすじ」がキャッチ―な小説は、たくさんのアクセスを集めやすい傾向にあります。
また、戦略によって人を集められる作者もいます。
<関連記事:小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ3~>
しかし、集まった読者の全てが、その作品を「おもしろい」と感じるわけではありません。
しかし、おもしろくないと感じた読者のアクセスも含めて、単純に「集まった人の数」が、ユニークアクセスには表れてしまうのです。
そして逆に言えば、どれほど満足度の高い小説であったとしても、集客力が低ければ、その小説は埋もれてしまうということです。
ビジネスの世界でも言えることですが…良い商品を作ったとしても、営業力や会社の知名度、あるいは強力過ぎるライバル企業のせいで「売れない」ことは多々あります。
あるいは「同じ商品なのに、パッケージやCMをリニューアルしただけで売れた」という話もよくあります。
「ものを売る=人を集める」ということは、それほどに難しく、商品や作品のクオリティーだけではどうにもならないことも多いのです。
- 「おもしろさ」は数値化できない
- PVもダメ、ユニークアクセスもダメなら何を見れば良いのか…と思われるでしょうが…
結論から言えば「小説の面白さをハッキリ表せる数値指標は存在しない」のです。
各サイトで出している数値は、「PVが多いなら、面白いということだろう」「ユニークアクセスが多いなら、クオリティーの高い小説なのだろう」という「推測」を元に数字を「切り取った」ものに過ぎないのです。
そこには取りこぼされる数字もあれば、入れるべきでないのに入ってしまう数字もあります。
各サイトの数値・ポイントは、あくまで「目安」でしかなく、面白さを保証するものでも何でもないのです。
しかし…困ったことに、人は数字に踊らされるものです。
数値が低いものよりは高いものに手を伸ばしがちですし、特に日本人は他者の意見(特に多数派の意見)に「合わせたがる」気質を持っています。
「数値が高いなら面白いのだろう」という「先入観」で作品を読んだ場合、実際に「おもしろいかも知れない」と、脳が錯覚を起こすこともあるのです。
(「数値が高いわりには、おもしろくない(期待していたほど面白くない)」と、評価を下げる(先入観が無かったら、そこそこ面白く読めていたものが、楽しめない)パターンもありますが。)
結果、数値の高い小説は、より人(数値)を集め、数値の低い小説には人が寄りつかない(数値が上がらない)という、両極端なスパイラルが起きている…というのが、現在多くの小説投稿サイトの抱える問題だと思います。
(あるいは、その「問題」にすら気づいていない方も多くいらっしゃるのかも知れませんが…。)
これを打破するには、読者の「意識」を変えていくしかないのですが…実際問題、それが一番難しいことだという気もしています…。
(もちろん、最初から数値など気にせず「自分にとっての最高の小説」を探し求める人は存在します。しかし、それが多数派ではない、という所が問題なんですよね…。)
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
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- 短期消滅型ポイントのサイトは向き・不向きが激しい
- 前の記事(自分に合ったサイトを選ぶ2)でも書きましたが、小説投稿サイトの中には、一定期間で消滅する「短期消滅型ポイント」が存在することがあります。
どれくらいで消滅するかも、サイトによるのですが(アルファポリスさんは一応24時間ということになっています(ただし、実際は1時間で消滅するものもある模様←他の方の考察から。)ツギクルさんは、24時間よりもっと短いスパンで消滅している模様です。)…
私見ですが、こういったサイトは「戦略を練るのが得意な方」かつ「メンタル・マネジメントの得意な方」そしてできれば「更新頻度の高い方」向けだと思っています。
この手の短期消滅型ポイントは、累計ポイントでは「古くからある人気小説」に敵うはずもない「新作」が注目を浴びる手段として、とても有効なものです。
ランキングもこの短期消滅型ポイントで集計されているなら、新作をUPしてすぐにランキング上位に入ることも夢ではありません。
しかしその一方で、ポイントを稼ぐのに、かなりの「戦略性」もしくは、相当な「強運」が必要となってきます。
(普通、「運」は操れませんので、今回の記事では「たまたま強運の持ち主で、偶然高ポイントを稼ぎまくって上手くいくパターン」は考えないことにします。)
ここで言う「戦略」とは「読者の目をいかに惹くか」です。
いかに「読者の目を惹けるタイトルや小説概要」を考えられるか、いかに「読者に好まれそうな要素・属性・ジャンル」の作品にできるか、いかに「読者を獲得しやすいタイミング」で小説を更新できるか、いかに「読者を逃さない」か…こういったことを考える能力です。
ポイントは短期で消滅していきますので、いかに「継続して・頻繁に」読者に訪問してもらえるかが勝負となります。
そのためには情報発信および小説自体の更新も、頻繁に行わなければなりません(なので、「更新頻度の高い方」向けなのです)。
他の投稿サイトさんでも、毎日更新が行われている小説は多いですが、短期消滅型ポイントのサイトさんでは、この「毎日更新」の必要性が、より高くなると思われます。
特にアルファポリスさんは、更新によってもポイントが付くため(そしてそれが24時間で消滅するため)、この「更新によるポイント加算」を切らさないためには、毎日更新が必須となるのです。
(現在のところ、ツギクルさんには「更新によるポイント加算」はありません。)
そしてこういうサイトさんでは、短期消滅型ポイントが前面に推され、累計や月間などの他のポイント表記が小さくなっているため、否応なしに短期消滅型ポイントばかりが目立ちます。
なので、短期消滅ポイントが少ないと、それだけで「おもしろくない」と判断され「小説を読みもせずに去って行く」読者の方もいるものと思われます。
(書籍化したような(過去には確実に人気のあった)作品も、しばらく更新が無かったりすると「ポイント2ケタ」だったりすることもあるので、こういうのは本当にタイミングで、小説の「クオリティー」を測る指標ではないと思うのですが…。)
また、こういった短期消滅ポイントには「ブースト」と呼ばれる現象がよく起こります。
新作UPや完結のタイミングでブワッとポイントが上がり、その後だんだん(もしくは一気に)下降していくのです。
このポイントの上がり下がりに一喜一憂して、精神を消耗させる物書きさんも結構いらっしゃるようですので、注意が必要です。
先に述べた通り、ポイントは戦略によっても上下します。
「戦略を練る能力=小説執筆能力」というわけではありませんので、「ポイントが低い=小説のクオリティーが低い」とは限らないわけですが…
ポイントがなかなか上がらないことで、自信を失くして筆を折ってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
こういったサイトで小説執筆を続けるために必要なのは「ポイントの上下に左右されないメンタル」そして、そんなメンタルを維持していく能力――メンタル・マネジメント力です。
個人的な考えを言うと、正直、こうやって「戦略によりポイントが増減する」というのは「どうなのか」という思いはあります。
どんなに作品自体のクオリティーが高くても、「人目を惹ける戦略」や「更新頻度」あるいは「強運」が無ければ、埋もれていく可能性が高いということですので…。
そして、そんな「戦略」の成否もまた「運」だったりしますので、どれほど綿密な戦略を練ったところで、それが無駄に終わる可能性はあります。
最初は戦略をバリバリやって成功していた方も、思うようにポイントが取れなくなったり、あるいは戦略を練り続けることに疲れてしまえば、だんだんと投稿自体が嫌になっていってしまうのではないかと思います。
(一時はとてつもないポイントを稼いでいた方が、書籍化したりランキングトップを獲った途端にどんどんランクダウンして更新も滞ってしまうのは、そんな「燃えつき症候群」なのではないかと、勝手に推測しています。もちろん、人にもよるでしょうが…。)
もっとも、これは短期消滅型ポイントが悪い云々ではなく、むしろ読者の方々の「傾向」の問題だと思われますが…
(短期消滅型ポイントでないサイトでも、戦略は重要だったりしますので…。)
目を惹きやすい、パッと見の「イメージ」の良さそうな小説ばかりが選ばれるのでなく、もう一段~数段階「深い」選び方がされるようになれば、状況は変わってくるのでしょうが…
現状では、短期消滅型ポイントは、ただ単にその時その時の「バズり」を表す指標となってしまっている気がします(もっとも、今の時代、その「バズる能力」こそを求められているのかも分かりませんが…。とは言え、「バズり」が必ずしも望んだ効果(コスパ)に結びつくとは限らないのですが、それはまた別の話ですね…)。
ちなみに、戦略の有無&更新頻度の差で、どれくらいポイントに差が出るのか、実際に実験(「実験してやるぞ!」というほどちゃんとした実験ではなく、「あわよくば“実験”になればいいかな」くらいのフワッとしたやり方ですが…)してみたことがあります。
(本当は、「全く同じ内容の作品」かつ「全く同じ投稿サイト」でないと(なるべく同じ条件にそろえて検証しないと)、正確な比較にはならないのですが、それは利用規約にひっかかってしまうため、できません。)
24時間で消える短期消滅型ポイントのある某サイトに、最初は何の戦略も練らず、「あえて毎日投稿せず(←新作なので、ストックを溜めればある程度は毎日投稿できるにも関わらず…)」、「自分の自由に・好きなように」本編小説を投稿し、後でその小説の「スピンオフ」を「そのサイトの上位作品から“勉強”した戦略を使って」毎日投稿したのですが…
(とは言え、「ランキング上位者はこんなことしてるんじゃないか」という戦略を「全部」実行できたわけではありません。把握はできても、時間的・労力的な問題で出来なかった(日中仕事があると、どうしてもできないことも多々あります)戦略もいろいろあります。)
結果、何の戦略も立てなかった本編小説は初日569ptだったのに対し、できる限りの戦略をとったスピンオフ小説の方は初日2120ptとなりました。
(ちなみに累計ポイントは、本編が初投稿から7日間(計3回投稿)で1505pt、スピンオフが初投稿から7日間(計8回投稿)で7657pt。(ちなみに更新によるポイント加算が1回につき200pt(1日何回更新しても上限200pt)らしいので、そのポイント加算を引くと1作目905pt、2作目6257pt。))
2作目の小説は、1作目の小説の「スピンオフ」で「短編」にも関わらず(←「スピンオフ」であることは、作品紹介にもページ下部にも明記しています。)、このあからさまな差…。
しかも、現時点で本編が累計30627pt、スピンオフ(2作目)が累計33156ptという謎の「逆転現象」まで起きている有様です。
いかに「戦略」が大事か、お分かりいただけたでしょうか?
(ちなみにスピンオフが「7日間なのに8回投稿」なあたりも戦略です。1日に2回以上投稿しても、更新によるポイント加算は1回分しか付かないのですが、1日に「数話まとめて投稿」している方がいらっしゃったので真似てみました。←ストックが必要ですし、まとめて投稿した分、連載期間が短くなりますので、その辺りの見極めで、「初日だけ2回投稿」が限界でしたが…。)
ただ個人的には、もうほとんど戦略など立てずに「ポイントとかどうでもいいや」な感じで自由に活動してるんですけどね…。
(一度やっただけで「もうムリ、疲れた」となったのと、戦略の方にばかり頭が行って、小説のクオリティーが下がってしまいそうなのが嫌だからです。どうせ頭を使うなら「戦略に労力を割かなくても小説が評価を受けられる方法を考える」ことに使った方が、自分のためにも周りのためにもなるでしょうし…。→現状、思いついているのは「ランキングやポイントが全てじゃない(→実際、戦略次第で上下するようなものですし。)」ということや「ランキングやポイントに頼らない小説の探し方」を広く啓発するという、地味で地道な方法だけですけど…。他にも思いつけば、ゆるっと実行していくと思います。)
毎日投稿は、本気で本業や日常生活に支障が出る可能性があるので、無理はしない方が良いです。
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
- 過激なものを書きたいなら、ガイドラインのチェックは必須
- 決して「過激なものを書くこと」を勧めているわけではないのですが…セクシーな内容の小説を書きたい、あるいは、過激なバトルやアクションが書きたいと思っている方は、実際、いらっしゃると思います。
そんな時、必ずチェックしなければならないのが、各小説投稿サイトさんの「ガイドライン」です。
個人の書く小説だからと言って、発表の場が公の目に触れるものである以上、どんなものでも投稿して良いということにはなりません。
また、投稿OKなものだったとしても、「R18」の表記を載せなければならない等、ルールが決まっていることもあります。
どんなものなら載せて良いのか、また「R18」や「R15」などの「レーティング」はどうなっているのか…まずは、各小説投稿サイトさんのガイドラインをチェックし、自分の書こうとしている小説がそれに該当するかどうか、よく確認してみてください。
ガイドラインは各サイトにより多少異なることがありますので、1つのサイトを調べたからと「他も同じだろう」と思い込まず、これから投稿しようと思っている小説投稿サイトさんのガイドラインを、必ずチェックしてください。
ちなみに、主な小説投稿サイトさんのレーティングに関するページは下記ブクマ集にまとめてあります。参考までにどうぞ。
(各小説投稿サイトさんの公式ページだけでなく、個人の方のレーティングに関する考察もブクマしてあります。)
<関連ページ(外部サイト):小説投稿サイトのレーティングに関するブックマーク集>
ただし…困ったことに、全ての小説投稿サイトさんが(分かりやすい場所に)ガイドラインを載せてくれているとは限りません。
また、内容も、「読む人によって解釈が変わってしまうのではないか?」というフワッとした文章で書かれていることも少なくありません。
しかし、サイトの運営さんに「不適切な小説」と判断されてしまえば、修正を要求されたり、削除されたりすることもあるようですので、注意は必要です。
ちなみに、各小説投稿サイトさんのガイドラインを読み比べたところ、性表現に関しては「ベリーズカフェ」さんのガイドラインが一番具体的で分かりやすいと思いました(個人的な感想です)。
さすがは「女性向け」に特化した小説投稿サイトさん、という感じです。
(その「ベリーズカフェ」さんのガイドラインページも、上記ブクマ集に入っています。)
- 周りの更新頻度(更新ペース)がどうなっているか
- 小説の更新ペースは、人それぞれだと思います。
速筆な人もいれば、遅筆な人もいますし、執筆環境により、小説にかけられる時間もまちまちです。
元々速筆で、小説を毎日投稿するのが苦ではないという方なら、何の問題も無いのですが…
そうでない場合、注意が必要です。
小説投稿サイトには、大概の場合「最近投稿された小説」や「最近更新された小説」を表示するスペースがあるのですが…
「更新ペースが速く、毎日投稿がザラ」な人ばかりの投稿小説サイトでは、分刻みでここに表示される小説が移り変わっていきます。
つまり「周りの更新ペースが速いのに、自分の更新ペースが遅い」状態だと、すぐに自分の小説が「埋もれてしまう」のです。
読者を獲得するためには、少しでも人目に留まることが重要です。
この「最近更新された小説」も、そんな大切な「露出」のひとつです。
(それと、検証はできていないのですが…「更新→読者がその小説を読む」ことにより、別の露出が増える可能性があります。たとえば「この小説を読んだ読者はこんな小説も読んでいます」というスペースなど。)
更新頻度が少ない作者は、ただでさえ毎日更新の作者に比べて、露出の回数が少なくなります(たとえば単純に考えて、週1更新なら、自分が週1回露出している間に、毎日更新の作者は週7回露出しているわけですから)。
そして、小説投稿サイトさんによっては、1回更新するごとにポイントがつき、そのポイント(+読者閲覧によって獲得したポイント)によりランキング順位が変わり…しかもそのポイントが24時間などの短期間で消滅してしまうサイトもあります。
こういったサイトで、毎日更新の作者と週1更新の作者が戦っていくのは、非常に困難なことと思われます。
(もちろん「ポイント数=小説のおもしろさ」ということではないのですが(特に短期消滅型ポイントは更新頻度によってもポイントが変わるわけですし…)、読者の中にはポイント数(そして、ポイントによって変わるランキング順位)だけで判断して読むのをやめてしまう方も一定数存在すると思われますので…。)
「周りがどんなペースだろうと、自分は自分のペースで行く!ポイントなんて気にしない!」とうい方なら、どんなサイトでもOKなのでしょうが…
そうでない場合、予め周囲の作者の更新ペースを「最近更新された小説」などで確認し、自分に合っていそうなサイトを選んでいった方が良いかと思います。
(ただし、更新ペースの遅いサイトは、その分、読者の訪問頻度も少ない場合があります。一長一短で難しいところですね…。)
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
複数ある小説投稿サイトの中で「どれ」を選ぶのか…
「知名度の高いサイトを選ぶ」「インセンティブ制度のあるサイトを選ぶ」等々、様々なポイントがあるかと思います。
しかし、1つ、決して忘れてはいけないポイントがあります。
それは「自分の小説(執筆スタイル/執筆ペース)に合ったサイトを選ぶ」ということです。
どんなに有名で集客力のある小説投稿サイトだったとしても、自分に合わず続けられないなら意味がありません。
今回はそんな「自分に合った小説投稿サイトを選ぶポイント」について、まとめていこうと思います。
長くなりそうなので、今回も分割してUPしていきたいと思います。
<他の記事はコチラ→小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ2/3>
また、管理人は現存する「全て」の小説投稿サイトさんのシステムを把握できているわけではありません。
(現時点で使ったことのないサイトさんもあるため。)
よって、記事内で一切触れない投稿サイトさんもあるかと思いますが、予めご了承ください。
ちなみに、現在世の中にどんな小説投稿サイトさんがあるのか、はてなブックマークに各サイトのTOPページをブクマして集めていますので、参考までにどうぞ。
↓
<関連ページ(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトTOPページ>
「知名度の高いサイトを選ぶ」「インセンティブ制度のあるサイトを選ぶ」等々、様々なポイントがあるかと思います。
しかし、1つ、決して忘れてはいけないポイントがあります。
それは「自分の小説(執筆スタイル/執筆ペース)に合ったサイトを選ぶ」ということです。
どんなに有名で集客力のある小説投稿サイトだったとしても、自分に合わず続けられないなら意味がありません。
今回はそんな「自分に合った小説投稿サイトを選ぶポイント」について、まとめていこうと思います。
長くなりそうなので、今回も分割してUPしていきたいと思います。
<他の記事はコチラ→小説投稿サイトの選び方~自分に合ったサイトを選ぶ2/3>
また、管理人は現存する「全て」の小説投稿サイトさんのシステムを把握できているわけではありません。
(現時点で使ったことのないサイトさんもあるため。)
よって、記事内で一切触れない投稿サイトさんもあるかと思いますが、予めご了承ください。
ちなみに、現在世の中にどんな小説投稿サイトさんがあるのか、はてなブックマークに各サイトのTOPページをブクマして集めていますので、参考までにどうぞ。
↓
<関連ページ(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトTOPページ>
- 自分の書きたいジャンルの人気度
- 小説投稿サイトにより、「どんな小説が人気なのか」その傾向は違っています。
最近はどこも「ファンタジー」と「恋愛」の「2強状態」が出来上がってしまっていますが…
その中でも「ファンタジー寄り」なサイトと「恋愛寄り」なサイトという違いはありますし、同じジャンルでも「チート」「俺TUEEE」「まったり」「ざまぁ」「婚約破棄」など、人気の「要素」は異なっています。
当然のことながら、自分の「書きたいジャンル・書きたい要素」に、元々「人気が集まっている」サイトの方が、読者を集めやすいはずです。
ならば、その「傾向」をどうやって調べれば良いのか…?
答えは簡単。そのサイトの「人気ランキング(の上位作品の傾向)」を見れば良いのです。
(当たり前のことですが、全ジャンル・全作品を対象にした「総合ランキング」を見なければダメです。ジャンル別ランキングでは「どのジャンルが人気なのか」分かりませんし、「新着ランキング」だと、新作しか出てきませんので…。←サイトによってはデフォルトのランキングが新着ランキングになっているものもありますので、ご注意ください。)
書きたいジャンルが「ファンタジー」「恋愛」以外の場合には、その「書きたいジャンル」の上位作品が、総合(全体)ランキングでどのくらいの位置にあるのかを確認していただくと、「そのジャンルがそのサイトで“どの程度”読まれているのか」の参考になると思います。
(順位は作品自体の面白さによっても変わってくるかと思いますので、あくまで「参考」ですが…。)
この「人気作品の傾向」は、日々刻々と変わっていくものですので、考察記事などはアテにせず、自分の目で「今、この瞬間の」ランキングを確認することをオススメします。
また、そうやって「人気の傾向を把握したから」と言って連載を始めても、その連載の最中にも人気傾向が変動していく可能性はあります。
なので、後悔の無いように「自分の書きたいジャンル・要素が人気だから」というだけで即決せず、他のポイントも考えながら総合的に投稿サイトを選んでいった方が良いと思います。
- 感想機能がどうなっているか
- 物書きさんが筆を折る原因には「ネガティブなコメントを受け取ったから」というものもあります。
読者様からの感想は、必ずしも良いものばかりとは限りません。
心の繊細な方にとって、酷評・否定的意見が来るのは恐ろしいことでしょう。
そういう方には「感想を受け付けない」機能のある小説投稿サイトがオススメです(たとえば「小説家になろう」さんや「アルファポリス」さん、「エブリスタ」さんは、設定によって感想を受け付けるかどうか等を選べます)。
「感想」や「レビュー」「誤字報告」の仕組みは、小説投稿サイトによってまちまちです。
(たとえば「小説家になろう」さんは「感想」と「誤字報告」を、「エブリスタ」さんは、「感想、レビュー」「ページコメント」「誤字報告」をそれぞれ分けて「受け付けるか否か」を選ぶことができます。)
「嫌なコメントを公開しない」ことは選べても、感想の受付自体は拒否できないものもあります(現時点では「ツギクル」さんなどがこのタイプです)。
また「感想」と「誤字報告」がシステムとして分かれていない投稿サイトさんもあります(「アルファポリス」さんなど)。
こういうサイトさんでは、細かな誤字の報告も、全て感想欄に載っているのを見かけたことがあります。
(個人的には、感想は感想、誤字報告は誤字報告で分かれていた方が、「やった!感想がキター!」→「誤字報告だった…。ショボン…。」という「ぬか喜び→ガッカリ」が起こらなくて良い気がします。←でも、誤字報告も「感想」としてポイント計上されるとしたら(←下記「感想のメリット」参照)、その方が作者の利益になるから…という運営さんの判断なのでしょうか?一通りの「後チェック」で自分で誤字を拾って先に修正してしまうような人間には、どちらにせよ縁の無い話ですが…。)
何にせよ、自分のメンタルに合った小説投稿サイトを選び、安心して執筆ライフを楽しんだ方が、投稿は続けやすいでしょう。
ただし、感想を受け取ることには、メリットが存在する場合もあるので、注意が必要です。
たとえばアルファポリスさんなどでは、感想を受け取ることにより24hポイントが数百ポイント増えます(←他の方の考察記事からの情報です。検証はできていません)。
(ただし、考察記事によると、その感想によるポイントは1時間ほどで消滅してしまうらしいのですが…。←上記と同じ考察記事からの情報。)
<関連ページ1(別サイト):ブクマ集|小説投稿サイトの分析(様々な方の考察記事など、ブクマしています。)>
<関連ページ2(ブログ内記事):批判やネガティブ・コメントの受け止め方>
<過去記事一覧(サイトマップ)はコチラ>
管理人・津籠睦月の各オリジナル小説の「メイキング(制作秘話的なもの)」を、少しずつnoteさんでまとめています。
(「こんなこと考えながら小説書いてます」という、ほぼ「そのまんま」なタイトルでまとめています。)
このブログで書いていることと、多少カブる部分もあるのですが…
大きな「違い」としては…このブログでは、なるべく他の方でも使いやすいような「一般的」なテクニックやメソッドをまとめているのですが、noteまとめの方は、管理人が自作品を書く上で実際に行ってきた「独自」の工夫や実験的手法を載せています。
このブログ(PC版)の備考欄をご覧いただくと分かるかと思いますが、日々の読書だけでああいうスペックに育ってしまう、ちょっと変人じみた作者の「独自工夫」ですので、かなりマニアックで、他の方には真似し難い・理解し難いものもあるかも知れません。
また、時にはただの「苦労話」で終わってしまうものもあるかも知れません…。
ただ、実際に小説を執筆した上での「メイキング」ですので、このブログに書いているような「一般的」なテクニック・メソッドより、より「具体的」で「濃い」話は多いと思います。
下に「もくじ」ページへのリンクを載せておきますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
↓
「こんなこと考えながら小説書いてます|もくじ」

(「こんなこと考えながら小説書いてます」という、ほぼ「そのまんま」なタイトルでまとめています。)
このブログで書いていることと、多少カブる部分もあるのですが…
大きな「違い」としては…このブログでは、なるべく他の方でも使いやすいような「一般的」なテクニックやメソッドをまとめているのですが、noteまとめの方は、管理人が自作品を書く上で実際に行ってきた「独自」の工夫や実験的手法を載せています。
このブログ(PC版)の備考欄をご覧いただくと分かるかと思いますが、日々の読書だけでああいうスペックに育ってしまう、ちょっと変人じみた作者の「独自工夫」ですので、かなりマニアックで、他の方には真似し難い・理解し難いものもあるかも知れません。
また、時にはただの「苦労話」で終わってしまうものもあるかも知れません…。
ただ、実際に小説を執筆した上での「メイキング」ですので、このブログに書いているような「一般的」なテクニック・メソッドより、より「具体的」で「濃い」話は多いと思います。
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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
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各種WEBサービス公式リスト
サーバーダウン等だとTwitterにしか情報が上がっていないこともある…という教訓から、目ぼしい(というか自分の使っている) #Webサービス の #公式アカウント をリスト化しました。
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
(一覧は「メンバー」から見られます)#小説投稿サイト #ブログサービス #まとめリストhttps://t.co/aiPkZXNSSk
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下部のURL( twitter.com/i/… )をクリック(タップ)でリストが表示されます。
webサービス不具合情報
⚡️ "各種Webサービス不具合・変更情報etc"
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) July 5, 2020
各種Webサービスの不具合やサービス変更・終了関連の情報を放り込んでいくモーメント(Tweetまとめ)です。 気づいたものしか入れていません。#webサービス #不具合 #情報 #サーバーダウン #サービス終了 #変更https://t.co/vFVOFFIsZM
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小説サイト「言ノ葉ノ森」関連Tweetまとめ
?? "小説サイト「言ノ葉ノ森」の軌跡"#自作サイト #サイト制作 #小説サイト #webデザイン #ウェブ小説https://t.co/0jKvWBOnW7
— 津籠 睦月【つごもり むつき(※HN)】 (@mutsukitsugomor) June 11, 2020
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